小室圭さんが叩かれるほど眞子様の恋心は燃える?皇族も恋愛経験が必要かも

小室圭さんが叩かれるほど眞子様の恋心は燃える?皇族も恋愛経験が必要かも

写真:日本雑誌協会代表取材

<亀山早苗の恋愛時評>

 次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

◆母を庇い、“恋人”に援護してもらう奇妙な図式

 小室圭氏の「金銭トラブルを説明する文書」、巷で大いに盛り上がっている。

 A4用紙に28枚、4万字とも言われる文書で、何がわかったかというと、小室氏は母親を庇(かば)っているということ。そしてその後の眞子内親王の「ひとりでも多くの方にわかってもらいたい」という話から、彼女もこの文書について深く関わっていたのではないかということ。

 つまり、母を庇った男性が、結婚を考えている女性から援護されているという図式である。

◆眞子様を月にたとえたことが納得できた

 小室氏は、婚約内定会見で眞子内親王を「月」にたとえて批判を浴びた。内親王のほうから彼を「太陽」と称したことに対する返答だったのだが、「皇室の方を一般人が月にたとえるとはなにごと」と一部から声が上がったのだ。

 月は静かに輝き続ける。見上げても太陽のように目が痛むことはない。いつでも自分を受けれてくれるような気がするものだ。自分にとって、眞子内親王がそういう存在だと彼は言いたかったのだろう。

 今回の文書で、月にたとえたことが期せずして納得できた。彼は眞子内親王が、絶対に自分を裏切ったりしないと強く思っているのだろう。

◆「こうすればよかった」はいろいろ出てくる

 本来なら、母に弁護士をつけて、元婚約者と当事者同士で話し合えばよかったのではないだろうか。証拠があるのだったら、母と弁護士が速やかに出せばよかった。

 母と元婚約者にそれまでまったく金銭貸借について齟齬(そご)がなく、小室氏が婚約内定会見をおこなったあとに突然出てきたトラブルなら、「なぜ今なのか」と母親が反論すればよかったのだ。

「こうすればよかった」は素人がぼんやり考えただけでもいろいろ出てくる。

◆「いやいや、小室さん、あなたは世間知らずだ。甘いな」

 おそらく、小室氏はここまで大きな騒動になるとは思っていなかったのだろうし、自分がいけなかったとは露ほどにも思っていないのだろう。これほど丁寧で緻密な文書を出せば、誰もが納得するはずだと信じていたのかもしれない。

 ところが国民から一斉に反発が出てきた。それならこの方法でと、今度はいきなり「解決金」の話題を提供した。それがさらなるバッシングを浴びて、彼は「当てがはずれた」と感じているのか、あるいは「誰もわかってくれない」と思っているのか。

「いやいや、小室さん、あなたは世間知らずだ。甘いな」と年長者たちが感じているのを、彼はどう反論してくれるだろう。

◆眞子様の恋心はますます燃える?

 ただ、そういう彼を見て、さらに「彼にとって自身の存在の必要性」を感じているのは眞子内親王だろう。「私がいなければこの人はつぶされてしまう」と思っているかもしれない。恋心はさらに燃え上がるはずだ。

 彼女は「皇室の一員」として、一般人とはおそらく微妙に異なる教育を受けてきた。両親に愛され、大事に育てられてきたが、自分が人を愛するときに何を基準にしたらいいかわからなかったということはないだろうか。

 上皇陛下以降、皇室のありようは「ただひたすら国民の思いを受け止め、受け入れる」ことを責務としているように見える。つまり、エゴは通せないのだ。ところが「恋愛」はエゴを通すことでもある。眞子内親王が「恋愛」をどう進めたらいいかわからないとしても不思議はない。いきおい、彼女は受けとめ受け入れることで愛情を示した。だから「月」なのである。

 常に変わらず人を淡々と照らし続け、見上げた人の心を慰め和ませる。それが自分の恋愛スタイルになってしまっているのではないだろうか。

◆皇族も恋愛経験を積んでおくほうがいいのかも

 内親王の結婚への賛否などを述べる気はさらさらない。だが憲法において「結婚は両性の合意のみに基づいて」とあるからには、秋篠宮が言ったように「それを尊重するべき」なのが大前提だろう。(皇族も、憲法が適用される“国民”なのかは議論があるとはいえ)

 ただ、それ以前にたとえ皇室の一員であっても、高校、大学生時代に通常の学生たちがするような「淡い恋」「大人の恋」「ダメ男との恋」「フェイドアウトする恋」など、さまざまなパターンの恋愛をしておいたほうがいいのかもしれない。そうやって人は相手を見抜く目を養っていくものだから。

 家族ではない、生まれ育った環境の違う人との「恋」は非常にむずかしく、そう簡単に「いい恋」など転がっていないことを知るために、そして恋がどれほど理不尽で不条理なものかわかっておくために。

◆これからは離婚を視野に入れていい時代

「じゃんじゃん恋して、振ったり振られたりしながら、だんだん自分に合う人がわかっていくような気がするんです。好きだけど一緒に生きていくのは無理だとか、意見が食い違ったときにとことん話し合えないとは暮らしていけないなとか。

 私自身、最近、結婚したんですが、いろいろ遠回りした気はします。でもお互いに相手を生かせる関係がやっと見つかったから結婚しました。たとえ皇室の方でも、もっと恋をしたほうがいいんじゃないでしょうか」

 眞子内親王・小室氏と同世代の30歳女性と話していて、そんな発言が出た。そしてさらに、彼女は「離婚もありじゃないでしょうか」と語った。

 皇室の一員、もと一員であっても、これからは離婚を視野に入れていい時代なのかもしれない。合わない相手と婚姻を続けなければならいほどつらいものはない。婚姻も離婚も、ふたりの意志と合意に基づいて、もっと自由になされていいなのではないだろうか。

<文/亀山早苗>

【亀山早苗】

フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio

関連記事(外部サイト)

×