彼女に監禁され熱湯をかけられるなどの暴行を受けた男性 「命を落とす寸前」に救出

彼女に監禁され熱湯をかけられるなどの暴行を受けた男性 「命を落とす寸前」に救出

彼女に監禁され熱湯をかけられるなどの暴行を受けた男性 「命を落とす寸前」に救出

(FlyMint Agency/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

英国ベッドフォードシャー州に住む男性アレックス・スキールさん(22歳)が、当時の彼女であったジョーダン・ワースに監禁された上に暴行を受け、「車でひき殺す」などと脅迫されていた事件で、ワースに7年半の懲役刑が言い渡された。

■束縛が次第に暴行へと発展

アレックスさんとワースは2012年、16歳の時に演劇活動を通じて知り合った。交際は順調だったが、次第に彼女の束縛が厳しくなっていったとアレックスさんは話す。

「SNSのアカウントは取り上げられ、家族とは2年以上話すことを許されなかった」

彼女の行動はさらに過激化し、アレックスさんは床の上で眠ることを強制されたり、ビンやハンマーで頭を殴られたこともあったという。

「ナイフで刺され手の腱を3本切られました。しまいには腕や脚に熱湯をかけられるようになったのです」

「食事もまともに取れず、記憶喪失になりかけました。そして『逃げたら車でひき殺す』とたびたび脅されました」

さらに彼女が浮気相手と行った情事を事細かに聞かされ、アレックスさんは心身ともに傷を負ったと明かしている。

■恋愛には試練がつきもの?

アレックスさんにとってワースは初めてできた恋人で、過剰な束縛や暴力に疑問を持ちつつも恋愛には試練がつきものだと考えていたという。

2人が激しく言い争う声を聞き心配した近隣住民が警察に通報した際にも、アレックスさんは体の傷を「自分でつけたものだ」と偽りの証言をした。数日後、警察官に説得されたアレックスさんはありのままを話す決意をする。

「あの警察官が命を救ってくれました。『僕はいろんな人を見てきているからわかるんだ。その傷は自分でつけたものではないね? 本当のことを言ってごらん』と」

■救出があと少し遅れていたら…

アレックスさんが救出された時の体重は45キロ。

「あの生活をあと10日続けていたら命を落としていたと、医者にも警察にも言われました」

ワースは、アレックスさんへの支配的・高圧的な態度および故意ある重大な身体傷害を負わせた罪を認め、今年の4月に7年半の懲役刑と無期限の接近禁止命令を受けている。

■被害者の今後を心配する声も

ネット上では彼女への批判が多い中、アレックスさんの今後を心配する声も見られる。

「執行猶予がついていればワース被告は2、3年で出てくる。この男性は隠れる場所を探したほうがいいね」

「ここまでひどいことをされたのに離れらないって…信じられない」

「アレックスは勇気のある男だ。心身ともに治療を受けて、幸せになってほしい」

■異性に暴力を振るったことがある割合は

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,360名を対象に調査したところ、全体の約1割が「異性に暴力を振るったことがある」と回答しており、さらに年代別に見ると20代女性では約16%と高い割合を示している。

(?ニュースサイトしらべぇ)

今回の事件では、彼女の暴力によりアレックスさんの命が奪われていた可能性が指摘されている。どんな事情があろうと暴力は許されるものではない。最後にアレックスさんのコメントを紹介しよう。

「これ以上、彼女のことは考えたくないし世間の同情もいりません。同じような状況にいる人を助けたいと思ったので勇気を出して真実を話すことにしたのです。

困っている人がいたら勇気を持ってほしい。たった1人でも助けることができれば、僕の人生にも意味があったと思えるでしょう」

(文/しらべぇ編集部・鈴木 もなみ)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日〜2016年11月28日
対象:全国20代〜60代の男女1,360名 (有効回答数)

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