お気に入りの年下男子とバーで飲んでいたら、彼氏が来店。あわや修羅場に…

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 今年はお出かけしづらい夏になりそうですが、例年であれば何かと活動的になる季節。今回は、お酒の勢いで気が大きくなってしまった女性の“ある夏の黒歴史”を聞きました。

◆夏のバーイベントに好みの年下男子をお誘い

 昼間は派遣社員として働いている片岡由美さん(34歳・仮名)の趣味は、仕事帰りにバーでお酒を飲むこと。

「もともとお酒が好きで、よく地元のバーで飲んでいました。駅から繋がっている商店街の脇道に入ると、飲み屋街があるんです。地元の人の帰り道になっているので、そこに行くと誰か知り合いに会える感じでしたね」

 由美さんが通っていたバーは、カウンターだけで7、8席ほどのこじんまりとしたバー。週末や、土曜は満席になり若い世代で盛り上がっていました。

「店内に大きなプロジェクターがあるので、サッカーのワールドカップがあるとみんなで観て盛り上がりました。ダーツもあるので、負けたほうが1杯おごる約束をして、遊んだり。ごく普通のバーなのですが、マスターの会話も面白くていつも長居していました」

 普段はごく普通のダイニングバーですが、夏にちなんだイベントが開催されたそうです。

「去年の夏に、店内で流しそうめん器を持ち込んでそうめんするイベントが決まったんです。ほかにもかき氷の限定カクテルがあったり、近場で夏の気分が味わえそうで面白いと思いました。

 気になっていた年下男性にさりげなく『一緒に行きませんか? 』とメッセすると、『来たい』という返事がきました。彼は私のことを『いいな』と言ってくれていたようで、もしかしたら来てくれるかも……と期待していました」

◆酔っ払ったせい?他の男性も呼んでしまい…

 そして待ちに待ったイベント当日。楽しく年下男性と飲み始めた由美さんに、思わぬ人から連絡が。

「以前働いていた会社で、『ご飯に行きましょう』と言っていた先輩から『行きたい』という連絡が。社交辞令だと思っていたのに……。私がSNSでイベントの告知をシェアしたのを見たようです。彼の住んでいる駅とは全然違う場所だったので、わざわざ来てくれるんだと驚きましたね」

 由美さんは、お酒を飲むと気が大きくなってしまうといいます。この日も……。

「その先輩はお酒をおごってくれるだろうし、私もいろんな人と飲めたほうが楽しいので、一緒に飲んでいる年下男性を頃合いを見て帰して、そのあとに先輩と合流しようと考えたんです」

 まさに分刻みのようなスケジュールでイベントを満喫しようとしていた由美さんに、暗雲が立ち込めます。

「先輩は私が指定した時間よりも早く来てしまったんです。『もうすぐつく』と連絡があったので、慌てて『まだお店に着いていないので、この時間帯に来てください』と言ったら、『スタートが遅すぎる、もっと一緒に過ごせると思っていた』とイラッとされてしまって……」

◆なぜか、彼氏がお店に登場

 まさに、お酒に目がくらみ、後先考えずに行動してしまった結果でしたが、さらに追い打ちをかける出来事が起きたそうです。

「『その日は友達と飲みに行っているから会えない』と伝えていた彼氏から突然、スマホに『店の外に出てみて』というメッセが来たんです。トイレに行くふりをして慌てて店から出たら店の前の路地で自転車に乗った彼氏の姿があって、冷や汗が出ました……。彼は、『わざわざ会いに来たんだからちょっと一杯飲んでいく』と言ってきたので、『店が混んでいるので、いったん寄り道してきて』とこの場から離れるように伝えました」

◆この窮地をどのように切り抜けた?

 自分でまいた種とはいえ、この窮地をどのように切り抜けたのでしょうか。

「店内に戻り、年下男性に『今日は飲みすぎたので、もう一緒にいられない』『ゆっくり話せないので、また今度』と伝えて、帰ってもらうように頼みました。幸い、あまりお金を持っていなかったみたいなので、長居せず助かりました。

 どの人も、実際に飲みに行ってもいいなと思っていたので、ちょうどよい機会だと思ったんです。オールナイトで飲むつもりだったし、夏だから開放的になってしまったのかも」

 ちなみに、近くで時間を潰してもらっていた先輩とその後合流、なんとか無事飲み交わすことができたとか。結果オーライというか、なんというか……。

 夏は暑さのせいか、いつもよりも気が緩んでしまいがち。ちょっと欲張りすぎたゆえに、招いた黒歴史かもしれません。

―あの夏の黒歴史―

<文/阿佐ヶ谷蘭子 イラスト/真船佳奈>

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