さつまいも嫌いの夫に松屋インスパイアの“シュクメルリ”を出してみたら
2023年01月31日 08時01分女子SPA!

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寒い冬は、さつまいもが美味しい季節ですよね。最近、焼き芋専門店やさつまいもを使ったスイーツを扱うお店も続々と増えています。
今回は、さつまいもの一番好きな食べ方を3人の女性に聞いてみました。
◆さつまいも嫌いの夫にシュクメルリを出してみたら
田中涼子さん(仮名・34歳・主婦)さんの場合。
「私はさつまいもが大好きなのですが、夫(Yさん・36歳・会社員)があまり好きではないみたいで、大学芋とかさつまいもの甘煮を作っても食べてくれないんですよ」
そうして食卓にさつまいもがのぼる機会がほとんどなくなっていた、数年前のある日。
「あの牛丼やカレーでお馴染みの『松屋』で“シュクメルリ”というジョージア料理が流行っているとSNSで話題になっていたので、試しにテイクアウトしてみたんです」
それはニンニクの効いたミルクスープに、鶏ももとさつまいもと玉ねぎが入った料理で、さらに自分でチーズをトッピングしました。
「食べてみたらパンチもあるけど、どことなく懐かしい味のする料理ですごく美味しかったんですよね。これなら夫も食べてくれるかもしれないと、見よう見まねで作ってみたんですよ」
さっそく夫に出してみると、案の定(あんのじょう)気に入り「さつまいもの一番美味しい食べ方はこれだね」と大絶賛だったそう。
「さすが松屋のメニューになるだけあって男性の胃袋をガッチリつかむ味だったみたいですね。黒コショウをたっぷり効かせたり、タバスコをかけて食べるのもオススメです」
「Yと一緒に楽しめるさつまいも料理ができてとても嬉しくて。今でも月に3回ぐらいは作っていますよ」
◆有吉の「疲れている深夜にトンかつ」に共感
斉藤真帆さん(仮名・31歳・会社員)の場合。
「以前テレビを観ていたらタレントの有吉弘行さんが『本当に疲れている時はとんかつが食べたくなる。深夜まで仕事をした後でも、今日は絶対とんかつ食べるぞって、自分で揚げるんです』みたいなことを言っていて、他の出演者さんは『異常だ、怖い』みたいなリアクションだったのですが、私は有吉さんに親近感を持ちましたね」
真帆さんはそんな時に、とんかつではなく“さつまいもの天ぷら”を食べたくなるんだそう。
「子供の頃から大好きで、天ぷらの日は私がさつまいもしか食べなくなるから、よく母親に怒られていました。今は堂々と好きなだけ食べれられて大人になって良かったなって思います」
真帆さんも仕事でクタクタになった時にこそ、家に帰ってさつまいもを揚げます。
「天ぷらの準備はかなり手間がかかりますし、そんなことをしていたらかえって疲れるじゃないかと思われるのですが、違うんですよ。この過程が大事なんです」
丁寧に自分好みの天ぷらを揚げることでストレスが解消されるんだとか。
「ジュワジュワッと油の中で衣が美味しそうな色に変化しているのを見ていると、スーッと疲れが取れていくんですよね」
◆片付けまでやり遂げる方がストレス解消できる
そして、薄いきつね色に揚がった天ぷらを天つゆで食べます。
「さつまいもの甘さを天つゆのしょっぱさか引き立てていて、この組み合わせって最高だなと毎回思います。そして何しろ揚げたてなので、熱々のサクサクのホクホクでたまりません」
食後も油の後処理など片付けまできっちりやり遂げるそう。
「その方がストレスたまらないし、油汚れも落ちやすいので。翌朝、またさつまいもの天ぷらをトースターで温め直して、コーヒーと食べるのも大好きです」
◆行きつけのスーパーで「おいもちゃん」と声をかけられた
澤村真里さん(仮名・28歳・派遣社員)の場合。
「私は、スイートポテトや芋ようかんなどさつまいものスイーツに目がないのですが、中でも一番のお気に入りは焼き芋にバニラアイスを添えたものなんですよ」
熱々の焼き芋に冷たいアイスのコントラストがたまらなく、口の中で混ざり合うと脳から幸せ物質がでてくる気がするんだとか。
「あまりにスーパーで頻繁に焼き芋を買っていたら店員のおばちゃんに覚えられてしまって、ついにこの間『おいもちゃん、また来てね』と声をかけられて驚いてしまいました。そのあだ名はちょっとって感じですよね」
それ以来そのスーパー以外にも近所で焼き芋を買えるお店を探し、数軒をローテーションで回っているそう。
「毎日のように焼き芋を買う人なんてあまりいないんですかね?ちょっと恥ずかしくなってしまいました。最近は、焼き芋を冷凍しておいてアイスとして食べることにハマっています」
