頑張らずに8kgやせた人も!保健師が教える「調味料を変えるだけ」ダイエット
2022年11月26日 15時11分女子SPA!

8kgやせた金川久美子さん
食べないダイエットは身体に良くないと思っていても、どうすれば食べながら痩せられるのか悩ましいですよね。
「食べて痩せるダイエット専門家」の松田リエさんは、自身が12キロ痩せた経験と、保健師の知識をもとにWeb、個別レッスンなどでダイエット法を発信しています。
そんな松田さんが発売即重版となった話題の新刊『1日1杯でデブ味覚をリセット! やせ調味料ダイエット』(マガジンハウス)を上梓。今回はその中から一部を抜粋して、ご紹介します。
◆おいしく食べながら“デブ味覚”をリセットしよう!
ダイエットを決意すると食事の量を減らしがちですが、一生もののキレイなカラダを手に入れたければ、食事の量を減らすのは逆効果!
デブ味覚に陥っている人は、ただでさえ食欲のコントロールができなくなっていることが多いので、無理に食事の量を減らすとストレスがたまり、反動で暴飲暴食をしてしまいがちです。しかも、食事の量を減らすとカラダは飢餓状態となり、エネルギーを積極的に脂肪としてため込んでしまいます。
やせたければ、頑張りすぎは禁物。スモールステップでできることからはじめ、徐々にカラダをダイエットモードにシフトしていきましょう。そのための第一歩が味覚のリセットです。
リセットする方法はいたってかんたん。以下の3つのやせ調味料をストックし、料理やドレッシング代わりに使うだけ。最初は少し物足りなく感じるかもしれませんが、味覚を感じる細胞は約2週間で入れ替わるので、味覚の変化を感じながら、まずは1日1杯を目安に2週間試してみてください。
◆基本の3大やせ調味料
<煮きりみりん>
本みりんを煮詰めてシロップ状にしたもの。砂糖の代わりとして、料理に甘みを足したいときなどに使う。ほかの甘味料に比べ、食後血糖値の上昇を表す指標であるGI値が低く、太りにくい。
<酢たまねぎ>
酢とオリゴ糖を混ぜ合わせた調味液に、たまねぎのスライスを漬け込んだもの。血糖値の上昇を抑えて脂肪を燃焼し、ダイエットをサポートしてくれる。腸内環境を整え、便秘を解消する働きも。万能ドレッシングに。
<みそヨーグルト>
みそとヨーグルトの発酵パワーで、便秘を予防・改善。免疫力を高めて脂肪燃焼を促進するなど、ダイエットに優れた効果が期待できる。酢たまねぎ同様、サラダのドレッシングや肉や魚のたれとして使用。
◆血液サラサラで内側からキレイに!「酢たまねぎ」
かつて一大ブームにもなった「酢たまねぎ」。酢にオリゴ糖などの甘みを加えて作った調味液に、スライスしたたまねぎを入れるだけで作れるという手軽さと、その高い健康効果が注目を集めました。
血液をサラサラにして生活習慣病の引き金となる動脈硬化を予防したり、高血圧や糖尿病を予防・改善。さらに、たまねぎに含まれるケルセチンが脂肪の吸収を抑制し、酢に含まれる酢酸が脂肪の分解を促進。
燃焼しやすいカラダを作ってくれます。また、たまねぎに含まれるオリゴ糖には、腸内環境を整えて便秘を改善する効果も。いっときのブームで終わらせてしまうのはもったいない代物なので、常備調味料として作りおきし、積極的に取り入れましょう。
◆酢たまねぎの効果
・血液サラサラ
・腸内環境の改善
・脂肪燃焼
・高血圧・糖尿病の予防&改善
◆酢たまねぎを作ってみよう!
