92歳男性、踏切で列車にはねられ死亡 「重なったいくつもの不幸」に言葉を失う

92歳男性、踏切で列車にはねられ死亡 「重なったいくつもの不幸」に言葉を失う

92歳男性、踏切で列車にはねられ死亡 「重なったいくつもの不幸」に言葉を失う

(paylessimages/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

警報機も遮断器もない踏切のことを、「第4種踏切」と呼ぶ。つまり、危険を目と耳で認識するしかないワケだが、前世紀の遺物とも言えるこのような踏切は、じつは全国に数多く残っている。

21日、神奈川県逗子市にある踏切で、92歳の男性が電車にはねられて死亡する事故が発生。事故につながった複数の要素に注目が集まっている。

■長い踏切に警報機・遮断器はなく

報道によると、事故が起こったのは同日午後6時前。この踏切は長さが約35メートルあり、足腰の衰えたお年寄りが歩いて渡るには、それなりに時間のかかる距離だった。

また、この踏切は前述の第4種踏切にあたり、警報機と遮断器が設置されておらず。そしてさらに、現場には壊れたラジオとイヤホンが残っており、男性が当時使用していて、電車の接近に気づかなかった可能性もあるという。

■「起こるべくして起きた事故」

長い踏切に、警報機と遮断器がなかったこと、そしてラジオ。いくつもの要素が重なって起きたと考えられる事故に、ネット上では指摘の声が相次いだ。

「長さ35メートルあって、遮断機・警報機なし、起こるべくして起きた事故ですね」

「イヤホンしてたのも影響してたんだろうなあ」

「35メートルってすごく幅が広いね」

「逗子より先とはいえ、遮断機も警報器もない踏切が横須賀線に存在することに驚いた」

「警報機のない踏切は田舎では普通にあるけど、横須賀にもあったなんて」

「長生きされてきたのに最期が悲しいね」

■1割が遮断機を無視して渡る

ちなみに、しらべぇ編集部では「鉄道の遮断器について」、以前調査を実施。その結果。全体の15.2%が「遮断機の下りた踏切をくぐり抜けたことがある」と回答していた。

なお、男性18.8%、女性11.6%とやや男性にこのデンジャラスな経験者が多いこともわかった。

「遮断器を設置しても、渡る人は渡る」ことがわかる結果だが、もし遮断器があれば、今回の事故が起こらなかった可能性が高いのもまた事実。一日もはやく、すべての踏切に警報機がつけられればいいのだが。

(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年12月14日〜2018年12月17日
対象:全国20代〜60代の男女1,664名(有効回答数)

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