『カホコ』盛り上げるママのイラっと言動 過保護親へ世間の厳しい目も

『カホコ』盛り上げるママのイラっと言動 過保護親へ世間の厳しい目も

『カホコ』盛り上げるママのイラっと言動 過保護親へ世間の厳しい目も

(画像は黒木瞳公式Instagramのスクリーンショット)

2桁視聴率をキープし、毎週トレンドワード入りするほど盛り上がる『過保護のカホコ』(日本テレビ系)。

主演の高畑充希演じるカホコの愛らしさや、竹内涼真の麦野初の破壊力抜群なイケメンぶり、パパ(時任三郎)の毎度かわいそうな展開、ばあば(三田佳子)の神レベルの名言など、魅力的なキャラクターが多くの人を惹きつけている。

しかし、このドラマを盛り上げているのは、共感性の高いキャラクターばかりではない。

毎週のように視聴者をイラっとさせるママ――黒木瞳が演じる過保護ママの存在が、「カホコがんばれ!」「パパ負けるな!」という視聴者の心を一つにする原動力になっているのだ。

■「うちも」の声

初回放送時のタイムラインには、同ドラマを観て「うちも…」といったリアル・カホコたちのコメントが多く見られた。

しらべぇが行なった調査でも、「自分は過保護に育てられたと思う」と回答した人は28.3%。過保護に育った自覚のある人は、少なくないようだ。

ドラマ見てて、さすがにそこまで我が家は過保護じゃないぜ!って思ってたけど、泉ママとお母さんが同じことばっか言ってるから、実はやっぱりうちもめちゃめちゃ過保護なんだと認識した夜2017。#過保護のカホコ

— ぴろぇ (@piroe08sarla) August 17, 2017

うちもかなりカホコに近い育てられ方したんだけど、この前母にカホコ私たちに似てるよね、と言ったら「あなたはカホコにそっくり」とお母さん役については華麗にスルーされた。自覚ないんだなあ。。#過保護のカホコ

— 犬は正義 (@dogisjustice) August 14, 2017

カホコやカホコの家族を安易に笑えないんだよなぁ
うちもこういうとこあるからなぁ#過保護のカホコ

— saku (@saku67499304) August 13, 2017

カホコも麦野と出会い、過保護にされてきた環境から自立へ向けて成長しているが、そこで大きな壁になっているのが、過保護なママ。

何かにつけて「ママだったらこう思うな。そうでしょ? そうだよね?」と、カホコの思考を停止させるお決まりのセリフは、イラっとさせると共にかなり強烈。

■過保護な親に世間は

そんな過保護な親に対して、周りはどんな風に感じるのか。しらべぇ編集部では、全国の20〜60代の男女1,343名を対象に「過保護な親をどう思う」か、意識調査を実施。


「自分もそうだ」1.5%、「共感する」4.1%、「理解はできる」33.6%で、「過保護容認派」39.2%。

一方、「違和感がある」32.8%、「おかしいと思う」28.0%の「過保護な親にネガティブ」派は半数を超える60.8%で、やはり過保護は「良くない」と考える人が多いという結果に。

そんな「過保護な親にネガティブ」な人について、性別・年代別にチェックしてみると、
女性は年代のバラつきは少ないが、男性は年代が上がると共に、過保護な親への目が厳しくなっているとわかる。

この結果には、自分の子供に対して「過保護に育ててしまった」という後悔もありそう。

■悪役としてのママ

(画像は『過保護のカホコ』公式サイトのスクリーンショット)

第3話でママに初めて反抗したが、その時は根本的な解決のないまま、仲直りしてしまったカホコ。

しかし、麦野とつき合いたいという意志や、過保護から抜け出したいという自立への意識の芽生えから、少しずつママの「そうでしょ? そうだよね?」に「そうだね。ママ」とは言わなくなっていく。

そうしたシーンに視聴者が、“カホコ成長している! いいぞ。いいぞ”と思えるのは、黒木瞳演じる過保護ママに対して「それどうなのよ!?」という反発心が浸透しているため。

このママの「分かるよねえ?」が嫌い#過保護のカホコ

— 奈緒 (@malinaria) July 26, 2017

#過保護のカホコ

ママのキャラクターが最高級に嫌い

— エリンギ (@Hattaosuzo_Omae) July 26, 2017

こんなママ嫌いだ!
人を好きになることを責めるな!!

