銭湯の女湯に“危ないマスク姿”の女性が大量発生。真っ赤になって倒れそう!

銭湯の女湯に“危ないマスク姿”の女性が大量発生。真っ赤になって倒れそう!

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日常的にマスクをつけることが当たり前となった今、驚くような場所でもマスクをつけて行動する人たちがいます。それはズバリ、銭湯やサウナなどの温浴施設。

もちろん不特定多数の人が出入りする休憩所や、食事どころ、脱衣場などではマスクをつけるようにアナウンスされることは多いはず。しかしそれだけでなく湯船の中や灼熱のサウナの中でまで、なぜかマスクをバッチリつけている人々もいるのです。

◆「銭湯はマスクが着けられないから行かない」という人も

このコロナ下で、サウナや銭湯など温浴施設に行く人が激減したのをご存知でしょうか。水泳用品メーカーの「フットマーク株式会社」が首都圏在住の20代〜60代男女1,000人を対象に調査を行った『コロナ禍の温浴施設に関する意識調査』によると、2020年の1年間でおよそ67%もの人が「温泉や銭湯、スパに行く頻度が減った」と回答しています。

その理由としては「感染リスクがあるから」、「不特定多数の人が集まるから」、続いて「浴場ではマスクが着用できないから」という回答が多く、また「なんとなく行ってはいけない雰囲気がある」と答えた人も一定数存在。

そんな不安な心理を反映してなのか、筆者のもとに度々目撃情報が寄せられているのが「温浴施設でお風呂に浸かりながら、びしょ濡れのマスクをつけている人たち」です。

週に最低3回はサウナに通うという、池田成美さん(34歳・仮名)も、近所のスーパー銭湯で“ナゾのコロナ対策をする高齢者の集団”をよく目撃するといいます。果たして“ナゾ”とは……?

◆それ苦しくないの?不思議な装備の女性が続出

「とにかく、お風呂の中やサウナの中での、おばあちゃんたちのコロナ対策がすさまじいんです! まず、お風呂に首まで浸かりながら、マスクの2枚重ねは当たり前。中にはもう顔半分が湯船に沈んでいたり、マスクをつけたまま手でお湯をすくって、顔にかけちゃうおばあちゃんもいて、『それって衛生的に大丈夫なの?』ってこっちまで不安になるような光景もよく見かけます」

湯船に浸かりながら、マスクの重ねづけ……。見ているこちらまで息苦しくなりそうです。

「ほんとそうですよね。でももっとすごいのは、バスタオルで目の部分だけ外して、顔や頭までミイラのようにグルグル巻きにする人たち。これも多いんです。歌手のMISIAさんが昔よく巻いていたターバンのイメージが近いかも。おばあちゃんたちが頭のてっぺんからあごまでタオルを巻いて、でっかいサナギのような状態でお風呂やサウナに入っているんです。もうそれがスタンダード(定番)になっているようで、北関東のスーパー銭湯ではたびたび見かけますよ。タオルの上からマスクをしている猛者もいたり。それって本当にコロナ対策になっているのか、正直疑問です」

バスタオルを顔中に巻くのも重そうだし、やっぱり苦しそうですね……。

◆顔を真っ赤にして、今にも倒れそう!

「それだけコロナを恐れて過剰な対策をしているんだから、湯船や、サウナの密室での会話はもちろん控えるのかな〜と思いきや……これがめっちゃくちゃ喋るんですよ(苦笑)。というか、過剰に防衛をしているおばあちゃんたちの方が、なぜかめっちゃ大声でお喋りしてる。

『バッチリ防御しているから、安心!』って思うのかな。それも、サナギのようなターバンをわざわざ口の部分だけ下にずらして、“ノーマスク状態”で大声でしゃべったり、ゲラゲラ笑ったり。え、そのでっかいかたまり、なんのために巻いてるの?! 口も鼻もむき出しじゃん! って。いつも心の中で突っ込んでます」

そのでっかいサナギは飾りもの……?

「そうです、これじゃただの“めっちゃ重い布の塊を無駄に頭に乗せてる集団”になっちゃう(笑)。そして湯船に浸かった、びしょ濡れの2枚マスク使いのおばあちゃんも、すごいんです。電気風呂やジャグジーで寝そべりながらとなりの人と話すとき、濡れたマスクをなぜかおでこまでずり上げちゃう。やはり口元はむき出し。なんかもう、海辺でサングラスを額にずらしてバカンスを楽しんでいるような? 優雅に飛沫を浴びまくっています」

至近距離で誰かと話すときだけ口元をむきだしにするとは。一体何のための過剰防衛なんでしょうか。

「何人かのおばあちゃんが、自分で自分に突っ込みながら『(マスクやタオルをずらす理由は)だって喋りにくいんだも〜ん』って言ってましたよ(笑)。……もう笑うしかないです。ほかの利用客は、冷ややかな目で見ています」

◆適材適所、コロナ禍で続々登場するグッズをうまく駆使して

もはや何のために厳重装備をしているのか分かりませんが、そこには“ある危険性”も伴っています。

「湯船の中で二重にマスクをしたり、顔中をタオルで巻いているおばあちゃんたちを見ていると、みんな顔を真っ赤にして『ふうふう』と息苦しそうにしているんですよ。普通に何もつけない状態でお風呂に入っている人たちと見比べると、その差は一目瞭然です。

汗をダラダラかいて、『いつもよりなんか暑いわあ』『息苦しいけど、汗が出るから効いてる感じ』なんて言いながらサウナでふらついてる。いつか倒れる人が出るんじゃないかと、ひやひやして見ています」

通常マスクをしているだけでも、いつもより余計に汗をかいたり、息苦しさを感じることもありますよね。ただでさえ負荷がかかっている状態なのに、それが灼熱のサウナの中や湯船の中なら、さらにものすごい負荷がかかってしまいそう。

なによりも、サウナの中や湯船に浸かった状態でのこのようなコロナ対策はどれくらい効果があるのか微妙なところ……。ただ体にとって負担になっているなら、まさに本末転倒です。

コロナ下では、安心安全に温浴施設を楽しむための「温浴用マスク」「サウナ専用マスク」なども開発されています。たとえば水に濡らしても一定の通気性を保ち、飛沫を防ぐだけでなく息苦しさを軽減する設計になっているサウナ専用マスクなど、便利そうなアイテムが色々とあるようです。

自己判断で過剰なコロナ対策をするのは、どうしてもリスクが伴います。状況に応じて専用のグッズを駆使して、withコロナ時代の温浴施設でも快適な時間を過ごしたいものですね。

―シリーズ「新しい生活様式がしんどい」―

<取材・文&イラスト 赤山ひかる>

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