ラーメンだけじゃない 栃木県佐野市の隠れソウルフード「いなり寿司」が激ウマ
2019年07月15日 18時20分 しらべぇ

ラーメンだけじゃない 栃木県佐野市の隠れソウルフード「いなり寿司」が激ウマ
栃木県のご当地グルメといえば、宇都宮市の餃子や見た目がアレだがファンも多い『しもつかれ』など、さまざまなものがある。
南部の佐野市では『佐野ラーメン』がずば抜けて有名だが、じつはそれに負けない美味しさを誇る、隠れた佐野市のソウルフードを見つけた。
■佐野市最強のいなり寿司とはそれはなんと『いなりずし』佐野市にはいなりずしの名店と言われる店が2軒あり、1軒は佐野駅近くにある『ふみきりすし』で、もう1軒は住宅街にひっそりと店を構える『俵』だ。
栃木ファンに聞いたところどちらも美味しいのだが、俵はとくにオススメだということなので、俵へ行き寿司を買うことにした。
■安くてボリュームのあるセットを購入俵の寿司は生ものは扱わずいなり寿司や海苔巻きが合わさった助六がメインで、それに押しずしやだて巻きが入るセットが数種類販売されている。
しらべぇ取材班が購入した1,000円のセットはかんぴょう巻きが4つにかっぱ巻きが3つ、太巻きとだて巻きが1切れ、押しずしが1つにいなり寿司が3つ入った超ボリューム。
■味のメリハリがある助六2人で食べてちょうど良いぐらいの量だが、気になるお味は…!!
う、ウマい! 具がどれも濃い味に仕上げられており、酢飯は甘さの無いものなので味のメリハリがバツグン。どの寿司も相当完成度が高いものばかりだ。
■佐野市へ行ったら食べてみてその中でも非常に特徴的だったのがいなり寿司で、おあげの油がかなり残っていたのでさすがにオイリーかと思いきや、これも甘さのない酢飯がたっぷり入っているため絶妙なバランス。
海なし県の栃木だからこそ生まれたのだろう、最強の助六を味わうことができた。
最近はリーズナブルな価格で回転寿司も食べられるのでなかなか助六を食べる機会もなかったが、佐野市へ行ったらぜひいなり寿司や太巻きを味わってみてほしい。
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)