中村倫也の色気がたまらない…ドラマをにぎわす“雰囲気イケメン”5選

中村倫也の色気がたまらない…ドラマをにぎわす“雰囲気イケメン”5選

中村倫也 最初の本 『童詩』(ワニブックス)

『MIU404』(TBS系)の綾野剛さんやNHK朝の連続テレビ小説『エール』の窪田正孝さんなど、今期のドラマには“雰囲気イケメン”と呼ばれる俳優さんたちが多数出演しています。

 造形的には「誰もが認める美の黄金比」ではないのに、とにかくカッコいいのはなぜなのか?

 雰囲気イケメンは身なりを整えても誰もがなれるわけではありません。彼らがそう呼ばれるには、それぞれそれなりの理由があるのです。

◆大人の甘い色気がたまらない……中村倫也

 朝の連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)や、『凪のお暇』(TBS系)でいずれも憎めない女たらしの男を演じた中村倫也さん。その猫のような甘ったるい役柄に心をつかまれた人も多いのではないでしょうか。

『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)でも、女性の願望を叶えるかのような甘くて直球のセリフを連発する役柄を演じていました。それらを演じる彼の大人の魅力に「中村倫也になら遊ばれてもいい」「ゴロンと甘えられたい」というそんな声が多数。

 時折バラエティ番組で見せるトークも面白く、その空気感にメロメロになってしまう女性も多数いるようです。気だるそうな容姿も、役柄の魅力と演技力でより一層の人気の秘密になっているのです。

◆鋭い目付きの“ヘビ顔系男子” 綾野剛

 綾野剛さんは現在『MIU404』(TBS系)で人間性溢れる直情型の刑事・伊吹を演じています。綾野さんといえば、“ヘビ顔男子”の代表格。彼のような“ヘビ顔男子”は独特のミステリアスな雰囲気と色気、そして冷たそうな印象で、女性たちの間では一定数の人気を得ています。

“ヘビ顔”はその顔立ちから冷たい印象を持たれがちですが、見た目の印象と裏腹に『コウノドリ』(TBS系)の温かい産科医の役や『カーネーション』(NHK)での優しく誠実な役柄も幅広くこなしています。

 番宣のために出たバラエティ番組などで見せる気さくさも好印象です。その役柄の印象の多さや人間性の深さに親近感が沸くことも、惹かれてしまうゆえんなのでしょうね。

◆「耳元で囁かれたい」低音ボイスに惹かれる高橋一生

「カッコいい」「正統派イケメン」という声がありながらも、一部ではバナナマンの日村さんに似ている…!?とも囁かれる高橋一生さん。特に男性には、その魅力が理解できない人もいるようです。彼の持ち味は、ひょろっとした平均的な体形でありながらも自然に醸し出される大人の色気。その色気の理由の多くはその声にあります。

 ちょっと籠った低音ボイスに愛の言葉を囁かれたいという女子も多数。声変わり前ですがジブリ映画『耳をすませば』で天沢聖司の声優に大抜擢されたという過去も頷けますね。

 子役出身でキャリアも長く、その苦労人ぶりや陰のある役柄を演じていることが多いというのも女ごころをくすぐる要因になっているのでしょう。

◆笑顔が母性本能をくすぐる 窪田正孝

 朝の連続テレビ小説『エール』(NHK)で主演の窪田正孝さん。彼のイメージといえば、雰囲気のあるマッシュ風のヘアスタイル。彼のルックスや今ドキの若者のイメージにぴったりでした。

 しかしドラマ内では舞台の時代ゆえに、おでこを出した七三分けの姿で演じています。その姿に「え、彼の顔、こんなんだったっけ……」「髪型だけでこんなにイメージが違うんだ」と、戸惑うファンも。ですが、おでこ全開で満面の笑みのクシャっとした笑顔が母性本能をくすぐると評判です。

 一方で、“カメレオン俳優”とも呼ばれる窪田さん。純粋な少年から狂気的な役まで演じきる姿は評価が高く、思わず引き込まれてしまう人も多いよう。そのギャップが彼の魅力なのでしょう。

◆昭和顔に安らぎをおぼえるとの声。井之脇海

『義母と娘のブルース』(TBS系)の上白石萌歌さんの相手役・黒田大樹役で注目を集め、現在放送中の『アンサングシンデレラ』(フジテレビ系)では主人公の同僚役としてレギュラー出演する若手俳優・井之脇海さん。

 決して今風のイケメンではないですが、それゆえに一昔前の物語や、現代には珍しい真面目な若者の役柄となると、キャスティングで一番最初に名前が挙がると言います。

 視聴者からも「知り合いにいそうな雰囲気が安心できる」という声も。まだ年齢も若いですが、年を重ねたら渋い魅力が増しそうな伸びしろも感じさせます。

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 一言で“雰囲気イケメン”といえど、よく見ると実は整った正統派のイケメンだということもあります。

 どんな人にもそれぞれ好きなタイプや生理的に無理なルックスもあるので、もしかしたら“雰囲気イケメン”という言葉は、自分の趣味に合わないのに持てはやされるイケメンに無理やり人気の理由をつけるためのくくりなだけなのかもしれませんね。

<文/小政りょう>

【小政りょう】

映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦

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