初対面の男性が会計時に放った、衝撃の一言。オラオラ系でイキり散らかしてたのに…
2023年03月18日 08時03分女子SPA!

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マッチングアプリが普及した現代でも、異性との出会いのきっかけに「友人からの紹介」を期待したくなるもの。でも、友人の紹介だからと言って、必ずしもまともな人がやってくるとは限らない……。
今回は、飲み会で初対面の相手からひどいことを言われたという女性のエピソードを紹介します。
◆30代までに新しい出会いが欲しい……。同僚男性の紹介に期待
化粧品メーカーに広報として勤めている奥山恵美さん(仮名・29歳)。昨年、年下の彼氏と別れたばかりといいます。
「今までは、つきあっても結婚したいと思える相手ではなかったんです。でも30代になる前に、誰かいい人と出会えたら良いなと思い始めてきた。積極的に“誰か紹介して”とは言っていなかったのですが、私が一人でいることを知った前の職場の同僚の佐伯君(仮名・29歳)が飲み会に友人男性を連れてくるって言うんです。佐伯君は、すごく顔が広くて社交的なタイプなので、どんな人か内心期待していました」
しかし、待ち合わせ場所に行くと、スーツ姿の男性が一人だけ。
「佐伯君は、仕事で遅れてくるというので、彼の友人の前原さん(仮名・31歳)と二人で居酒屋に行きました。どんな店にするか迷ったのですが、焼酎やサワーが安い店を選びました」
恵美さんは、前原さんがやたらと仕事の自慢をするのが気になったといいます。
「前原さんは、ミュージシャンのプロモーションビデオや、プロジェクションマッピングなどを手掛ける制作会社に勤務していました。彼は仕事で会った有名人の名前や、手掛けたプロジェクトなどをやたらと何度も連呼していました。私が知らないと“〇〇くらいは知っておかないと”と馬鹿にしたような口調で言ってきました」
◆まだまだ続く、勘違い男の自慢話
どうやら、前原さんは佐伯さんから“彼氏がいない”というのを聞かされていたようです。
「彼が遅れているのをわざとと勘違いしたのか、“今日、もしあなたと俺がどうにかなっちゃったらどうする”と、信じられないようなことを言い出すんです。もうその瞬間、“この人はないな”と思っていました」
その後、佐伯さんも合流し、上から目線の発言は減ったそうですが、前原さんのマナーの悪さにも気がめいったと言います。
「狭い店だったので、後ろの席の会話も聞こえてくるんです。そんな中で、周りを気にせずに、仕事で会った芸能人の名前を言ったり、とにかく大きな声で話すんです。しかも、手にジョッキを持ちながら、食べ物を口から飛ばす。どこにも良い点が見つからなかったのですが、佐伯君は前原さんのことを“気取っていない”と褒めるんですよ。佐伯君の手前、帰ることもできず、苦笑いするだけした」
◆飲み会のお釣りを渡して「感謝しろ」の一言
飲み会も終盤に近付き、恵美さんは信じられない場面に遭遇します。
「もうそろそろ会計をしようかとなった時に、金額を見て前原さんが“高い店だな”って言ったんです。店を選んだ私を明らかに見て言ったので、耳を疑いました。だってビールや焼酎が500円の安い居酒屋なのに。
しかも、ソフトドリンクを飲んだ私よりも一番お酒を飲んで、いっぱい食べた前原さんが多く出さずに、佐伯君がほとんど支払ったので、残りを前原さんと割り勘することに。ほとんど私と同額しか出していないのに、お釣りを渡して“感謝しろよ”と一言。ここまでひどいのは初めてでした」
◆後日SNSフォロー申請が来るも、即ブロック
恵美さんにとっては最悪の飲み会でしたが、前原さんにとってはそうではなかったようです。
「後日、SNSのアカウントを見つけられてフォロー申請が来たんです。絶対につながりたくないし、速攻ブロックしました」
恵美さんも、誰かを紹介してくれようとした佐伯さんの気持ちはありがたかったと言います。しかし、友人に紹介してもらうと、もしも気に入らなかった時に気まずいと感じたそう。
「男性から見てオラオラなタイプって、かっこいいって思われることもあるんだなって実感しました。中途半端に“誰か紹介して欲しい”というよりは、今度からは、“こういう人が良い”って言うようにしようと誓いました」
