不倫相手との野球観戦から帰ったら即、妻に発覚。バレたワケは?

不倫相手との野球観戦から帰ったら即、妻に発覚。バレたワケは?

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最近は気候が不安定で、雨かと思えば、いきなり刺さるような日差しが降りそそいだりと対応に忙しいですよね。

 今回は、そんな気候のせいで不倫がバレてしまったという男性のエピソードをご紹介しましょう。

◆不倫相手と野球観戦へ

 中山康彦さん(仮名・40歳・会社員)は、同じ会社の部下E香さん(27歳)と不倫関係になり2年になります。

「コロナ以降どこにも行かず、ホテルデートしかしていないのですが…E香が、もうガマンの限界!どうしても応援している野球チームの応援に行きたいと言い出して」

 スタジアムは野外だし、一番後ろの席を取れば、後ろに人は居ないし空いていてのんびり観られるのではないか?という話になり、E香さんと念願の野球観戦行く事に。

「万が一知り合いがいたとしても、マスクをしているし、誰が誰やら分からないだろうと思いまして」

 久々の外デートに胸躍る2人。

「その日は小雨が降っていて肌寒かったので、ポンチョ型の雨ガッパを着て自分達の席に着きました。E香と『雨が酷くなって試合中止にならないといいね』と言いながら」

 ですが試合が始まると、間もなく雨は止み日がさしてきました。

◆直射日光でつらい暑さに

「天気予報では雨のち曇りだったので、どんよりした空模様を想像していたのですが、抜けるような青空にまぶしい太陽が出て、まさに野球日和って感じでテンション上がりましたね」

 康彦さんとE香さんはカッパを脱ぎ捨て、売店でスタジアム名物のお弁当を買ったりして、はしゃいだそう。

「久々の外デートだったので楽しくて楽しくて…ですが、しばらくするとビックリするぐらい暑くなってきて焦りました」

 スタジアムの一番後ろに座る2人は、位置が高いため空が近く、もちろん屋根なんてないので直に日光を浴びるかたちに。

「周りの人達は、帽子をかぶったり、ハンディ扇風機を使ったり、暑さ対策グッズで涼を取っていたのですが、僕らは何も持ってきていなくて…」

 朝からずっと雨予報だったため、まさかこんな暑さになるとは想像もつかなかった2人。

「ですが、次々と得点の入る面白い試合だったので、アイスや飲み物でなんとかしのぎながら最後まで試合を楽しんだんですよ」

 暑さに耐えながら試合に熱狂し、疲れ切ってヘトヘトになってしまった康彦さんとE香さんは現地解散し家路につきました。

◆家に帰ると妻が…「怖い、怖すぎる」

「僕もE香も何だか頭がボンヤリしてめまいがするし、とにかく早くお風呂に入って寝たい気分で。もしかしたら軽い熱中症だったのかもしれません」

 妻のJ子さん(36歳)に仕事だと嘘をついて出かけていた康彦さん。

「帰ると妻はいつも通り満面の笑みで迎えてくれました。僕は『今日も疲れちゃったよ〜!とりあえず風呂入ってくるわ』と働いていた感を出しながらお風呂場に行ったら…」

 鏡に映った自分の姿を見て唖然(あぜん)とする康彦さん。

「腕が日焼けで真っ赤だったんです。暑いからワイシャツをまくっていたので。あとマスク焼け?っていうか、とにかく顔の上半分が不自然に赤くて、仕事に行ってきたんじゃないのは一目瞭然でした」

 体調の悪さに気を取られ、日焼けに気がつかなかったそうで…。

「風呂の中で『これはまずいぞ!J子、絶対気がついているはずなのに何でなにも言ってこないんだ?怖い、怖すぎる』とおびえてなかなか上がる事が出来ませんでしたね」

◆「1日時間をあげる」と言われて

 やっとの思いでお風呂から上がり、ダイニングテーブルに並んだJ子さんの手料理にビクビクしながら箸をつける康彦さん。

「しばらくお互い無言で食事していたら『帰って来た時はあんなにペラペラしゃべっていたのにどうしたの?』とJ子に言われて思わず口ごもってしまって」  

 すると「じゃあ1日時間をあげる。今日、私に嘘ついて誰とどこに行ったのか正直に話したら、怒らないで許してあげようと思う。明日の夕食までに話さないなら徹底的にあなたを問い詰めて、離婚になるかもね」と静かに言うと後片付けを始めたJ子さん。

「僕はJ子のこの熱の無い怒り方が本当に怖くて…きっと浮気には勘づいているし、僕にあきれている感じがしたけど、正直に話すだけが愛情じゃないしな、とも思うしどうしようか悩みました」

 ですが、夜中にふと起きて妻の寝顔を見ていたら…初デートでディズニーシーに行った事や、プロポーズした日になぜか熱を出し、妻に看病してもらった事などが頭をめくり…

「せっかく許してくれると言ってくれているし、これが最後のチャンスなのかも?」と思い直し、朝起きると洗いざらい正直に話していたんだとか。

◆不倫相手との別れ方を妻からダメ出しされた

 J子さんは、黙って最後まで康彦さんの話を聞きました。

「沈黙の後で『2年も付き合っていたとは思わなかった。その子と別れられるの?それとも私と別れる?』と言われたので『もちろん別れられるよ!』とその場でE香に電話をして別れを告げようとしたのですが…」

 なぜか妻に止められた康彦さん。

「『そんな風に一方的に関係を切るのはシコリが残るし、その子も悪いけど、あなたも相当悪いんだからキチンと謝って別れなさい』なんて言うんですよ?もう『はい…』としか答えられないですよ」

 その後、無事にE香さんと別れた康彦さん。

「実はE香、僕に黙って婚活していたらしくて。もめずに別れる事が出来て良かったです」

「もうこれがラストチャンスだと思うし、首の皮一枚でつながっているようなものなんで、浮気なんて二度としませんよ」と苦笑いする康彦さんなのでした。

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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