社交辞令は大人のたしなみ? 「今、日程決めましょう」言う人も

社交辞令は大人のたしなみ? 「今、日程決めましょう」言う人も

社交辞令は大人のたしなみ? 「今、日程決めましょう」言う人も

(szeyuen/iStock/Thinkstock)

「近いうちに一緒に、遊びに行きましょうよ」「そうしましょう!」そんな会話は繰り返されるが、いつまでも訪れない“近いうち”…。

「お噂は聞いていますよ。ご活躍のようで」「いつも素敵ですね」など、何を褒めているのか微妙な言葉も。

大人には社交辞令やお世辞が、お天気の話題並みの頻度で口にされることがあるが、そうした社交辞令やお世辞を言う人は、どれくらいいるのだろうか?

しらべぇ編集部では、全国の20〜60代の男女1,357名を対象に「社交辞令やお世辞を言う」ことがどれくらいあるのか、6段階での意識調査を実施した。

■既婚女性は社交辞令が多め?

全体では「よくする」6.8%、「まあまあする」14.8%、「たまにする」40.0%で、「社交辞令やお世辞を割と言う」派は6割を超える61.6%。

一方、「あまりしない」20.2%、「ほとんどしない」7.6%、「しない」10.6%で「社交辞令やお世辞は言わない」派は38.4%となった。

大人になると世渡りのために、「社交辞令のひとつも言えないと」と考える人は少なくないのかも。

しかし、男女別に見ると
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「よくする」「まあまあする」「たまにする」の「社交辞令やお世辞を割と言う」派の割合は、男性56.3%に対し、女性は66.9%。男性との差は13ポイント以上で、7割に近い。

一歩間違うと、ややっこしいことになりがちな「女同士のつき合い」に、褒めや社交辞令は避けて通れないケースは多そう。

さらに未既婚で比較してみると
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既婚者が未婚の数値をほぼ9ポイント上回る。

守るべき家族がいると、立場を損なうことができなかったり、子供のために、厄介なママ友ともつき合わないといけなかったり、社交辞令を駆使する必要が高まるのか。

■誰も傷つかないし

実際に「社交辞令やお世辞をよく言う」人、「社交辞令やお世辞はイヤ」な人、両方に話を聞いた。

<社交辞令やお世辞をよく言う>

「自分に自信がないこともありますが、とにかく穏便に、感じよく振舞おうとするところがあります。その中で、社交辞令やお世辞を口にするのが、習い性になっているところがあるかも。

友達関係や仕事のつき合い、ママ友に義実家とのやり取り…上手く乗り切らないといけない場面で、社交辞令やお世辞は私にとっての“強い味方”です。心にもないことを言う後ろめたさが、ないわけじゃないけど、それで誰が傷つくわけでもないし」(40代・女性)

<社交辞令やお世辞はイヤ>

「そんな意味のない話をするなら、もっと相手のことを知ろうとしたり、自分のことを知ってもらう努力をしたりする方が、ポジティブじゃないですか? 昔は、そういうことを言っていたのですが、大人になってから逆に『要らないな』って。

よく『今度、飲みに行きましょう』とかって、社交辞令で言う人いますが、本当に一緒に飲みたいと思う相手の場合には、『いつ行きます? 今、日程を決めましょう』ってやりますよ。(笑)驚かれるけど、おもしろがられて、それで親しくなることも多いんです。社交辞令を辞めるメリットの方が、自分は多いと感じていますね」(30代・男性)

多くの人とコミュニケーションするのに、役に立つ面も多い社交辞令やお世辞。

でも、時には「本音だけ」で相手と向き合ってみると、思いがけず関係が深まることがあるのかも。

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日〜2017年6月5日
対象:全国20代〜60代の男女1357名(有効回答数)