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
今回は、さつまいもの一番好きな食べ方を3人の女性に聞いてみました。
◆さつまいも嫌いの夫にシュクメルリを出してみたら
田中涼子さん(仮名・34歳・主婦)さんの場合。
「私はさつまいもが大好きなのですが、夫(Yさん・36歳・会社員)があまり好きではないみたいで、大学芋とかさつまいもの甘煮を作っても食べてくれないんですよ」
そうして食卓にさつまいもがのぼる機会がほとんどなくなっていた、数年前のある日。
「あの牛丼やカレーでお馴染みの『松屋』で“シュクメルリ”というジョージア料理が流行っているとSNSで話題になっていたので、試しにテイクアウトしてみたんです」
それはニンニクの効いたミルクスープに、鶏ももとさつまいもと玉ねぎが入った料理で、さらに自分でチーズをトッピングしました。
「食べてみたらパンチもあるけど、どことなく懐かしい味のする料理ですごく美味しかったんですよね。これなら夫も食べてくれるかもしれないと、見よう見まねで作ってみたんですよ」
さっそく夫に出してみると、案の定(あんのじょう)気に入り「さつまいもの一番美味しい食べ方はこれだね」と大絶賛だったそう。
「さすが松屋のメニューになるだけあって男性の胃袋をガッチリつかむ味だったみたいですね。黒コショウをたっぷり効かせたり、タバスコをかけて食べるのもオススメです」
「Yと一緒に楽しめるさつまいも料理ができてとても嬉しくて。今でも月に3回ぐらいは作っていますよ」
◆有吉の「疲れている深夜にトンかつ」に共感
斉藤真帆さん(仮名・31歳・会社員)の場合。
「以前テレビを観ていたらタレントの有吉弘行さんが『本当に疲れている時はとんかつが食べたくなる。深夜まで仕事をした後でも、今日は絶対とんかつ食べるぞって、自分で揚げるんです』みたいなことを言っていて、他の出演者さんは『異常だ、怖い』みたいなリアクションだったのですが、私は有吉さんに親近感を持ちましたね」
真帆さんはそんな時に、とんかつではなく“さつまいもの天ぷら”を食べたくなるんだそう。
「子供の頃から大好きで、天ぷらの日は私がさつまいもしか食べなくなるから、よく母親に怒られていました。今は堂々と好きなだけ食べれられて大人になって良かったなって思います」
真帆さんも仕事でクタクタになった時にこそ、家に帰ってさつまいもを揚げます。
「天ぷらの準備はかなり手間がかかりますし、そんなことをしていたらかえって疲れるじゃないかと思われるのですが、違うんですよ。この過程が大事なんです」
丁寧に自分好みの天ぷらを揚げることでストレスが解消されるんだとか。
「ジュワジュワッと油の中で衣が美味しそうな色に変化しているのを見ていると、スーッと疲れが取れていくんですよね」
◆片付けまでやり遂げる方がストレス解消できる
そして、薄いきつね色に揚がった天ぷらを天つゆで食べます。
「さつまいもの甘さを天つゆのしょっぱさか引き立てていて、この組み合わせって最高だなと毎回思います。そして何しろ揚げたてなので、熱々のサクサクのホクホクでたまりません」
食後も油の後処理など片付けまできっちりやり遂げるそう。
「その方がストレスたまらないし、油汚れも落ちやすいので。翌朝、またさつまいもの天ぷらをトースターで温め直して、コーヒーと食べるのも大好きです」
◆行きつけのスーパーで「おいもちゃん」と声をかけられた
澤村真里さん(仮名・28歳・派遣社員)の場合。
「私は、スイートポテトや芋ようかんなどさつまいものスイーツに目がないのですが、中でも一番のお気に入りは焼き芋にバニラアイスを添えたものなんですよ」
熱々の焼き芋に冷たいアイスのコントラストがたまらなく、口の中で混ざり合うと脳から幸せ物質がでてくる気がするんだとか。
「あまりにスーパーで頻繁に焼き芋を買っていたら店員のおばちゃんに覚えられてしまって、ついにこの間『おいもちゃん、また来てね』と声をかけられて驚いてしまいました。そのあだ名はちょっとって感じですよね」
それ以来そのスーパー以外にも近所で焼き芋を買えるお店を探し、数軒をローテーションで回っているそう。
「毎日のように焼き芋を買う人なんてあまりいないんですかね?ちょっと恥ずかしくなってしまいました。最近は、焼き芋を冷凍しておいてアイスとして食べることにハマっています」
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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