腕立て70回を強要した教諭 「重大さを理解させたかった」と供述

50代男性教諭が誤答した生徒に70回の腕立て伏せを要求 生徒は3日間不登校

記事まとめ

  • 男性教諭が授業で誤答した生徒に腕立て伏せ70回を強要し、生徒は3日間不登校となった
  • この教諭は他にも、生徒が誤答すると椅子の上や机の上に立たせたりしていたらしい
  • 教諭は教委の聞き取りに対し「解答できない重大さを理解させたかった」と述べたという

腕立て70回を強要した教諭 「重大さを理解させたかった」と供述

腕立て70回を強要した教諭 「重大さを理解させたかった」と供述

腕立て70回を強要した教諭 「重大さを理解させたかった」と供述

( maroke/iStock/Thinkstock/画像はイメージです)

相変わらず教師の体罰が止まない。今回は、三重県の県立高校で体罰が発覚した。しらべぇ取材班は、三重県教育委員会を直撃。


■次第にエスカレート

授業で誤答した生徒に腕立て伏せを強要するなどしたとして、三重県教育委員会が県立高の50代男性教諭を9日付で文書訓告としたことが27日、分かった。三重県教委によると、この教諭は鈴鹿・亀山地区の県立高校に勤務し、理科の授業を担当している。

担当しているクラスで、5月ごろから、生徒が誤答するとまず立たせて、次に間違えると椅子の上、その次は机の上に立たせていたという。これは複数の生徒に複数回行っていた。


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■70回の腕立て伏せを強要

ある生徒に対しては、理科の授業中に、20個の答えを要求したが、7個しか答えられなかったので、罰として7個×10回=70回の腕立て伏せを強要。

生徒は70回の腕立て伏せを行ったが、数日後に「授業の出るのは嫌だ」と話し、3日間不登校になった。教育委員会の担当者は、「精神的なショックがあったのではないか」と話す。

■「不適切な行為で反省」

学校の調査では、こういった行為が行われていたのは、1クラスのみ。この高校の教頭と教諭は、当該生徒の自宅を訪問して謝罪した。

教諭は教委の聞き取りに対して、「解答できない重大さを理解させたかった。しかし、それは不適切な行為であり、反省している」と話しているという。

教諭は翌日、この件を校長に報告したが、男子生徒の保護者からの抗議などもあり、このクラスの授業の担当は現在外れている。


■教諭にも同じ罰を

ネット上には、教諭に机に立たせ、腕立て伏せをさせるなどの罰を与えて、生徒の気持ちを理解させるべきとの声があがっている。

「教諭も指導を間違えたのだから、椅子と机の上に立たせると、腕立て70回みんなの前でやればいいと思う」


「やり方が古臭い」


「罰の発想が小学生レベル」


「そもそも、その先生の教え方が悪いから、答えられないのでは?」


三重県教委は、腕立て伏せ70回の罰を体罰と認定した。体罰教師は、処分後も再度繰り返すことが多い。文書訓告だけでいいのか、疑問が残るところだ。

(文/しらべぇ編集部・おのっち)

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