警官が内部情報で住所特定しストーカー 女性への「異常な嫌がらせ」に批難殺到

警官が内部情報で住所特定しストーカー 女性への「異常な嫌がらせ」に批難殺到

警官が内部情報で住所特定しストーカー 女性への「異常な嫌がらせ」に批難殺到

(coward_lion/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

高知県警の30代の男性巡査長が、警察の内部情報を不正に利用して女性の住所を調べたうえ、ストーカー行為を繰り返したなどとして、懲戒処分(減給6カ月)を受けていたことが判明。立場を利用した悪質な行為の数々に、ネットからは批難の声が相次いでいる。

■玄関の鍵穴に接着剤を…

ことの発端は2015年12月、巡査長が訪れた高知市内の飲食店で、勤務していた20代の女性と知り合い、好意を抱いたことだった。そこから計9回にわたり、会話などから得た女性の家族の車の情報を警察のシステムで照会し、住所を特定したという。

行為はそれに止まらず、さらに2018年8月に計2回、女性宅の窓ガラスに石を投げて割ったほか、女性宅の玄関の鍵穴などに接着剤を流し入れて壊すなど、悪質な行為も確認されたそうだ。

■「真剣に付き合いたかった」

県警が女性の被害届を受けて捜査していたところ、女性の携帯電話に巡査長から「会って話がしたい」とメッセージが送られてきたことから関与が浮上。県警は同年12月、ストーカー規制法に基づき警告。

巡査長は懲戒処分とともに、器物損壊容疑で書類送検され、その後、依願退職。事情聴取に「真剣に付き合いたかった」と説明したとのことだ。

■「卑劣で最低」と怒りの声

警察という絶対的な立場を利用した悪質な行為に、ネットからは「卑劣で最低」「トラウマを植えつけた」と怒りの声が相次いでいる。また一部からは、「逮捕されないの?」と疑問の声も上がっている。

「女性はもう警察を信用できないだろう。この男はそれだけのトラウマを植えつけてしまった」

「市民の住所を持っておいてそれを利用するとか…。この卑劣で最低な男を、厳しく処罰してほしい」

「よくわかんないけど、これだけのストーカー行為をしておいて、逮捕はされないの? 警察だから?」

■6割弱「公務員の不祥事は処分が軽い」

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,537名を対象に「公務員の不祥事は処分が軽いと思う」か調査したところ、「思う」と答えた人は、全体の6割弱という結果となった。

本来であれば、市民の味方であるはずの警察。味方どころか裏切られ、悪質な行為を繰り返された女性の傷の深さは、計り知れないだろう。失った信用を取り返すには、時間がかかりそうだ。

(文/しらべぇ編集部・清水 翔太)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年10月19日〜2018年10月22日
対象:全国20代〜60代の男女1,537名(有効回答数)

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