カホコ!キレろ!!許す!!!#過保護のカホコ

— てっちゃん@プリン大好き! (@hoshinomotikuma) July 26, 2017

そして、本当に自立しようとするカホコが、第5話のラストにハッキリ自分の気持ちを言ったことで、ママが家出してしまったわけだが、これに対しては多くの反発があった一方で、「わかる」という声も。

酷評の香穂子ママ。私はヘソ曲げて出て行った気持ちが少しわかる。自分が必要ないと言われたような、母として存在意義を失くしたような、悲しさ。#過保護のカホコ

— ぽんたん38 (@rkptn818) August 17, 2017

カホコ、親離れ。
ママ、子離れできず。
ちょっとだけわかる。#過保護のカホコ

— Sayagen (@Sayag19810128) August 9, 2017

■変わろうとしているはずのママ

(画像は『過保護のカホコ』公式サイトのスクリーンショット)

第6話のカホコが、ママの本当の気持ちを知って語りかけるセリフや、「大好きだよ、ママ」とメッセージを送り続ける姿に、涙腺が決壊した人が多かった。

そうした部分に、ママの育て方を肯定する人もいれば、

ママにイライラするって呟き多いけど、まずカホコがあんなに純粋でまっすぐに育ったのはあのママが何不自由なく大切に育てたからなんだよね。
子供の頃と同じママだから今こじれてきてるけど、あのママだからあのカホコがいるんだと思うとわたしはママ嫌いじゃない。#過保護のカホコ

— ひとちゃん (@iam_1103) August 9, 2017

ママに対して色んな意見があるけど、子供が親に『大好き』って送れる関係に子供を育てれてるってだけでママはスゴイと思う!自分が親に送れるかと考えると今更ムリムリ。
ママも女の子だったんだね
ってセリフも日本中のママ凄く嬉しかったんじゃないかな。#過保護のカホコ

— うさピョン☆ (@Ov0Ovo) August 16, 2017

ママの気持ちや言動に理解を示すコメントも…。

#過保護のカホコ 見ていて母親が泣いてた。私も泣いた。今までのママの過保護が悪い!みたいな風潮が一転。ママなりの考えがあって、自分もそれを分かってあげなきゃと思った。

— やち (@yatci89) August 16, 2017

ママがカホコの頭を触ろうとしたけど ためらってやめちゃうんだよね。 そこに子離れへの葛藤が見てとれて(TT) #過保護のカホコ #録カホコ

— じゃむ猫♪ (@yattemiahare777) August 19, 2017

カホコの変化に、ママは色々ショックかも知れないけど、ママにもやっと子離の時が来たんだね。。。それに、育て方を間違ったとか責められるかも知れないけど、過保護は放任よりはマシだし、カホコは手の掛かる子どもだったことは確かだから。#過保護のカホコ

— がんこ (@SPnbg8jxG8tQh0G) July 26, 2017

また、「放任主義」を宣言したママへ、“極端すぎる”という批判が相次いでいるが、そこにこそリアルを感じる面もある。

黒木瞳演じるママへの批判が多いけど、あぁするしかないんじゃないかなぁ。一回突き放さないと、自分と娘の関係は変われないって思った結果じゃない?手を出してしまう自分を戒めるための対応だと解釈したんだけど、違うのかしら。。。 #過保護のカホコ #ママ #黒木瞳

— すん (@mi_sa_sun) August 17, 2017

ママがあそこでほどけないところが、現実味があっていいと思う#過保護のカホコ

— う み (@umi_hkkthrhsngn) August 17, 2017

カホコ自身が「わかった。カホコ、がんばるね。ママに認めてもらえるように」と返しているのは、ママの“本当の意図”を感じ取っているからこそ。

それに、ここでママが急に“イイ人”になり、カホコの意見を尊重しながら自立を手伝い始めるという、穏当すぎる対応に出てしまったら、ドラマの展開として盛り上がらない!

ドラマウォッチャーとしては、第7話以降も引き続き、みんなをイラっとさせるママの言動に期待したい。

《これまでに配信した『過保護のカホコ』記事一覧はこちら》

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(文/しらべぇ編集部・くはたみほ)

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