エリザベス女王、数か月前に愛犬に先立たれ「打ちひしがれていた」

エリザベス女王、数か月前に愛犬に先立たれ「打ちひしがれていた」

エリザベス女王と愛犬のキャンディ

今月8日に96歳で亡くなったエリザベス女王は、大の犬好きとして知られ、生涯で30匹以上のコーギー犬を飼っていたといわれている。しかし今年夏には、18年間連れ添った愛犬キャンディを亡くし、「悲しみに打ちひしがれていた」という。女王が最期まで飼っていたコーギー犬2匹は、先日行われた国葬で飼い主の棺を遠くから見送った。

◆溺愛していた愛犬に先立たれ、傷心だった

 女王の最愛の犬といわれたキャンデイは、ダックスフンドとウェルシュ・コーギーの交配種である「ドーギー」で、女王がこれまで飼っていた犬のなかで最も長生きだったという。

 今年行われた在位70周年のお祝いイベントでは、ひょっこり現れたキャンディに対し、女王が「あなたどこからやって来たの?」「何が欲しいのかはわかっていますよ」と優しく話しかける姿も披露していた。

 しかし、そんなキャンディも今年の夏、スコットランドのバルモラル城で18年の生涯を閉じた。

『デイリー・メイル』ほか複数の英メディアは、長年連れ添った愛犬に先立たれた女王のショックは大きく、「悲しみに打ちひしがれた」と報道。そして、ロンドン近郊のウィンザー城に埋葬するため、キャンディの遺骨を空輸したと伝えている。

 女王は、18歳の時に父ジョージ5世から初めて犬を贈られ、それから60年以上にわたり30匹以上のコーギーやドーギーを飼育。自身でも繁殖を行っていたことから、飼い犬の多くは父から贈られた犬「スーザン」の子孫だったといわれている。けれども近年は、女王が他界した後に子犬を残すことを避けたいという思いから、繁殖は行っていなかったといわれている。

◆遺された犬2匹の引き取り手が決まる

 ただ、女王が最期まで飼っていたコーギー犬の「ミック」と「サンディー」が遺された。

「ミック」は元々、女王の次男アンドルー王子が娘のベアトリス王女&ユージーン王女とともに女王に贈った犬。その当時、女王の夫フィリップ殿下は存命中だったものの入院生活を送り、また新型コロナウイルスのロックダウンも続いていたことから、女王を元気づけるために贈ったという。

 実はこのとき「ミック」とともに「ファーガス」というコーギーの子犬が贈られていたが、「ファーガス」はわずか数か月で病気により旅立ってしまった。その後、アンドルー王子は女王の95歳の誕生日に「サンディー」を贈った。

 けれども、女王が亡くなり、遺された犬はどうなってしまうのかと心配の声が上がった。そうしたなか、アンドルー王子とセーラ・ファーガソン元妃が「ミック」と「サンディー」を引き取ることになったと正式に発表された。

 セーラ元妃はアンドルー王子の元妻で、2人はすでに離婚しているものの仲が良く、今でもロンドン郊外ウィンザーの邸宅に住んでいる。セーラ元妃は女王とも長く親交を続け、よく犬の散歩を一緒にしていたといわれている。

◆愛犬と愛馬が女王を見送る姿に涙

 新しい家族と暮らすことになった「ミック」と「サンディー」だが、19日に行われた女王の国葬では、棺を運ぶ葬列を見守る姿も確認された。また女王が20年以上飼っていたという黒のポニーも、ウィンザー城の参道脇で葬列を見送った。

 女王が大切に飼っていた犬やポニーが静かに飼い主に別れを告げている姿は、人々の涙を誘うと同時に、女王を悼む国葬のなかで最も印象に残るワンシーンとなった。

◆棺は最愛の夫の隣に安置され、永遠の眠りに

 2000人以上が参列した国葬の後、女王の棺はウィンザー城にある「国王ジョージ6世記念礼拝堂」に運ばれた。19日夜には近親者のみの礼拝が執り行われ、その後、棺が埋葬された。

 礼拝前には、英王室がモノクロ写真を公式SNSに投稿。女王と故フィリップ殿下、女王の両親であるジョージ6世とエリザベス皇太后らと一緒に写った写真に、「女王は今夜、家族と共に埋葬される」とキャプションを添えて、埋葬が行われることを告知していた。

 両親そして昨年4月に他界した夫フィリップ殿下が眠る礼拝所に運ばれた棺は、最愛の夫の隣に納められた。

 ウィリアム皇太子の次男ルイ王子(4歳)は女王の死去後、「ひいおばあちゃんはひいおじいちゃんと一緒にいるね」と言って、悲しむキャサリン皇太子妃を慰めたといわれている。その言葉通り、女王はフィリップ殿下の隣で永遠の眠りについた。

 今ごろ、最愛の夫、両親、愛犬キャンディと天国で再会を果たしているかもしれない。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

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