「兄を父親にしてあげたい」 同性愛者である兄のために妹が出産

「兄を父親にしてあげたい」 同性愛者である兄のために妹が出産

「兄を父親にしてあげたい」 同性愛者である兄のために妹が出産

(blueshot/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

ある男性、そしてこの男性と熱愛関係にある同性のパートナーが、「ぜひ養子を迎えたい」と考えリサーチを開始。しかし思った以上に手続きが複雑だと知って苦悩している姿を見て、「ならば私が…」と妹が意外な救済案で兄を驚かせた。

■子供を望んだ同性愛者の兄

英国で暮らす30歳の男性は、ある男性(29)との熱愛を経て子供を望むように。

そこで養子を迎えるべく方法を調べたというが、手続きは想像以上に煩雑であると判明。代理母に出産を依頼することも検討したが莫大な費用がかかると知り、苦悩していたという。

■妹の思いもよらぬ申し出

そんな兄たちの姿を見て、シングルマザーとして育児中の妹(27)も傷心。

兄とは半分しか血がつながっていないものの仲良くしてきたとあって、「自分にも何かできないか」と考えた末に「お兄ちゃん、私が産むよ」と申し出たという。

その後しっかりと話し合いを重ね、「私ならお兄ちゃんの子を産んで良い叔母として関わっていける」と女性は決意。兄の恋人の精子、そして自身の卵子を用いて妊娠し、無事にかわいい娘を出産した。

■兄と妹の思い

妹の善意で赤ちゃんが誕生し、法的にも父親になれるとあって、とても幸せな日々を過ごしているこの男性。自分のために大仕事を終えた妹については「娘の特別な叔母として関わってもらいます」と嬉しそうに明かしている。

恋人と出会って5年。婚約を成立させ子を持つという夢も叶えた兄はとても満たされた思いだといい、妹も「この子の叔母としてずっと愛していきます」と英メディアに胸中を明かしている。

■一番大事な存在は?

兄の夢を叶えようと、まさに命がけとも言われる出産に踏み切ったこの女性。

しらべぇ編集部は全国20代〜60代の男女1,340名を対象に「家族・友達・恋人・仕事・趣味」の中でもっとも重要だと思うのはどれかを調査。その結果、やはり「家族」と答えた人が一番多かった。

妹の申し出により夢を叶えた男性は、「今回の件を経て、家族の絆がますます強くなりました」と語っている。

(文/しらべぇ編集部・マローン小原)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日〜2017年4月24日
対象:全国20代〜60代の男女1340名(有効回答数)

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