着なくなった服をメルカリで売れば「服の買い方もうまく」なる。売れる服の見わけ方も

着なくなった服をメルカリで売れば「服の買い方もうまく」なる。売れる服の見わけ方も

※写真はイメージです(以下同)

はじめまして、整理収納アドバイザー×司法書士の長谷川絹子です。

私は相続手続きや不動産登記を専門とする司法書士の職についていますが、ご依頼が完了した後も引き続きお客様のお役に立てるようなサービスはないかと考え、整理収納アドバイザー1級の資格を取得しました。現在はお片づけをとおして、同居家族に相続があった方や、老後に向けた新しい生活を始める方のサポートに取り組んでいます。

今回は不要になった服をメルカリなどのフリマアプリで売るための、服の仕分け方について私の経験をもとにご紹介します。

メルカリは利用したことがあるけれど、いらない服を手放すために使ったことはまだないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

◆洋服を全部出し服をわけていく

片づけの基本は「使っているモノと使っていないモノをわける」ことです。

洋服でいうと「着ている服」と「着ていない服」とわけることになります。

一度クローゼットや収納ボックスからすべての服を出して、「いま、着ているか」の視点で洋服をわけて整理をしてみましょう。

さらに「着ていない服」は、まだきれいだけど着ることがなかった服と、ダメージがありもはや着ることができない服にわけられます。

ダメージがある服はメルカリでは売りにくいので、初めにわけてしまいましょう。

対象となる洋服に「穴・ほつれ・シミ・汚れ・毛玉・色あせ」などのダメージが、ないかよくチェックします。

もともとお気に入りだった服で着用頻度が高かったものは、ダメージに気づいていないことがあるので要注意です。

袖・すそ・首回りなどは、経年劣化しやすいところなのでよく見てください。

「これくらいのシミはいいかな…?」と判断に迷うような場合は、身近な家族や友人がこの服をきているところを思い浮かべてください。

どうですか、シミは気になりますか?気になるようであれば、もうこの服はファッションアイテムとしての役割を終えていると考えましょう。

◆メルカリで検索をして服の需要と価格をチェック

次にこの服がメルカリで売れるか売れないかを調べてみましょう。

「これは売れるだろうな」と自分では思っていた服が、意外と売れていないということはよくありますので、この作業はしっかりと行ってください。

メルカリを開き、検索窓をタップして、「ブランドからさがす」で、該当の服のブランドを探します。ブランドカテゴリがない場合は、そもそもメルカリ市場に対する需要が少ないということです。

ブランドカテゴリにないブランドや、いわゆるノーブランドの商品も売れないわけではないですが、出品にあたり工夫が必要となりますので、慣れてきてからの挑戦をおすすめします。これらの服は「慣れてから出品する」グループとしてまとめて保管しておきましょう。

ブランドを選択した状態で、次に「性別+アイテム名」(例:レディース ジョガーパンツ)のワードで検索します。人気のあるものは、アイテムではなく「商品名」(例:ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ)を入力したほうがより具体的なリサーチができます。

「新しい順」のタブで検索結果をみていきます。

同じ服や、似たような感じの服が「SOLD」になっていれば需要アリと判断します。

次は、「いくらで売れるか」のチェックです。価格で注意すべきは「商品の状態」。

同じ商品でも新品同様か、使用感のある服かで価格がかわるので、できるかぎり自分の商品の状態と近いものをチェックします。色やサイズで価格が異なることもあるので注意してください。

価格にばらつきがあるものは、最近の価格を参考にします。

◆メルカリで売れやすい服カテゴリとは?

メルカリに出品することは、洋服のチェックをしたり写真撮影をしたりと、それなりの手間がかかります。

慣れていないうちは、成功体験を積んで出品が楽しくなるように「売れやすい」カテゴリの出品がよいでしょう。

ここでは、ご自宅のクローゼットにありそうな3つのカテゴリを紹介します。

1.ユニクロ・GUのコスパプランド

「うちなんてユニクロばっかりでメルカリで売る服なんてないわ」という方、ユニクロはメルカリで売れます。

日本を代表するコスパブランドは着慣れている方も多く、サイズ感がわかるので手を出しやすいのです。

サイズや色を間違えた、気にいったのでさらに買い足したいというニーズもあります。

サイズ切れしている今期商品や、支持があるのにもう販売されていない商品は、購入価格に近い価格、またはそれ以上で売れることも。

とはいえ、さすがに型崩れしたTシャツなどは売れません。

安い価格帯のアイテムであれば新品同様のものではないと、手数料と送料で赤字になってしまうことも。

ブランドコラボ商品、経年劣化の目立ちにくいアウターやボトムスなどが売りやすいアイテムです。

2.定番アウトドアブランド

ノースフェイス・パタゴニア・モンベル・コロンビアなどの定番アウトドアブランドは、高品質でお値段高め。

キャンプ・アウトドアブームの影響もあり「少しでも安い値段で買いたい」という人が多くいます。

特にゴアテックス素材など、防水・防風加工がされたアウターは安定した人気があります。

また、20〜30年くらい前に購入した服であっても、状態がよければ買ってくれる人がいるというのも特筆すべき点でしょう。

3.フォーマル・パーティドレスなど冠婚葬祭に着る服

これらは、迫るイベントで着るという必要性と緊急性があるので売れやすいのです。

ノーブランドのものでも、形がベーシックなもの、色や柄が今の流行にあっているものであれば、すぐに売れることもあります。

お手持ちのフォーマル服やパーティ用のドレス、数年着ていない間に体形が変わってフィットしなくなったものはありませんか?

年齢を重ねたことにより、スカートのすその短さや露出の多いデザインが気になることも。

そんな変化に気づいたのであれば、「やせたらまた着られるはず」などと思いとどまることなく、素敵な服であればこそ、ぜひ次の人に使ってもらいましょう。

◆メルカリで服を売り始めると服の買い方がかわる

どうでしょうか。メルカリで売れそうな服が見えてきましたか?

慣れていないうちは、売れそうな3品くらいから出品することをおすすめします。

「着ていない服」の手放し方として、メルカリなどで販売する選択肢が身につくと、洋服の買い方がかわってきます。

「この服は、メルカリで売れるかな?」と考えながら買うようになるのです。

例えば同じパンツを買うにしても、少し高くても品質のよいものを買うようになります。今期モノはよく売れるということもわかるので、気になった流行物の服はシーズンの早めに買う癖もつきます。

かつては「このクローゼットに売る価値のある服なんてないわ」というくらい安物買いの衝動買いを繰り返していた私でしたが、メルカリでの取引を重ねることによって、だんだんと「価値のある服」を「慎重に」選ぶように変わってきました。

クローゼットに眠る「息をしていない服」をそのままゴミ袋につめるのではなく、メルカリなどのサービスを上手に利用することで、再び服に息を吹き込んであげられることに気づいたら、洋服の整理も楽しめるようになりますよ。

<文/整理収納アドバイザー・司法書士 長谷川絹子>

【長谷川絹子】

整理収納アドバイザー/司法書士

明治大学文学部卒、渋谷区シルク司法書士事務所代表。相続や不動産の豊富な知識を活かして「小さく楽に豊かに暮らす」片づけとダウンサイジングをサポートしている。

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