介護士が女子高生を約80回も盗撮 仕掛けられやすい場所は意外と身近に

介護士が女子高生を約80回も盗撮 仕掛けられやすい場所は意外と身近に

介護士が女子高生を約80回も盗撮 仕掛けられやすい場所は意外と身近に

(byryo/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

愛知県警春日井署は6日、春日井市稲口町4丁目に住む介護士の男(37)を住居侵入と県迷惑防止条例違反(盗撮行為)の疑いで、通常逮捕した。しらべぇ取材班は、愛知県警などから話を聞いた。


■換気用窓の隙間から…

9月24日午後10時48分ごろ、春日井市の住宅に侵入し、脱衣所のルーバー窓(換気用窓)の隙間から17歳の女子高校生をスマートフォンで盗撮した容疑がかけられている。

春日井署によると、春日井市内で発生した別の盗撮事件の捜査で男を任意で調べたところ、スマートフォンから女子高校生の画像が複数見つかった。

調べに対し、男は「80回くらい盗撮した」と容疑を認めている。同署はほかにも余罪があるとみて、詳しく調べている。


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■スマホの盗撮が増えている

警察庁生活安全局によると、2014年の迷惑防止条例違反の盗撮事犯の検挙件数は、3,265件。現在の盗撮事件のじつに3分の2は、カメラ付携帯やスマホによるものだ。スマホの普及に伴い、年々増加傾向にある。

しらべぇ編集部は今回、盗撮・盗聴器を見つける専門業者である株式会社ティー・アール・エス(大阪府)に盗撮の対策などを取材。

同社は盗撮の現況について「検挙されていないものや被害届を出していないもの、そもそも盗撮されていること自体を被害者が認知していないケースも考えると、実際はこの数倍あるかもしれません」と警鐘を鳴らす。

とくに自分の家や会社での盗撮に気づきにくいことも多く、被害の全貌が明らかにならない場合もあるのだ。

■仕掛けられやすい場所は…

また同社によると、盗撮には主にビデオカメラなどを撮影対象を見通せる場所に隠す「直接盗撮」、カメラと録画装置を線でつなぎ遠隔で監視できる「有線式盗撮」、カメラと録画装置の間を電波でつないだ「無線式盗聴」の3つの手法があるという。

室内で盗撮器が仕掛けられやすい場所はまず天井。ついで家具の後ろ側、エアコン、空き箱の中など、小型カメラを仕込みやすく広く撮影できる場所に仕掛けられることが多い。

コンセントやUSBアダプターなどの電源を供給しやすい電化製品には、無線カメラが偽装したものもあるので注意が必要だとも強調する。


■常に意識を持つことが必要

室外では玄関、郵便ポスト、敷地内の死角といった視界に入りにくい場所に仕掛けられやすい。換気用窓は、換気には適していても、盗撮や空き巣に入られやすいなど弱点がある。

同社は、「電波を発している場合、盗撮発見器で見つけ出すことは可能ですが、悪質・巧妙化しているため、『盗撮されているかもしれない』という意識を常に持つことが大事です」と呼びかけている。

(文/しらべぇ編集部・おのっち)

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