◆保存の目安:冷蔵7~10日
漬けてから徐々にたまねぎの辛み成分が抜けていくので、作りたてよりも2、3日目以降から食べ始めるのがおすすめ。
◆材料(作りやすい分量)
たまねぎ……2個
りんご酢……400ml(なければ普通の酢でもよい)
オリゴ糖……大さじ1と1/2
◆作り方
①たまねぎは皮をむいて、繊維に沿って薄切りにする。
②保存容器にすべての材料を入れ、冷蔵庫でひと晩以上漬ける。
[たまねぎの切り方は好みで]
たまねぎはみじん切りにしたり、すりおろして混ぜてもよい。調味液がよりからみ、酢をたっぷり摂れて使い道が広がる。
◆やせ調味料で8kg痩せた!ビフォーアフター1人目
40代・金川久美子さん(東京都・教育関係)
-8.0kg
体重 65.8kg→57.8kg
体脂肪 34.1%→28.1%
テレビのダイエット特集に飛びついては続かず、自己嫌悪の日々でしたが、食べることを我慢しないこのダイエットは、自分にピッタリでした。「これを食べなさい」と厳しいものではなく、自分が好きな食事メニューを考えられたので、自分で選ぶ力がつきました。料理は苦手だったけれど、味の濃い外食の機会も減少。今では自宅で好きな調味料から献立を決められるほどです。市販のお菓子やアイスも甘すぎてあまり食べたくなくなりました。
◆やせ調味料で7kg痩せた!ビフォーアフター2人目
50代・岡村真理さん(滋賀県・事務職)
-7.1kg
体重 60.5kg→53.4kg
体脂肪 38.7%→35.8%
料理をするときはできるだけ調味料を控えめにして、シンプルな味つけにしています。物足りないなら、トマト缶、チーズ、キムチで味にコクを出すことも。すると、外食や市販の惣菜では驚くほど味が濃く感じるようになっていました。ラーメンやパスタなど炭水化物メインの食事は、お腹が重く苦しくなるので苦手に。以前は、靴下を脱ぐと足にゴムの跡がついていましたが、食事改善後はそれがなくなり、体のむくみを実感。4か月で約7kgやせることができました。日々の食べものの調味料が蓄積され、肥満につながっていたんだなと感じています。
<松田リエ 構成/女子SPA!編集部>
【松田リエ】
看護師・保健師・食事管理ダイエット講師BelleLus代表取締役。
1986年生まれ、三重県在住。看護師としてがん患者の周術期のケアを担当後、保健師の資格を取得し、糖尿病の人などへの保健指導(食事・運動)に従事した。自身も53キロ→41キロにやせ、2016年、食事管理ダイエット講師として起業。ダイエット受講生1800名以上、ダイエットサポーター養成講座受講生400名以上の規模まで成長している。1児のママ。2022年11月に新刊『1日1杯でデブ味覚をリセット! やせ調味料ダイエット』(マガジンハウス)を刊行。Youtube、公式ブログ
「食べて痩せるダイエット専門家」の松田リエさんは、自身が12キロ痩せた経験と、保健師の知識をもとにWeb、個別レッスンなどでダイエット法を発信しています。
そんな松田さんが発売即重版となった話題の新刊『1日1杯でデブ味覚をリセット! やせ調味料ダイエット』(マガジンハウス)を上梓。今回はその中から一部を抜粋して、ご紹介します。
◆おいしく食べながら“デブ味覚”をリセットしよう!
ダイエットを決意すると食事の量を減らしがちですが、一生もののキレイなカラダを手に入れたければ、食事の量を減らすのは逆効果!
デブ味覚に陥っている人は、ただでさえ食欲のコントロールができなくなっていることが多いので、無理に食事の量を減らすとストレスがたまり、反動で暴飲暴食をしてしまいがちです。しかも、食事の量を減らすとカラダは飢餓状態となり、エネルギーを積極的に脂肪としてため込んでしまいます。
やせたければ、頑張りすぎは禁物。スモールステップでできることからはじめ、徐々にカラダをダイエットモードにシフトしていきましょう。そのための第一歩が味覚のリセットです。
リセットする方法はいたってかんたん。以下の3つのやせ調味料をストックし、料理やドレッシング代わりに使うだけ。最初は少し物足りなく感じるかもしれませんが、味覚を感じる細胞は約2週間で入れ替わるので、味覚の変化を感じながら、まずは1日1杯を目安に2週間試してみてください。
◆基本の3大やせ調味料
<煮きりみりん>
本みりんを煮詰めてシロップ状にしたもの。砂糖の代わりとして、料理に甘みを足したいときなどに使う。ほかの甘味料に比べ、食後血糖値の上昇を表す指標であるGI値が低く、太りにくい。
