鶏肉ぷりぷりのアジアン飯が、炊飯器で超カンタン。“和”の調味料も活躍

鶏肉ぷりぷりのアジアン飯が、炊飯器で超カンタン。“和”の調味料も活躍

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 日本人の舌に合う、カオマンガイ。

 蒸し暑い季節、体がスパイシーなエスニック料理を欲することってありますよね。ステイホームがきっかけとなり、自炊を始めるようになった人も少なくないでしょうから、自宅で簡単においしいエスニック料理が作れたら最高です。でもエスニックとなると、特別な食材や調味料がたくさん必要で、一度買っても余ってしまう心配がありますよね。

 そこで今回は、そんな不安を解消するようなエスニックメニューをご提案したいと思います。海南鶏飯やカオマンガイと呼ばれる東南アジアの定番メシを、日本の台所事情や日本人の味覚に合わせてアレンジ! 心に残る「ジャパニーズテイストなカオマンガイ」の作り方をご紹介します。

◆ポイントは、わらび餅やあんみつでおなじみの「黒蜜」

 アジアンエスニック料理に特有な、あまーい濃厚な味付けを演出するために使うのが、「黒蜜(くろみつ)」。黒蜜は黒砂糖を水で溶かして煮詰めた甘味料で、和スイーツで使われるイメージが強いですよね。最近、コンビニでも手軽に購入できるようになり、これらはハチミツなどを加えて味バランスを整えてあるタイプなので、実は料理用としても使いやすいというメリットがあるんです! 今回は炊き込みごはんを作りますから、黒蜜でおいしいおこげを作っていきましょう。

 それでは材料のご紹介です。

◆材料と作り方

【材料(米2合分≒3〜4人分)】※半分量でも作れます

鶏もも肉(※) 1枚(300g程度)

白米(※※) 2合

生姜 2片分

青しそ 5枚

黒蜜 大さじ1

ナンプラー 大さじ2

料理酒 大さじ2

※親子丼用に切ったタイプを購入してもOK。

※※白米は、環境面・おいしさ・手頃さの視点において無洗米がオススメです。

 エスニック食材として使うのは、ナンプラーのみ(最近は100円ショップでも売っていますね)。バジルは使わずに、日本ならではの「青しそ」で作ると、ジャパンテイストを演出できます。

◆レトルト調味料を使わず感動の味に! 切って混ぜて炊き込むだけ

「海南鶏飯の素」なるものがレトルト食品で売られていますが、あれって賛否両論ありますよね。今回はもっとシンプルに、風味・香りよく仕上げるべく作ってみましょう。

【作り方】

(1)鶏肉を小口切りに切って小ボウルに入れ、ナンプラー、黒蜜、料理酒を加えて混ぜ合わせます。

(2)鶏肉に下味をつけている間に、生姜とシソを切りましょう。どちらも千切りが理想的ですが、無理に細くしなくてもOK。シソはちぎる、生姜はすりおろすなど、お好みのスタイルで無理なく準備していきましょう。

(3)炊飯器に白米(無洗米でない場合は、研いでザルにあげたもの)、鶏肉をタレごと、生姜を入れて、水280mlを加えて箸などで軽く混ぜ合わせます。これで炊飯ボタンを押すだけ。炊いているときのあまーい香りが食欲をそそります……。はい、炊きあがりました!

(4)しゃもじでよくかき混ぜて、おこげを確認しましょう。これをお好みの器に盛り、シソを散らせば完成です。

◆おにぎりにするのもおすすめ

 お好みでレモンを絞れば雰囲気もアップしますが、とにかくまずは熱々をそのまま召し上がってみてください。冷めても美味しく食べることができますので、おにぎりにするのもオススメです。

 黒蜜をコンビニで、ナンプラーを100円ショップで調達すれば、材料は身近に揃えられるはず。読んでお腹が鳴った人は、楽しみながら作ってみてくださいね!

<文、写真/スギアカツキ>

【スギアカツキ】

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

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