北川景子『リコカツ』は何位?春ドラマ“良かったランキング”10

北川景子『リコカツ』は何位?春ドラマ“良かったランキング”10

(画像:ドラマ『リコカツ』TBS公式サイトより)

2021年4月クールのドラマがすべて最終回を迎えようとしています。

 そこで、今クールのドラマのなかから30代・40代の一般女性200人が選ぶ(※)ベスト10を発表するとともに、ドラマ通が選ぶベスト3として、わたくしドラマウォッチャーの中村裕一がオススメの3本を選ばせていただきました。みなさんの評価はいかがでしょうか?

◆30代・40代女性が選ぶ春ドラマベスト10

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この春放送されたドラマで良かったと思う作品は?(複数回答)

10位  警視庁・捜査一課長 season5    9%

9位  警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON5  10%

8位  コントが始まる   12%

7位  ネメシス   12.5%

6位  恋はDeepに  14%

5位  着飾る恋には理由があって 17%

4位  イチケイのカラス   17.5%

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 10位は内藤剛志さん主演『警視庁・捜査一課長 season5』(テレビ朝日系)、9位は小泉孝太郎さん主演『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室 season5』(テレビ東京系)の刑事ドラマ2本。

 ともにシーズン5、両テレビ局を支える人気シリーズとあって安定感はバツグン。小泉孝太郎さん演じるKY警視・小早川冬彦は一度見て損はない超個性的なキャラクターです。

 8位には『コントが始まる』(日本テレビ系)、7位には『ネメシス』(日本テレビ系)、6位には『恋はDeepに』(日本テレビ系)と日本テレビ系の作品が立て続けにランクイン。なかでも石原さとみさんと綾野剛さんによる『恋はDeepに』は人魚と人間の恋を描いた究極のファンタジーラブストーリー。

 5位は『着飾る恋には理由があって』(TBS系)、4位は『イチケイのカラス』(フジテレビ系)。

『イチケイのカラス』は竹野内豊さん演じる型破りな刑事裁判官・入間みちおが主人公のリーガルヒューマンドラマ。人が人を裁くことの難しさ、尊さを教えてくれる見ごたえのある作品でした。

◆3位『大豆田とわ子と三人の元夫』28.5%

 3位は『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)。松たか子さん演じるハウジング会社の社長・大豆田とわ子と、離婚した三人の元夫(松田龍平・角田晃広・岡田将生)との不思議な関係を、坂元裕二さんの脚本で表現。全編にわたるスタイリッシュな映像と洒脱なセリフのやりとりが印象的でした。

◆同率1位『ドラゴン桜』33.5%

 同率1位の『ドラゴン桜』(TBS系)は、2005年に放送されヒットしたドラマの続編。

 主人公の弁護士・桜木健二(阿部寛)とかつての教え子・水野直美(長澤まさみ)が引き続き出演。前作から15年後を舞台に、同じ日曜劇場の『半沢直樹』ばりのダイナミックな演出とともに最後まで目が離せない展開が続きました。

◆同率1位『リコカツ』33.5%

 そして1位に輝いたのは『リコカツ』(TBS系)。ファッション雑誌の敏腕編集者・水口咲(北川景子)と、朴訥(ぼくとつ)すぎる自衛官・緒原紘一(永山瑛太)の新婚夫婦が離婚に向けて悪戦苦闘する、いわゆる“リコカツ”を描いたラブコメディ。

 主人公カップルだけでなく、それぞれの両親のリコカツの行方も描いたところが興味深かったです。

 北川景子さんの美しさと演技力は言うまでもありませんが、本作では永山瑛太さんのコメディ演技が全編にわたって炸裂(さくれつ)。

 第8話では彼が尊敬する大先輩であり、今年4月に亡くなった田村正和さんが演じた古畑任三郎のモノマネまで披露してくれました。オーバーアクションが嫌味にならずギリギリの線でドラマを成立させていたのは、瑛太さんの高い表現力のおかげに他ならないでしょう。

 ここからは、わたくしドラマウォッチャーの中村裕一が選んだ3本をご紹介します。

◆3位『きれいのくに』ダークな世界観に見入った

 3位の『きれいのくに』(NHK総合)は、20代から50代の男女の約80%がトレンドの顔(稲垣吾郎・加藤ローサ)になるために美容手術を施してしまい、まったく同じ顔が街にあふれている架空の国を舞台にしたSFドラマ。

 第3話の途中までは顔がどんどん若返る妻(吉田羊・蓮佛美沙子・小野花梨)の話かと思いきや、実はそれは啓発映画で、主人公は高校に通う10代の若者たち。そのダークな世界観に思わず息を呑んで見入ってしまう、複雑かつ不思議なテイストのドラマでした。

 中でも、自らの容姿へのコンプレックスから“裏整形”を選択する高校生・凛役の見上愛さんの存在感が光っていました。

 ◆2位『コントが始まる』青春の終わりとその先の希望

 2位は『コントが始まる』(日本テレビ系)。売れないお笑いトリオ「マクベス」の3人(菅田将暉・神木隆之介・仲野太賀)と、彼らとの出会いで人生が変わったファミレス店員・中浜里穂子(有村架純)の姿を描いた青春ドラマ。

 タイトルの通り毎回コントから始まる構成とともに、1993年生まれ・28歳の彼らが演じるからこそ伝わる青春の終わりの切なさ、その先にある希望がとてもリアルで胸を締めつけられました。

◆1位『リコカツ』連ドラのお手本のような作品

 そして1位は一般女性のランキングと同じく『リコカツ』(TBS系)。

 第9話、東京スカイツリーで咲が階段を駆け下りながらエスカレーターに乗った紘一を追いかけるシーンは、第1話とシチュエーションとカメラワークが同じで人物だけ入れ替えるという心憎い演出。二人の素晴らしい演技と相まって、かなりグッときました。

 毎週テレビでリアタイするのにふさわしい、まさに連続ドラマのお手本のような素敵な作品だったと思います。

 今クールは『リコカツ』『ドラゴン』『イチケイ』『ネメシス』『レンアイ』『コタロー』『オバハン』と、なぜかカタカナ4文字の入ったタイトルがとても目についたクールでした。次クールも素敵なドラマに出会えることを期待してます!

【調査概要】

調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニター(30〜49歳女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。

調査期間:2021年6月20日

有効回答者数:30〜49歳女性200名

<文/中村裕一>

【中村裕一】

Twitter⇒@Yuichitter

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