<酢たまねぎ>
酢とオリゴ糖を混ぜ合わせた調味液に、たまねぎのスライスを漬け込んだもの。血糖値の上昇を抑えて脂肪を燃焼し、ダイエットをサポートしてくれる。腸内環境を整え、便秘を解消する働きも。万能ドレッシングに。
<みそヨーグルト>
みそとヨーグルトの発酵パワーで、便秘を予防・改善。免疫力を高めて脂肪燃焼を促進するなど、ダイエットに優れた効果が期待できる。酢たまねぎ同様、サラダのドレッシングや肉や魚のたれとして使用。
◆血液サラサラで内側からキレイに!「酢たまねぎ」
かつて一大ブームにもなった「酢たまねぎ」。酢にオリゴ糖などの甘みを加えて作った調味液に、スライスしたたまねぎを入れるだけで作れるという手軽さと、その高い健康効果が注目を集めました。
血液をサラサラにして生活習慣病の引き金となる動脈硬化を予防したり、高血圧や糖尿病を予防・改善。さらに、たまねぎに含まれるケルセチンが脂肪の吸収を抑制し、酢に含まれる酢酸が脂肪の分解を促進。
燃焼しやすいカラダを作ってくれます。また、たまねぎに含まれるオリゴ糖には、腸内環境を整えて便秘を改善する効果も。いっときのブームで終わらせてしまうのはもったいない代物なので、常備調味料として作りおきし、積極的に取り入れましょう。
◆酢たまねぎの効果
・血液サラサラ
・腸内環境の改善
・脂肪燃焼
・高血圧・糖尿病の予防&改善
◆酢たまねぎを作ってみよう!
◆保存の目安:冷蔵7~10日
漬けてから徐々にたまねぎの辛み成分が抜けていくので、作りたてよりも2、3日目以降から食べ始めるのがおすすめ。
◆材料(作りやすい分量)
たまねぎ……2個
りんご酢……400ml(なければ普通の酢でもよい)
オリゴ糖……大さじ1と1/2
◆作り方
①たまねぎは皮をむいて、繊維に沿って薄切りにする。
②保存容器にすべての材料を入れ、冷蔵庫でひと晩以上漬ける。
[たまねぎの切り方は好みで]
たまねぎはみじん切りにしたり、すりおろして混ぜてもよい。調味液がよりからみ、酢をたっぷり摂れて使い道が広がる。
◆やせ調味料で8kg痩せた!ビフォーアフター1人目
40代・金川久美子さん(東京都・教育関係)
-8.0kg
体重 65.8kg→57.8kg
体脂肪 34.1%→28.1%
テレビのダイエット特集に飛びついては続かず、自己嫌悪の日々でしたが、食べることを我慢しないこのダイエットは、自分にピッタリでした。「これを食べなさい」と厳しいものではなく、自分が好きな食事メニューを考えられたので、自分で選ぶ力がつきました。料理は苦手だったけれど、味の濃い外食の機会も減少。今では自宅で好きな調味料から献立を決められるほどです。市販のお菓子やアイスも甘すぎてあまり食べたくなくなりました。
◆やせ調味料で7kg痩せた!ビフォーアフター2人目
50代・岡村真理さん(滋賀県・事務職)
-7.1kg
体重 60.5kg→53.4kg
体脂肪 38.7%→35.8%
料理をするときはできるだけ調味料を控えめにして、シンプルな味つけにしています。物足りないなら、トマト缶、チーズ、キムチで味にコクを出すことも。すると、外食や市販の惣菜では驚くほど味が濃く感じるようになっていました。ラーメンやパスタなど炭水化物メインの食事は、お腹が重く苦しくなるので苦手に。以前は、靴下を脱ぐと足にゴムの跡がついていましたが、食事改善後はそれがなくなり、体のむくみを実感。4か月で約7kgやせることができました。日々の食べものの調味料が蓄積され、肥満につながっていたんだなと感じています。
<松田リエ 構成/女子SPA!編集部>
【松田リエ】
看護師・保健師・食事管理ダイエット講師BelleLus代表取締役。
1986年生まれ、三重県在住。看護師としてがん患者の周術期のケアを担当後、保健師の資格を取得し、糖尿病の人などへの保健指導(食事・運動)に従事した。自身も53キロ→41キロにやせ、2016年、食事管理ダイエット講師として起業。ダイエット受講生1800名以上、ダイエットサポーター養成講座受講生400名以上の規模まで成長している。1児のママ。2022年11月に新刊『1日1杯でデブ味覚をリセット! やせ調味料ダイエット』(マガジンハウス)を刊行。Youtube、公式ブログ
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