デートアプリやGPS発信機も駆使 高齢者の意外なストーカー犯罪が話題に

デートアプリやGPS発信機も駆使 高齢者の意外なストーカー犯罪が話題に

デートアプリやGPS発信機も駆使 高齢者の意外なストーカー犯罪が話題に

(bee32/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

お年寄りの恋愛も珍しくない時代となり、高齢者による恋愛トラブルもたびたび話題になるようになってきた。このほど同じ女性に対し執拗なストーカー行為を繰り返し震え上がらせた男が逮捕され、実刑判決を受けた。


■破局と突然の関係修復

2016年のこと、英国で暮らす男(72)が2年にわたり交際を続けた恋人(55)に捨てられた。これに傷つき納得できなかった男は女性の行動を見張るようになり、デートアプリに偽アカウントを開設してまで女性との接触を試みたという。

それを知った女性が当局に相談したため男には接近禁止命令が下されたが、2017年にふたりは関係を修復。接近禁止命令は取り消されたという。


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■ストーカー行為の激化

それでも一度壊れた関係は元には戻らず、女性は「やっぱり無理」と男に伝え去ってしまったとのこと。

これにより、男は再びストーカー化。女性には未練を断ちきれぬ男から驚くほど多くのメールが送られ、そのどれにも「愛してる」としつこく書き込まれていたという。

しかし女性が相手にしなかったため、男はある方法を思いつき、女性の行動を把握することにした。

■尾行の末に行きついた警察署

男が「ならば」と用意したのは、離れた場所からでも車をリアルタイムで追跡できるGPS発信機。これを複数購入し女性の車に取り付けた男は女性の行く先々に現れ驚かせ、何も知らぬ女性は「自宅で暮らすのは危険すぎる」と悩んだ末に、ホテル暮らしを開始した。

それでも発信機ゆえに滞在先はすぐにばれ、ある朝そとに出るなり待ち伏せしていた男を発見。女性は慌てて車を走らせ男はそのあとを車で追ったというが、その目的地が警察署だったことで、そのまま逮捕されストーカー行為を認めたという。


■男に下された実刑判決

粘着質で支配的、しかも独占欲もやけに強かったというこの男には、懲役2年の実刑判決が下された。ちなみにすでに退職しており年金に頼り暮らしていた男だが、英国海軍のエンジニアとして立派に働いた経歴があると英メディアは報じている。

それでもデートアプリを用い女性との接触を試みるなど、手口には稚拙な点も。執拗につきまとわれた女性はこの男が心底嫌いになったもようで、裁判所では「永遠に私の目の前から姿を消してほしい」と苦い思いを吐露している。

(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)

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