「葬式の費用なく」弟の死体を遺棄 衝撃の事件に「仕方ない」と同情も

「葬式の費用なく」弟の死体を遺棄 衝撃の事件に「仕方ない」と同情も

「葬式の費用なく」弟の死体を遺棄 衝撃の事件に「仕方ない」と同情も

(?ぱくたそ/写真はイメージです)

窃盗容疑で家宅捜索中の容疑者(61)の自宅の物置から、ミイラ化した遺体が発見される事件が群馬県で発生。

じつはそれは亡くなった弟の遺体だったのだが、死体を遺棄するに至った理由に、ネット上では嘆きや同情の声も出ているようだ。

■葬式費用がなく死体遺棄

再逮捕容疑は今年2月頃。男は弟の男性(58・当時)が自宅の寝室で亡くなっているのを見つけたが、遺体をそのまま放置。4月になると、それを物置まで運んで遺棄したという。

警察の取り調べに対し、男は「葬式の費用がなかった」「警察に自分が殺したと疑われたくなかった」などと供述しているそうだ。

家は兄弟ふたり暮らしで、遺体に目立った外傷はなかったという。

■同情の声も

この報道に対し、ネット上では男に同情を寄せる人が少なくない。

・逮捕する必要があるのか。本当に金がない人は何もできない。警察に連絡する余裕も金もない

・時々、今回みたいな「家族が死んだけど、どうしたらいいかわからない」→放置→逮捕ってのがよくあるけれど、それが罪であること、金がなくてもなんとかできる方法があるということを地方自治体も警察もロクに発信してない

・貧乏人は「行政が助けてくれる」ことを知らないんだよね。情報格差がある

・今の時代、みんながみんな葬式あげてほしいわけでもないし、お金もない、行政へ頼る術も知らない

・明日は我身。中高年になって歯車狂うと修正効かない。簡単に自己責任とは言えない。更にこんな事件増えるね

■3割が貧困を自覚

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,365名に「家庭の経済状況」について調査したところ、3割以上が「うちは貧困だと思う」と回答。

(©ニュースサイトしらべぇ)

3人に1人は貧困を感じながら生活していることが明らかとなった。

今回逮捕された男性は「葬式は必ずあげるもの」と考えていたようだが、昨今では火葬のみのケースも増えており、その場合はかなり安く済ませることができる。また、条件を満たせば国に葬儀代の一部を負担してもらうことも可能だ。

とはいえ、それらを利用できるのも、情報に触れることができる人のみ。救うべき本当に貧しい人々には、行政のサポートは届いていないのが現実かもしれない。

(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日〜2016年9月26日
対象:全国20代〜60代の男女1,365名 (有効回答数)

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