「若者の海離れ」って本当?夏休みの一大イベントは海水浴の人も

「若者の海離れ」って本当?夏休みの一大イベントは海水浴の人も

「若者の海離れ」って本当?夏休みの一大イベントは海水浴の人も

(suntakafk/iStock/Thinkstock)

夏といえば、海! 海水浴を楽しみ、ビーチでスイカ割りや砂を掘って遊び、夜は花火も…。子供の頃、夏休みの一大イベントが、海への家族旅行という人も多かったはず。

しかし、日本財団「海と日本PROJECT」が行なった「海と日本」に関する調査によると、10代20代では「海に親しみを感じない」という人が4割という結果が出ており、「若者の海離れ」との声も出ている。

本当にそんな現象が、起きているのだろうか? しらべぇ編集部では、全国の20〜60代の男女1,343名を対象に「海が好き」か、意識調査を実施した。

■本当だけど…

全体では「大好き」13.7%と「まあまあ好き」47.3%で「海が好きな人」が61.0%、「あまり好きではない」26.9%と「嫌い」12.1%で「好きではない人」が39.0%と、『「海に親しみを感じない」という人が4割』という結果に近い。

男女別に見ると
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「大好き」「まあまあ好き」と回答した「海が好きな人」の割合は、男性が59.6%に対し、女性は62.4%とやや女性が上回った。

さらに性別・年代別では
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確かに20代だけが6割を切るが、半数以上が「海が好き」と回答。年代に比例して上昇傾向はあるが大きな差異はなく、30代〜60代も60%台で推移している。

一般的に「若者の○○離れ」は、娯楽が増えたことや価値観の多様化によって、「興味の対象が分散化しただけ」と指摘する声もあり、この緩やかな減少傾向もそうした範疇のうちと考えてよさそうだ。

■子供の頃の思い出が

実際に「海が大好き」という人に、話を聞いた。

「海なし県で育ったせいもありますが、憧れというか、特別な感じがしますね。子供の頃は毎年、親戚の複数家族で民宿を借り切って、泊りがけで海水浴に行くのが本当に楽しみでした。

普段は親戚で集まり、せっかく従兄たちと遊べても『子供たちは、あっちで遊んでらっしゃい』って、ちょっと邪魔者扱いじゃないですか。でも夏の海水浴の時は、子供たちの天下っていうか、大人が全力で子供と遊んでくれる感じもあったし。まあ飲んだくれてるだけの伯父さんも、いましたけどね。(笑)

今は親戚で一緒に旅行っていうのはないですし、子供はまだ赤ん坊なので、もう少し大きくなってからですが、海水浴には絶対に、連れてゆきたいと思っています」(30代・男性)

「泳ぐのは苦手だけど、海は大好きです。すごく混むので、最近はむしろ7月8月にはあまり行かないけど、潮干狩りとか海辺でBBQとか…あとは知人に船を持っている人がいるので、たまに乗せてもらいます。

湘南エリアなどは、普通に素敵なレストランが多いし、ちょっとした遠出とかドライブで行くのも楽しいですね。海水浴だけじゃなく、海に沈む夕日やボーっと波を眺めるとか、景色を見るだけでも“海っていいな”と思います」(30代・女性)

近年は海の家もおしゃれになり、海水浴の合間の休憩や食事だけでなく、空間を楽しむような店舗も増えている。

「水着を着るのは、ちょっと…」という人でも、夏気分を味わうために海に行ってみるのもいいかも。

・合わせて読みたい→小中学生の夏休みが最短10日間に短縮? マツコ驚愕「全然ゆとりじゃない」

(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ 参考/日本財団「海と日本PROJECT」)

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年7月14日〜2017年7月17日
対象:全国20代〜60代の男女1343名(有効回答数)

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