スーパー歌姫の姉が、性的虐待で母親を訴えた。トラブル続きの半生とは…

スーパー歌姫の姉が、性的虐待で母親を訴えた。トラブル続きの半生とは…

マライア・キャリー

 スキャンダルや奇行で騒がれていた時期はあったものの、いまだ絶大な人気を誇るマライア・キャリー(50)。しかし、圧倒的な歌唱力と力強いメッセージでファンに勇気を与えてきた世界的歌姫は、以前から私生活で大きな問題を抱えていた。これまでも散々トラブルを起こし、マライアとの確執が伝えられていた姉アリソン・キャリー(57)が、このほど母親を「性的虐待」で訴えたのだ。

◆10歳の時、母から見知らぬ人との性的行為を強制された

 アリソンは自身が10歳の時、母パトリシアから見知らぬ人との性的行為を強制されたとして、ニューヨーク州最高裁判所に提訴した。

 今回ザ・サン紙のビザー欄がその訴訟内容を公開している。

「原告の母である被告は、原告がおよそ10歳の時に、現時点では不明とされている複数の男性との性的行為を行うよう仕向けた。そのような行為は、ニューヨーク州刑法では強制接触、第一級性的暴行に値する」

「また被告は原告に対し、儀式的ないけにえを含む、真夜中に行われた悪魔崇拝の集会において、大人が大人相手に、そして子供相手に性的行為を行う場面を見るよう強制した」

 アリソンは今回提出した法的書類の中で、過去に受けた虐待の結果として、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やうつ病の診断を受けたと主張している。

「上記のような過去の結果、原告は心的外傷後ストレス障害、不安、うつと診断され、恐ろしい記憶を消すために合法、そして違法な薬物に頼り、広範囲におよぶ専門家によるカウンセリングを受けなければならない状況に追いやられている」

「従い、原告は精神的身体的な莫大なるダメージ、心の痛み、苦悩、深刻なストレスを受けたことに対する損害賠償を要求する」

◆姉の壮絶人生と、マライアとの確執

 マライアの両親は幼い頃に離婚。姉アリソンは父親に、兄モーガンとマライアは母親と暮らすことになったそうだ。ただ、離れて暮らすようになってからも、しばらくは家族の仲は良かったという。しかし、15歳で妊娠したアリソンが、高校を中退して結婚・出産したのち、夫と別れたあたりから歯車が狂い始める。

 離婚した後、なかなか仕事が見つからず、生活費を稼ぐために体を売って働くようになったアリソン。そのうち薬物に依存するようになったものの、26歳で再婚し、次男を出産。新たな人生がスタートしたその矢先、HIV陽性であることが発覚。さらに2度目の結婚生活も破綻してしまい、ますます薬物に依存するようになってしまったという。

 歌手として成功したマライアは、姉を薬物依存から救うため、自ら費用を出してリハビリ施設に入所させたこともあったそうだ。しかし、何度も入所を繰り返し、なかなか依存状態から抜け出せない姉に愛想を尽かし、1991年あたりから疎遠になってしまったといわれている。

 こうした状況をみかねて、母がアリソンの自宅から幼い次男を保護したこともあった。しかし、アリソンは「次男を誘拐された」として、母親とマライアを告訴。結局は、薬物依存のアリソンが子育てをすることが困難と判断した裁判所は、アリソンと母のふたりで親権を持つべきという判決をくだした。これを不服としたアリソンはさらに、怒りの矛先をマライアに向け、マライアについての暴露本『Mariah and Me』を執筆。しかし、これが出版されることはなかった。

 2016年には、売春容疑で逮捕されたアリソン。「マライア、愛しているわ。どうしてもあなたの助けが必要なの。こんな風に私を見捨てないで」と語りかける動画を公開した。それでも手を差し伸べないマライアに対し、今度は兄のモーガンが「HIVで姉が瀕死の状態なのに、マライアは助けようとしない」などと非難、兄と妹の間の対立も明るみとなった。

 かつて、自身もそううつ病を抱えていること、自己評価の低さに悩んでいることを告白していたマライア。歌で人々を勇気づけてきた歌姫は、その裏では自身も病気や家族の問題で苦しんでいたのだ。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

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