逮捕で発覚!優しいはずの彼氏はDV男だった。別れを告げると待ち伏せされ…

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ある日突然、恋人と連絡が取れなくなったら誰でも心配すると思いますが、気になるのはなぜ音信不通になったのか。なかにはその驚くような理由がきっかけで別れることを決めた人もいます。

◆暴行事件で警察に拘留されていた彼氏

「それまでは会えない日も毎日メールや電話をくれていたのに急にそれがなくなり、私から連絡しても全部スルー。ひょっとして倒れてるんじゃないかと思い、もらっていた合鍵で彼のマンションに行ってもいないし、何か事件にでも巻き込まれたんじゃないかって気が気ではありませんでした」

 そう話すのは、現在2児の母親の熊谷千里さん(仮名・39歳)。もう15年以上前の話ですが、当時のことは今でもよく覚えているといいます。

「何度か彼を交えて一緒に遊んだ方がいて、連絡先を交換していたので事情を説明し、何か聞いていないかたずねたんです。でも、そのときは何も知らないと言われたのですが、連絡がつかなくなって3日目の昼、その人から電話があり、『警察に捕まって拘留(こうりゅう)されてる』って。想像してない展開だったので言われた瞬間、さすがに言葉を失いました」

 この彼の友人の話によると、飲んだ帰りにサラリーマンの中年男性とすれ違いざまに身体がぶつかり、相手が謝らずにそのまま立ち去ろうとしたことに激昂。ついカッとなって手を出してしまったとのこと。

 幸い相手の方は大事には至らなかったそうですが、一方的に殴る蹴るの暴行を繰り返していたらしく、現場に駆けつけた警察官がその場で逮捕、普段、自分の前ではそんな暴力的な一面をまったく見せていなかったそうで、彼氏が暴行事件の加害者として拘留されていると聞いても最初は信じることができませんでした。

◆酒癖の悪さが仲間内では有名だった

「ただ、当時は付き合い初めてから4か月程度で、彼のことをすべて知っているわけじゃありませんでした。むしろ、知らない部分のほうが多く、逮捕のことを教えてくれた彼の友達に教えてもらいましたが、酒癖の悪さは仲間内でも有名だったみたいです。

 私の前ではお酒をあまり飲まなかったんですけど、嫌われないように気を使っていたのかもしれません」

 いずれにしても恋人が傷害事件で逮捕された事実は彼女にとって重くのしかかり、彼を支えようという気持ちにはなれませんでした。それどころか怖いと思うようになり、別れることを決意します。

「ただ、直接会って話す勇気はなかったので、一方的な形になってしまいましたが別れを告げるメールを彼に送りました」

◆脅迫めいたメールや待ち伏せも

 しかし、釈放後に彼女からのメッセージを見た彼氏は納得しなかったとか。最初のうちは普通に復縁を求めるメールでしたが、次第に《俺は認めない》や《きっと後悔するぞ》など脅迫めいた内容になっていったそうです。

「電話は出ないようにしてメールでのやりとりにしていましたが、こちらにヨリを戻す気がないと知ると、今度は家や勤め先の前で待ち伏せするようになったんです」

 会社の場合は、ビルの裏口から出るなど彼を避けて帰ることはできましたが、自宅アパート前に張られてしまっては家に入ることもできません。そのため、友人宅に泊めてもらったり、一時的なホテル暮らしを強いられたといいます。

◆ストーカーから逃げるため、仕事を辞めて引っ越した

「あのままだといつか襲われそうな気がしたので仕事を辞め、飛行機で行き来しなければいけないほど離れた地方に引っ越したんです。

 実家のある地域ではないですが、その土地には結婚した姉が住んでいて相談したらすごく心配してくれて、転職先も紹介してくれるということで頼らせてもらいました。それを機に彼との連絡を一切絶ち、以来向こうからの接触はなくなり、完全に縁を切ることができました」

 ちなみに彼は強面どころか優男風の見た目、千里さん自身も優しくて温厚な性格だと思っていましたが、後に聞いた話によると、昔の彼女には手を挙げていたDV男だったことが判明。「男を見る目がなさすぎた(苦笑)」と自虐的に当時を振り返りますが、結果的にはあのタイミングで別れて正解だったはずです。

「それでもストーカー化して最後はかなり面倒でしたが、あのまま交際を続けていたらきっとDVの被害を受けていたでしょうし、無事に逃げることができて本当によかったと思います」

 恋人の逮捕は完全に予想外だったとしても、相手の本性を知ることは交際をするうえ誰にとっても大切なことです。もしかするとその機会を与えてくれたのかもしれませんね。

―自分史上最悪の恋愛エピソード―

<文/トシタカマサ イラスト/ただりえこ>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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