ラーメン屋でイケメンと出会い♪…と思いきや一転、赤っ恥のトラウマ体験とは?

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食の好みが合う男性に出会うと、何だかスムーズにお付き合いまで発展しそうでドキドキしませんか?

ですが、そう上手くいくとは限りませんよね。今回はそんな経験をした女性のエピソードをご紹介しましょう。

◆お気に入りのラーメン屋で

高橋真希さん(仮名・28歳・契約社員)は、最近食欲旺盛で、土日はお気に入りのお店に食べ歩きに行くのが楽しみです。

「特に私の食欲に火をつけたお気に入りのラーメン屋があるのですが、人気店なので平日の仕事終わりに行ってもなかなか入れないんですよね」

なので土曜日の11時半オープンに合わせて、1時間位前にお店に並びに行くようになりました。

「そこの、のどぐろ煮干しそばがとにかく美味しくて。その日もワクワクしながら並んでいたら、私の前に並んでた男性が振り返り『すみません…』と声をかけてきたんですよ」

◆イケメンから話しかけられる

その男性は背が高くてスタイルが良く、マスクをしていてもかっこいいのが伝わってくる、力強い目元をしていました。

「ラーメン待ちの行列中に声をかけられたのは初めてだったし、しかもかなりのイケメンだったのでついキョドってしまいました」

そしてその男性に「すみません、トイレに行きたいのですが…ちょっと場所取っておいてもらえますか?」とお願いされた真希さんは、快くOKしたそう。

「その方がもし自分が行きたくなった時もお願いできますし。あと男性に『トイレの場所分かりますか?正面の京王ストアの1階にありますよ』と教えてあげたら、満面の笑みでお礼を言われて嬉しい気持ちになりましたね」

◆次の週も会えて連絡先を交換。付き合える?

すると戻ってきた男性が「お礼に。良かったらどうぞ」とジャスミン茶のペットボトルを真希さんに差し出してきました。

「もう、胸がキュ~ンとなってしまいました。でもまぁ、煮干しそばはしっかりと完食しましたが(笑)。そしたらまた次の週の土曜日にも、その行列でそのイケメンと会えたんですよ」

しかも、真希さんが行列に並ぶとそのイケメンはわざわざ列から離れ、真希さんの後ろに並び直してくれたそう。

「『これでお互い好きな時に、トイレやコンビニ行ったりできるでしょ?』って。しかもLINE交換までしたんですよ。あぁ、こんな出会いもあるんだなと思いました。きっとこのまま私、彼(Kさん・27歳・メーカー勤務)と付き合うことになるんだろうなと思いましたね」

◆想定外の展開にショック

楽しくおしゃべりしながら列に並び、煮干しそばを食べ終わると真希さんは、思い切ってKさんに「これから何か予定はあるんですか?」とたずねてみました。

「そしたら間髪入れず『実はデートなんです。最近彼女ができたばかりで』と言われて、ガーン!って感じでしたね」

「なんでデートなのに彼女とランチしないの?」と聞いてみると「僕の彼女は、ランチにケーキとかソフトクリームとかしか食べないから。僕とはまるで好みや感性が違うところにすごく惹かれて」と返ってきて真希さんはさらにショックを受けたそう。

「『好みが一緒の方が気楽に誘い合えて良くない?』とちょっと食い下がってみたら『そういう付き合いは友達といくらでもできるし、僕が僕みたいな娘と付き合っても何も成長しないでしょ?』となおさら胸に突き刺さる答えをぶつけられて悶絶(もんぜつ)しました」

◆つい嘘をついてしまう

Kさんから“ただの気楽な友達”と思われていただけだったと気がついた真希さんは、勝手に悔しい気持ちになってきてしまい…。

「『私もこれからデートなんですよ』と聞かれてもいないのに嘘をついたんですよ。もうしばらくデートなんてしていないし、3年以上彼氏もいないのに」

するとKさんからジッと見つめられ、ちょっとした沈黙が。

「私に彼氏がいて残念って思ったのかな?なんてニヤついていたら『これからデートだったら歯についたネギを取った方がいいよ~』と言い残してKさんは手を振りながら去っていきました…恥ずかし過ぎてしばらく動けなかったですね」

◆酔った勢いでLINEをしてしまい翌日叫んだ

すっかり勘違してしまった真希さんは、勝手に失恋気分になってしまい、勢いでずっと行ってみたかったパン屋さんまで遠出をして山ほど惣菜パンを買ったそう。

「自分が間抜けなピエロみたいで悲しくなり、そんな気持ちから逃れようと白ワインを開けて、パンと一緒にガブガブ喉に流し込んだんですよ」

そしていつの間にか寝てしまった真希さんが目を覚ますと、スマホを握りしめていました。

「ん?と、ロック解除したらLINEの画面が出てきて、いつの間にか『私だったら好みや感性が合う人とお付き合いしますけどね』とKさんに送っていて…思いっきり既読ムシされていたんですよね」

酔っていて全くそんなLINEを送った記憶のない真希さんは、恥ずかしさで耐えられなくなり『ギャー!』と叫びながらベッドの上でのたうち回ったそう。

「とにかくKさんをブロックして、この一連の出来事を忘れようと日曜日は一日中ワインを飲んで過ごしました」

それ以来、のどぐろ煮干しそばの行列に並ぶことはなくなり、週末はひとりで白ワイン三昧することが習慣になってしまった真希さんなのでした。

<文・イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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