奇跡の60代!スタイリストが明かす美容術「50歳からケアを始めたの」|亘つぐみ

奇跡の60代!スタイリストが明かす美容術「50歳からケアを始めたの」|亘つぐみ

スタイリストの亘つぐみさん(写真/山川修一)

ファッション誌やCMのほか、数々の芸能人、モデル、「逃げ恥」や「黒革の手帖」などの人気ドラマのスタイリングを手掛けるスタイリストの亘つぐみさん。インスタグラム(@tsugumiw)で披露しているご自身のファッションやライフスタイルも、多くの女性から支持されています。

 亘さんのコーディネートは、どれもシンプルで洗練された華やかさがあります。還暦を迎えても、なおパワフルに、自由に毎日を楽しむ姿が印象的。

 そんな亘さんが「体型が崩れてきた、お金がない、センスに自信がない…」などといった悩みを抱える女性に、少しでも前向きにおしゃれを楽しめるコツや秘訣を伝授。

 第12回目は、「今月のつぐみさんのお気に入り」です。

◆つぐみさんの美の秘訣

――美容のために行っていることはありますか?

亘つぐみさん(以下、亘)「毎日、欠かさず飲んでいるものが5種類くらいあって、それを気分で選んでいます。昔から言い伝えられている自然療法に興味があって。サプリメントは、栄養補助食品だから、それよりももう少し健康に特化したものを積極的に採るようにしていますね」

――いくつか教えてください。

亘「スーパーフードとして注目されている天然アナツバメの巣を配合した〈美巣(ビース)〉のゼリースティックと酵素は、濃縮したツバメの巣エキスやシロキクラゲ、コラーゲン、シアル酸などの美容保湿成分にレモン約4個分のビタミンCが配合されていて、効果がすぐに出るなという実感があります。

〈ELLE caf?(エル カフェ)〉の青汁“ELLE caf? AyurAOJIRU”は、インドの伝承医学であるアーユルヴェーダの考えに基づいて作られているんですが、スーパーフードなど体に良い53種類の食材に、乳酸菌も豊富に含まれていて、まったく緑臭さがないんですよね。だから飲みやすくて、もう5年以上続けています。朝起きたときやお茶が飲みたくなったときに、お湯で溶いて飲んでいます。ヨーグルトにかけたりスムージーに入れたりクッキーに混ぜたりする方もいますよね。アレンジが効くのもいいところ」

◆テクノロジーの力を借りてキュッと引き締める

――ほかにおすすめはありますか?

亘「通っているところを3か所お伝えしますね。ひとつめは〈CELLULAM BEAUTY SYSTEMS(セルラムビューティシステムズ)〉。生体電流を利用したトリートメント・エイジングケア。人間がもともと持っている電解質に合わせて、マイクロカレントという電流をゆっくり流してマッサージすることで免疫力を高める効果があるらしくて。違和感もないし、痛くもない。最近は忙しくて3か月以上行けていないんですが、ほんとは月1くらいで通うといいみたいですね。

 年を取ると全体的にたるみが出てくるでしょう。そのむくみなどを自然治癒力や細胞の代謝を上げることで、キュッとひきしめてくれる。もともとアトピーや火傷などの治療に用いられていたイギリスの医療機器なので、シミも薄くなっていきます」

◆心躰調律矯正サロンで美しい姿勢へ

亘「ふたつめは表参道にある身躰調律矯正サロン〈白々華 (ハッカ)〉。ここは歪んだからだを元の位置に戻し、しなやかなボディラインに導く心躰調律矯正サロンです。体って、生活の癖でだんだんと歪んでくるじゃないですか。それを、きれいなラインを保つためにもともとあった正しい位置に戻す骨の矯正を行うところです。

 体が歪んでいると、施術のときすんごく痛いんですよね。1回の施術でかなり変わりますよ。座っている時に足を組む癖のある人は、体が歪んでいる証拠なんですって。矯正を続けていると、だんだん足を組みたいと思わなくなるみたいで。だからそうなるまで続けようとは思っているんですが、とにかくめっちゃくちゃ痛いんです。それだけ歪んでいるってことなんですけど(笑)。

 まだ1回しか行けていないんですが、とてもよかったので紹介したいと思います。知人が痩せてきれいになったから、何をしてるのか聞いてみたらここへ通ってると聞いて、紹介してもらったんですよ」

◆自律神経を整えてくれる美容鍼灸

亘「みっつめは美容鍼灸サロンの〈銀座ハリッチ〉。顔だけじゃなくて、その日の体調に合わせて全身に打ってくれるので、ここへは自律神経を整えるために行っています。以前は一週間に一度通っていましたが、今は体がつらかったり気になったら行っています。髪の毛くらいの細さの鍼なので、痛くはないですよ」

――施術後はどうですか?

