千葉県のチーバくんがツイートを謝罪 「どこが不謹慎?」と疑問の声

千葉県のチーバくんがツイートを謝罪 「どこが不謹慎?」と疑問の声

千葉県のチーバくんがツイートを謝罪 「どこが不謹慎?」と疑問の声

(画像はチーバくん公式Twitterのスクリーンショット)

東日本大震災の直後にサザンオールスターズが代表曲『TSUNAMI』を封印したように、災害後は様々な場面で「自粛」のムードが流れ始めるもの。中には自粛しない人物が「不謹慎」と認定されてしまうケースも珍しくない。


■ゆるキャラが炎上

千葉県のマスコットキャラクター・チーバくんが11日午前にツイッターを更新。博識なチーバくんは「今日はホームラン記念日だよ!」「今日はスポーツボランティアの日でもあるよ!」といった具合に、その日が何の日に当たるかを毎朝教えてくれる。

今回は「公衆電話の日だよ」「じつは公衆電話は災害時に使えるように一定距離ごとに置いてあるんだよ」という文面が一部の人たちの目に留まった模様。

「非常時なのに、もっと有益な情報流せないの?」「呑気なもんだな」など、ツイート内容が「不謹慎である」とクレームが寄せられてしまった。

みんなおはちばー!ゆゅゆゅ おさかなすいすい水曜日。今日は「公衆電話の日」だよ!1900年の今日、日本初の自動公衆電話が設置されたんだって!実は公衆電話は災害時に使えるように一定距離ごとに置いてあるんだよ!

— チーバくん (@chi_bakun_chiba) September 10, 2019


関連記事:ビールも飲めない…被災地・熊本でも「不謹慎狩り」におびえる人が

■チーバくんは謝罪

翌12日にチーバくんはツイッターを再度更新。「みんな、今回は大変なときにごめんなさい」「復旧に向けて頑張ろうね」と、謝罪の言葉を綴るとともに千葉県民へとエールを送っていた。

みんな、今回は大変な時にごめんなさい。台風15号の影響で、千葉県では停電や断水、家や道路が壊れたりしてみんな困ってるよ。復旧に向けて頑張ろうね。全国のみんな、千葉を応援してね。

— チーバくん (@chi_bakun_chiba) September 12, 2019

■「謝る必要あるか?」と疑問の声

SNS全盛の現代では、ちょっとした発言が「不謹慎」と捉えられて炎上してしまうケースも珍しくない。今回のチーバくんの謝罪に対し…

「チーバくんが謝る必要ないでしょ。むしろツイート内容に癒されて元気が出たよ!」


「千葉のために頑張ってるチーバくんへ文句を言ってる人たちは、もちろん千葉のために身体を動かしてるんだよね?」


「全く悪くないのにチーバくんが謝るのはおかしい。どこが不謹慎なのか」


といった声が続出している。


■「不謹慎」と考えるのをやめよう

大きな災害や訃報が伝えられると、ネット上には義憤にかられて他者の発言や行動を「不謹慎」と認定しだす所謂「不謹慎厨」が増えだすもの。しかし「何でも自粛すれば良いわけではない」と主張する声も、多数上がっている。

千葉市長・熊谷俊人氏は12日に自身のツイッターから災害後の自粛に対し、「意味がありません」「自粛はご遠慮ください」とツイートして多くのユーザーからの共感を得た。

養護学校の生徒が水遊びしていることについて「災害の中、不謹慎」との苦情が入りました(その方は停電は発生していない地域にお住い)。
確かに千葉市内を始め、県内が停電・断水な中、不謹慎と思う方もいるかもしれませんが、自粛しても意味がありません。心を寄せて頂いた上で、自粛はご遠慮下さい

— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 11, 2019

同調圧力が強いと指摘されることの多い日本。SNSの普及により、その傾向がさらに強化されているのかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)

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