減少傾向の2時間サスペンス それでも主婦層に支えられ…

減少傾向の2時間サスペンス それでも主婦層に支えられ…

減少傾向の2時間サスペンス それでも主婦層に支えられ…

(36clicks/iStock/Thinkstock)

一時期は各局がそれぞれに、枠を持つほど繁栄していた2時間サスペンス。しかしその枠は減少し続け、ひとつのドラマにかける予算も少なくなっているという。

ファンにとっては、寂しい限りである。

■2時間サスペンスが好きな人は約4割

しらべぇ編集部では、全国20〜60代のテレビをよく観る男女837名に「サスペンスについて」の調査を実施。

「2時間サスペンスが好きなほうだ」と答えた人は、全体で37.9%であった。

「そういえば、最近、やってるのを観ない」(30代・男性)

全盛期であれば、もっと割合が高かったのかもしれない。

■30代から50代女性に根強いファンが

2時間サスペンスを支えているのは、30代から50代の女性のようだ。

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同じ世代でも、男性はあまり2時間ドラマを支持していない。

「いつもワンパターンだから、観てて飽きてくる」(40代・男性)

これに対して、ファンからは反論が。

「シリーズものなんていつも同じ展開だけど、時代劇のような『愛すべきマンネリズム』だと思う。2時間サスペンスに、凝った展開を求めている人はきっと少ない」(30代・女性)

■再放送は専業主婦(夫)の楽しみ

2時間サスペンスのファンは、専業主婦(夫)に多い傾向がある。

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性年代別の結果と合わせても、この結果は納得がいく。これは、再放送をする時間帯が大きく影響をしている。

「平日のお昼過ぎに2時間サスペンスの再放送をよくしているので、ついつい観てしまう。連続ドラマの再放送は毎回観ないとストーリーがわからなくなるし。2時間で完結するのがお手頃で好き」(30代・女性)

家事をしながらでも何気なく観られる気軽さが、専業主婦(夫)を引きつけるようだ。

■「殺人事件に遭遇しすぎ」のつっこみも

2時間サスペンスならではお決まりが、現実的でないとの声もある。

「崖でしゃべっているのを聞いてないで、回り込んで捕まえたらいいのに」(30代・女性)

「あり得ないことが多すぎる。シリーズものの主人公は、コナンと同じで殺人に遭遇しすぎだし。『死神』と呼ばれて、仕事にも影響が出るレベル」(40代・男性)

2時間サスペンスがそれほど好きではない人でも、どのようなものかは知っている人が多い。しかし積極的に観るような人が少ないのが、サスペンスが減少した原因なのかもしれない。

・合わせて読みたい→サスペンスの醍醐味は「犯人予想」 マニアをうならせる難問も

(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年7月14日〜2017年7月17日
対象:全国20〜60代のテレビをよく観る男女837名 (有効回答数)

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