人気ドラマの女優「女性がみんな敵に見えた」。青春ストーリーの衝撃舞台裏

人気ドラマの女優「女性がみんな敵に見えた」。青春ストーリーの衝撃舞台裏

ジェニー・ガース

1990年代に大ブームを巻き起こした米ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』。裕福な家庭で育った少年少女たちが繰り広げる青春ラブストーリーは、お茶の間にさわやかな感動を届けたが、撮影現場は決して穏やかではなかったといわれている。実際、メインキャストだったジェニー・ガースも、「他の女性たちを敵対視していた」と振り返っている。

◆ドラマがきっかけで、他の女性たちを「脅威」と感じるように

 ドナ役を演じたトリ・スペリングと共に、ビバヒルについて語るポッドキャスト番組『9021OMG』に出演しているジェニー。先日公開されたエピソードで、このドラマに出演したことがきっかけで、他の女性に競争心を抱くようになったと明かした。

「正直に言うと、(このドラマによって)他の女の子や女性達に脅威を感じるようになったと思う。そして、共演者の承認や関心を得るために、競争心を燃やすようになったの」

「これは、すごく深い次元で私をダメにしたと思う。そして後になって初めて、それが他の女の子達の問題ではなかったことに気付いた」

「どうして自分の心の中で、他の女の子たちを敵だと思ったのか。自問しているわ」

「トリと私は、年を重ねた今でもこういうメッセージに向き合ってる。より良い人間になって、全てを理解しようと努力してきたの」

 ドラマでは、いつもおしゃれで可愛いキラキラ女子、ケリー・テイラーを演じたジェニー。けれども、この作品が「矛盾したメッセージ」を送っているとも感じていたようだ。

「私が思うのは……ドラマによって、自分の超負けず嫌いの部分が引き出されたんだなと。当時は、若い女の子として、ルックスや服装で判断される環境にいたから」

「あれは今とは違う時代で、若い女の子達に矛盾したメッセージを送っていた。私も長い間、それと格闘してきたの」

◆元出演者が撮影中の衝撃エピソードを暴露

 1990年に放送開始して以来10シーズン続き、社会現象も巻き起こしたビバヒル。米カリフォルニア州の高級住宅街ビバリーヒルズに住む上流家庭の少年少女たちが繰り広げる青春・ラブストーリーに多くの若者が憧れを抱いた一方で、恋愛、ドラッグ、親の離婚といったリアルな問題に悩む若者たちの等身大の姿も描き、視聴者の絶大な支持を得た。

 そんな伝説のドラマとして記憶されるビバヒルだが、昨年には衝撃の舞台裏が明らかになった。かつてドラマにゲスト出演した女優ジェシカ・アルバが昨年、トーク番組に出演した際、撮影現場での驚きのルールを公にしたのだ。

 ジェシカは、「撮影現場では主要キャストの誰とも目を合わせないよう指示された」と明かしたうえで、「もし目を合わせたら君はセットから放り出されると言われた」と暴露した。

 この衝撃告白は大きな話題になり、ジェニーとトリもこれに反応。“主要キャストとのアイコンタクトはNG”という謎のルールは、自分達からの指示ではないとした上で、「悲痛の思い」とコメントした。

 また、ブランドン役を演じた主要キャストのジェイソン・プリーストリーも、ラジオに出演した際、「誰がそんなことを言ったのか、自分にはわからない。撮影現場でジェシカに不快な思いをさせたつもりはなかった」と説明した。

 ただ以前から、ジェニーとブレンダ役のシャナン・ドハーティーとの不仲が取り沙汰されるなど、ビバヒル出演者(特に女性キャスト)の間で確執があったことはよく知られている。

◆ビバヒルの続編「再会白書」は不発に終わる

 そんなビバヒルだが、復活を望むファンの声は多く、2019年にはついに続編「BH90210」が放送されることに。

 日本でも「ビバリーヒルズ再会白書」としてHuluなどで配信されたが、視聴率が伸びず、第一シーズンで打ち切りになってしまった。

 ドラマの登場人物の現在を描くのではなく、“主要キャストたちのその後”を本人たちが演じるという、やや複雑な設定が賛否を呼んだ「再会白書」。ジェニーやトリも思うところがあったようで、「今度は、登場人物の現在について描かれた普通の続編をやりたい」と語っている。

 続編が再び放送されるかどうかは未定だが、角が取れて丸くなったジェニーが演じるケリーを見てみたい気もする。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

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