まだまだスタンダードな友達の紹介の出会い。マッチングアプリのように、お互いの趣味や嗜好がわかりづらいこともあるので、事前にどういう人なのかチェックする方が良さそうですね。
<文/池守りぜね イラスト/パウロタスク>
今回は、飲み会で初対面の相手からひどいことを言われたという女性のエピソードを紹介します。
◆30代までに新しい出会いが欲しい……。同僚男性の紹介に期待
化粧品メーカーに広報として勤めている奥山恵美さん(仮名・29歳)。昨年、年下の彼氏と別れたばかりといいます。
「今までは、つきあっても結婚したいと思える相手ではなかったんです。でも30代になる前に、誰かいい人と出会えたら良いなと思い始めてきた。積極的に“誰か紹介して”とは言っていなかったのですが、私が一人でいることを知った前の職場の同僚の佐伯君(仮名・29歳)が飲み会に友人男性を連れてくるって言うんです。佐伯君は、すごく顔が広くて社交的なタイプなので、どんな人か内心期待していました」
しかし、待ち合わせ場所に行くと、スーツ姿の男性が一人だけ。
「佐伯君は、仕事で遅れてくるというので、彼の友人の前原さん(仮名・31歳)と二人で居酒屋に行きました。どんな店にするか迷ったのですが、焼酎やサワーが安い店を選びました」
恵美さんは、前原さんがやたらと仕事の自慢をするのが気になったといいます。
「前原さんは、ミュージシャンのプロモーションビデオや、プロジェクションマッピングなどを手掛ける制作会社に勤務していました。彼は仕事で会った有名人の名前や、手掛けたプロジェクトなどをやたらと何度も連呼していました。私が知らないと“〇〇くらいは知っておかないと”と馬鹿にしたような口調で言ってきました」
◆まだまだ続く、勘違い男の自慢話
どうやら、前原さんは佐伯さんから“彼氏がいない”というのを聞かされていたようです。
「彼が遅れているのをわざとと勘違いしたのか、“今日、もしあなたと俺がどうにかなっちゃったらどうする”と、信じられないようなことを言い出すんです。もうその瞬間、“この人はないな”と思っていました」
その後、佐伯さんも合流し、上から目線の発言は減ったそうですが、前原さんのマナーの悪さにも気がめいったと言います。
「狭い店だったので、後ろの席の会話も聞こえてくるんです。そんな中で、周りを気にせずに、仕事で会った芸能人の名前を言ったり、とにかく大きな声で話すんです。しかも、手にジョッキを持ちながら、食べ物を口から飛ばす。どこにも良い点が見つからなかったのですが、佐伯君は前原さんのことを“気取っていない”と褒めるんですよ。佐伯君の手前、帰ることもできず、苦笑いするだけした」
◆飲み会のお釣りを渡して「感謝しろ」の一言
飲み会も終盤に近付き、恵美さんは信じられない場面に遭遇します。
「もうそろそろ会計をしようかとなった時に、金額を見て前原さんが“高い店だな”って言ったんです。店を選んだ私を明らかに見て言ったので、耳を疑いました。だってビールや焼酎が500円の安い居酒屋なのに。
しかも、ソフトドリンクを飲んだ私よりも一番お酒を飲んで、いっぱい食べた前原さんが多く出さずに、佐伯君がほとんど支払ったので、残りを前原さんと割り勘することに。ほとんど私と同額しか出していないのに、お釣りを渡して“感謝しろよ”と一言。ここまでひどいのは初めてでした」
◆後日SNSフォロー申請が来るも、即ブロック
恵美さんにとっては最悪の飲み会でしたが、前原さんにとってはそうではなかったようです。
「後日、SNSのアカウントを見つけられてフォロー申請が来たんです。絶対につながりたくないし、速攻ブロックしました」
恵美さんも、誰かを紹介してくれようとした佐伯さんの気持ちはありがたかったと言います。しかし、友人に紹介してもらうと、もしも気に入らなかった時に気まずいと感じたそう。
「男性から見てオラオラなタイプって、かっこいいって思われることもあるんだなって実感しました。中途半端に“誰か紹介して欲しい”というよりは、今度からは、“こういう人が良い”って言うようにしようと誓いました」
まだまだスタンダードな友達の紹介の出会い。マッチングアプリのように、お互いの趣味や嗜好がわかりづらいこともあるので、事前にどういう人なのかチェックする方が良さそうですね。
<文/池守りぜね イラスト/パウロタスク>
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