亘「肌がすごく上がりますね。パーンとする感じ。自律神経を整えるために頭に打たれるんですが、鍼が刺さっているのに寝ちゃう時があるんですよね。ツボが刺激されてるからでしょうか。美容クリニックへは行かないけど、こういったことはしています」

◆体のお手入れを始めたのは50歳になってから

――いくつくらいから意識されるようになったんですか?

亘「わたしは遅くて、それこそ50歳を過ぎてからですよ」

――きっかけはなんだったんでしょうか。

亘「そろそろやったほうがいいかなと思って(笑)。今までは本当に面倒だったんです。家でパックもマッサージもしたことがなかったくらい。でも、日頃の手入れが大事だってよく言うじゃないですか。遅ればせながらだけど、自分にお金をかけてみようかなと思って始めました。文明が進化してるのに、やらない手はないとも思ったし。

 それでやってみたら、あきらかに違いがわかるから、やっぱりうれしいんですよね。その喜びでまたやる気になるし、モチベーションも上がるし。自分へのご褒美的な感じで通っています。鍼で疲れを取って、セルラムで活性化させて、ボディもメンテナンスして、骨格を矯正する」

◆メイクするのをやめたらすごく楽になった

――フルコースですね。

亘「だからもちろん頻繁には通えないけれど、目指すは月一回ですね。必要なことに応じて、行く場所を変えればいいかなと思っています。体は整えるけれど、顔はまったく。昔は化粧も厚かったんですが、スタイリストになった時にスパッとメイクするのをやめたんです。

 毎日仕事にいくわけでもないし、服につく心配もないし。そしたらすごく楽で。今もマスクをするから、アイブロウを少し整えるだけで、ほかはほとんど何もしてないです。スキンケアも、化粧水とクリームくらいはなるべくつけるようにしてるけど、べたべたするのが嫌いだから、暑い時は化粧水だけとかにしちゃう」

◆最近はバレエにハマっているそう

――ナチュラルだから良いんでしょうか。それに、運動をよくされていることも美の秘訣ですよね。

亘「体を動かすことってやっぱりハードなので、ついつい面倒臭くなっちゃうじゃないですか。それを奮い立たせてがんばるとスッキリするし、それを習慣化させるように自分に言い聞かせているので、体を動かすことは今はそんなに苦じゃなくなってきていますね。柔術はお休み中ですが、今はバレエにハマっています。基本のステップがまた難しくって。初めてもう4〜5か月、週2回行ってますが全然できない。なのに〈チャコット〉の新作を見にいったり、レオタードも4つ買ちゃいました(笑)」

◆必要に応じて人の力を借りるのも大事

――自分の状態に合わせて、いろいろと使い分けたり、楽しんだりするのがいいですよね。

亘「ものは試しで気になるサロンなどへは一度行ってみるのがいいかもしれませんね。年をとったらお金がかかると思ったほうがいい。必要に応じて人の力を借りるのも大事だと思うんです。そうすることで、自分自身がちゃんとしていようと意識していられるから、結果的にはいい形として表れるんじゃないかなと思います。やっぱり悩みますよね、安くはないですから。でも、自分の体がいい形になっていくんだったらと思って続けています」

<取材・文/松本昇子>

【亘つぐみ】

東京生まれ。スタイリスト。「VOGUE」「ELLE」「HERS」etc…の雑誌、写真集、広告やCM、映画・ドラマ、ビジュアル制作・ディレクション、ファッションショー、ブランドプロデュースなど、その活動分野は多岐にわたる。著書『女らしさはけせない』では女性らしく輝き続ける方法を伝授。2021年春には自身がディレクションするボディウェアブランド「TW」がデビュー。Instagram:@tsugumiw、YouTube:Tsugumi W

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