「ついに自分の幼少期をやってもらえた」 濱田龍臣が主演作を語る

「ついに自分の幼少期をやってもらえた」 濱田龍臣が主演作を語る

「ついに自分の幼少期をやってもらえた」 濱田龍臣が主演作を語る

(©ニュースサイトしらべぇ)

幼少期から子役として活躍してきた俳優・濱田龍臣、現在17歳。

大河ドラマ『龍馬伝』での坂本龍馬(幼少期)役や、『怪物くん』(日本テレビ系)の市川ヒロシ役などで知られ、近年では『モブサイコ100』や『ウルトラマンジード』(ともにテレビ東京系)などに主演。作品によって大きく異なるキャラクターを難なく演じ分ける、技巧派俳優としても評価を上げている。

そんな彼に、普段家に籠もってドラマレビューばかりしているしらべぇドラマ班が出張インタビュー! 近日公開される主演作『ブレイカーズ』や出演中の『花のち晴れ』(TBS系)について、そして濱田自身のことについて色々と語ってもらったぞ!

■ショートフィルム『ブレイカーズ』に主演

(?2018 avex digital inc.)

『ブレイカーズ』は全編約25分のショートフィルム。主人公の高校生・祐太が、特定の部活だけが優遇されたり、細かな校則で生徒を縛りつける学校の現状に違和感を覚え、日々小さなイタズラを画策。やがて同じように不満を抱く4人の友人とともに、学校集会を乗っ取る…という青春ストーリーだ。

(?2018 avex digital inc.)

例えるなら村上龍の名作青春小説『69 sixty nine』の現代版、とでも言えようか。

濱田:「今の子って多分、誰しもなにかしら学校に対する不満があるじゃないですか。先生からいつも赤点取るなって言われるのが面倒くさいだとか、スカートの丈の数センチの違いを指摘されることとか。この作品は、そういう不満を爆発させた生徒たちが『学校を変えてやろう!』と動いて、みんなに対して『このままでいいの?』って問題提起する作品なんです。

今ニュースで校則についてよく取り上げられていますけど、僕自身、周りの友達から校則に関する話を聞いて『これって必要なのかな?』って思うこともあります。髪の色とか、もっと多様性を認めてもいいのになって。もちろん、自分たちを守ってくれるという意味で一定のルールが必要なのもわかってるけど、度が過ぎて生徒の人格まで否定しているというか」

■校則は「破ったことは…多分ないはず(笑)」

(?2018 avex digital inc.)

濱田が演じる祐太は一見どこにでもいる高校生。ヤンキーでも政治的な主義主張があるわけでもなく、表面的にはとても品行方正。制服だって結構きちんと着ている。

しかし、一方で学校側は生徒の表面しか見ず、小さなことに目くじらを立てる。「木を見て森を見ず」と言うか、控えめに言って生徒のほうがよっぽど大人なのだ。

そして、そんな生徒の代表とも言える祐太が反乱を起こす…というのが非常に今風でリアル。作品を鑑賞した記者としては、濱田の「優等生」的なルックスも非常にマッチしていると感じた。

(©ニュースサイトしらべぇ)

ただ、そんな主人公と濱田には、違う部分もあるようで…

濱田:「祐太のことは『行動力がすごいな!』って思います。というのも、僕は『どうせ高校卒業すれば終わるんだし』って諦めてしまう側なので。

作品の中には、祐太が早朝に学校に侵入して垂れ幕を他のものにすり替えるシーンがあるんですけど、朝っぱらから早起きして、よく頑張るなって。尊敬しますよね。

ちなみに僕自身が校則を破ったことは…多分ないはず(笑)」

■ついに自分にも幼少期役が

(「幼少期役を演じてもらえる喜び」について熱弁をふるう濱田)

これまで子役として多くの作品に出演してきた濱田だが、『ウルトラマンジード』や『モブサイコ100』などの主演作では自身(主人公)の幼少期を他の子役に演じてもらうことに。そして、これは彼にとってとても嬉しいことだったそうだ。

濱田:「幼少期をやらせていただくときって、ずっとその作品に出続けることってないじゃないですか。ちょちょっと出て終わりとか、それか間でちょちょっと出て終わるみたいな。だから寂しさもあったんですよ。

でも、ついに自分の幼少期を演じてもらえる時代が来てしまった。『自分年とったんだ』『これが頑張ってきたご褒美か!』って思いましたね(笑) とても感慨深かったです。

ただ子役さんの演技を見て現場でニヤッとしていると、周りの人や家族は『どうしたのかな?』って少し不審に思いながら見ていたようですけど(笑)」

■『花のち晴れ』C5の知性担当・平海斗を好演

(©ニュースサイトしらべぇ)

話題のTBS系ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(通称『花晴れ』)にC5の一員・平海斗役で現在出演中の濱田。リーダーである晴(平野紫耀)の幼なじみであり、英徳学園歴代トップのIQを持つ、という役どころだ。ちなみにメガネ男子である。

濱田:「自分の役(海斗)に対して『いつもと雰囲気違うね』『格好いいね』と言われることが多くて嬉しいですね。

もともと僕は役を演じる上で、その世界観の中に自分が溶け込んでいくことを大事にしているんです。自分がその立場にあることを想像して、このキャラだとこう考えている、だからこう言う…という風にまで考えていく。

海斗はC5の中でも英徳学園のためにっていう思いが人一倍強いメンバーで、その立ち位置になるまでの感情の流れって絶対にあると思うんです。だからこそ、晴とメグリンをくっつけようとするんだと思います」

■役の癖が自分に移ることも?

超能力者役、ウルトラマン役など、ここ数年さまざまな「濃いキャラ」を演じている濱田。あまりに濃すぎて、普段の自分がそっちに寄ってしまう…など、演じる上での苦労はないのだろうか。

濱田:「演じているキャラに自分が寄ってしまうということはないですね。自分は自分! みたいな感じなので。

でも、作品の中でやっているちょっとした癖が移ったりはたまにあります。『花晴れ』だとメガネを上げることがあるので、メガネつけてないのにやって『あっ…』ってなったり(笑)」

彼が「エアメガネくいっ」をしたとき、その場にいた女性関係者が思わず「かわいい」「かっこいい」と黄色い声をあげたことは、ここだけの秘密だ。

(©ニュースサイトしらべぇ)

そんな彼が主演するショートフィルム『ブレイカーズ』は、『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2018』の公式サイトにて、本日から配信。気になった方はぜひ観てほしい。

(文/しらべぇドラマ班・クレソン佐藤)

関連記事(外部サイト)