天使みたいだった元天才子役、成長して激変「わざと髭を伸ばした」

天使みたいだった元天才子役、成長して激変「わざと髭を伸ばした」

ハーレイ・ジョエル・オスメント

 幼い頃より米映画界で活躍し、「天才子役」として名をはせたハーレイ・ジョエル・オスメント。一時は仕事が激減し、飲酒運転や薬物所持といった問題行動ばかりが目立ったが、今では個性派俳優として再び注目を集めている。また近年では、その風貌が子役時代とは「まるで別人」ともいわれているハーレイだが、そこにはちょっとした思惑もあるようだ。

◆ひげは天使的なイメージへの反逆だった

 子役として話題作に次々と出演し、一躍有名となったハーレイ。このたびイギリスの新聞『ガーディアン』のインタビューに答え、これまでのキャリアを振り返った。

「(ひげを伸ばしたのは)公共の場で隠れるためだよ。全く意味はなかったけどね」

 ひげを伸ばしたことは、世間が自分に対してもつ天使的なイメージへの反逆だったのかもしれないと認めたうえで、全ての子役が破滅する運命にあるという世間の見方を批判した。

「子役として活動したポジティブな経験を持つ人の割合は、多くの人が想像しているよりも高いと思う」

 4歳から子役として活躍し、1994年に大ヒット作『フォレスト・ガンプ/一期一会』で映画デビューしたハーレイ。その後、衝撃的な結末が話題となった1999年公開のミステリー映画『シックス・センス』で圧巻の演技を見せ、11歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。2001年公開のSF大作『A.I.』でも主役を演じ、その演技が高く評価された。

 しかし2003年以降になると、その姿をスクリーンで見ることもめっきり減り、休業状態に。ハーレイは当時を、こう振り返っている。

「役者でいると、常に大成功する作品を期待することはできないんだ。『シックス・センス』の時に『ずっとこんな風にはいかないだろうな』と感じていていたのを覚えているよ」

◆「まるで別人!」久々の姿に騒然

 こうしたなか、再びハーレイが世間の注目を浴びるようになったのは、演技ではなく私生活。2006年には、酔っぱらい運転の挙げ句に郵便ポストに激突する事故を起こしたり、マリファナ所持で捕まったり、すっかり問題児と化してしまった。

 そんなハーレイは、演劇を学ぶため大学に進学。一時は表舞台から遠ざかったが、大学卒業後、2013年から徐々に俳優として活動を再開した。しかし、久々に公に姿を見せた際、激太り・ひげもじゃという変わり果てたその風貌に世間は騒然となり、「あんなにかわいかった子役スターが劣化した」などと取りざたされた。

 ただ、激太りしたのも単なる役作りだったという説もあるようだ。天使のようなかわいらしさでファンを魅了した子役時代とはうって変わって、大人になってからは個性派俳優として注目されているだけに、あえて劣化ルックスにこだわっているのだろうか?!

 近年は自主制作のインディーズ映画などに出演することが多いハーレイだが、地味にも思えるキャリアを何年も歩んできたことについて、こう振り返る。

「僕は長い間、誰も観ないような作品をやっていたよ。キャリア的には良い選択ではなかった。でも究極的には、僕が残りの人生で本当にやりたいことなのかどうか分かることが大事だったんだ」

 実は2年前ほどにも、空港で職員にブチ切れて、警察沙汰になったハーレイ。奇行は相変わらずのようだが、一方で「子役の頃から成功への感謝の気持ちを忘れなかった」と語るなど律儀なところも。今後、脚本家や監督業へ進出する野望も抱いているそうなので、子役時代とはまた違った一面を見せてくれそうだ。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

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