中学生の着衣に体液や下着窃盗の消防士 市長は「職員の倫理保持に一層努める」

中学生の着衣に体液や下着窃盗の消防士 市長は「職員の倫理保持に一層努める」

中学生の着衣に体液や下着窃盗の消防士 市長は「職員の倫理保持に一層努める」

(MaboHH/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

京丹後市は21日、市消防本部峰山消防署久美浜分署の主任の男性消防士(34)を懲戒免職処分にしたと発表した。しらべぇ取材班は、犯罪を繰り返していた消防士の実態を追った。


■懲りない消防士

市によると、消防士は3月ごろから4月ごろまでの間に、同市峰山町の商業施設で販売用の女性用下着に体液を付けて汚し、販売できなくしたとして2日、京丹後簡裁から器物損壊と偽計業務妨害の罪で罰金30万円の略式命令を受けた。

また、4月に同商業施設で女子中学生の着衣に体液を付けた疑いで、7月に逮捕され不起訴処分。

さらに、5月に市内の女性宅から女性用下着を盗んだ疑いで逮捕されたが、これも不起訴(起訴猶予)となった。京丹後市は、消防士の行為を、地方公務員法の信用失墜行為及び全体の奉仕者たるにふさわしくない非行と判断。

京丹後市の三崎政直市長は、「誠に遺憾であり、深くおわび申し上げる。職員の倫理の保持に一層努める」とコメントした。


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■具体的事例で解説

地方公務員のわいせつ事案が止まらないが、しらべぇ取材班は青森県教育委員会の研修資料を入手した。そこには、具体的事例とその解説が、こと細かに書かれている。

<事例>


A教諭は、所属校の中学校3年の女子生徒から、A教諭が担当する教科が不得意であると相談を受け、個別に勉強を教えたことをきっかけに、当該生徒とメールで連絡を取り合うようになり、その後交際するようになった。


しばらくして、A教諭は、A教諭の自宅で当該生徒と性交渉を持った。


<解説>


(1)密室で児童生徒と2人きりで会うことは避け、できる限り複数で指導するようにしなければならな い。


(2) 特定の児童生徒と個人的なメールのやり取りが頻繁になると、次第に親密になりやすくなるため、 必要以上に個人的な接触を持たないよう注意しなければならない。


(3) 児童生徒を健全に育成しなければならない教員でありながら、性的関係を持つという行為は自己中心的な行為である。


(4) このような行動が、児童生徒の心身の成長に及ぼす悪影響を看過している。


資料の中には、このような事例と解説がいくつも掲載されていて、注意を促している。


■懲戒処分についても

そして、教職員の懲戒処分は、「職員の懲戒処分の公表基準」に基づき、公表される。 これにより、これまで築いてきた児童・生徒・保護者・地域からの信頼が一瞬にして損なわれてしまうとしてうえで、懲戒処分は、昇給、期末・勤勉手当、退職手当のすべてに影響すると書かれている。

しかし、最後には、

懲戒免職の処分を受けた場合は、失業者の退職手当を受給することができる。勤続年数8年の30歳高等学校教諭の場合 約50万2.200円 ※職員福利課が必要な手続きの連絡を行う。


この部分が太字の黒枠で囲われて強調されている。こういったところが、教委が世間から「ズレている」とバッシングを浴びている原因の一つと言えるだろう。

(文/しらべぇ編集部・おのっち)

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