Chage(チャゲ)の32年前の名曲がよみがえる。「今に通じる歌。感慨深いです」
2023年03月23日 08時03分女子SPA!

Chage
今年デビュー44年を迎えるChage(チャゲ)が率いた伝説のバンド「MULTI MAX」(1989~1997)をご存知でしょうか。
なかでもMULTI MAXの代表曲「WINDY ROAD」(1991年)は、今もChageがライブで歌い続けており、サビで観客がいっせいに紙飛行機を飛ばすのが定番となっています。
◆「WINDY ROAD」のカバーがチャリティソングに
この「WINDY ROAD」が、今年4月から、FNSチャリティキャンペーンのイメージソングになることが発表されました。新たな想いを込めて「WINDY ROAD」をカバーするのは、シンガーソングライターの宇海-UUMI-と、ピアニスト・アレンジャー澤近泰輔のユニット。
宇海-UUMI-は2010年にChageがこの曲をアルバムレコーディングした時にコーラスで参加しており、澤近泰輔はCHAGE and ASKAをはじめ多数のアーティストと活動を共にしてきたことで知られています。
◆世界の子どもたちを支援して50年
FNSチャリティキャンペーンはフジテレビ系列全28局とBSフジが協力し、1974年から、厳しい環境で暮らす世界の子どものための支援活動を続けてきました。毎年度、支援国を決めて、放送やイベント・SNS等で募金活動を行い、ユニセフを通じて子どもたちを支援。2020~2022年度は世界最貧国の一つといわれるモザンビーク共和国を支援し、2023年4月からは、昨年6月のモンスーンで国土の3分の1が水没する被害を受けたパキスタンの子どもたちを支援するそうです。募金はFNSチャリティキャンペーンの公式サイトからも行えます。
キャンペーンでは長年、イルカの歌う「まあるい地球は誰のもの」をテーマソングとして使用してきましたが、50周年の1年間限定(2023年4月1日~2024年3月31日)で「WINDY ROAD」がイメージソングになるのです(イルカの歌も引き続き使用)。
「WINDY ROAD」は湾岸戦争が勃発した時期に作られ、平和への願いと希望が込められています。しかしその後も、世界は平和になるどころか、紛争や災害で多くの人が苦しみ、さらに新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻と、悲惨な状況が続いています。この曲のメッセージは、今も新たな意味を持つことでしょう。
◆今の時代にも通じるメッセージ
Chageからは、こんな喜びのコメントが届いています。
「50周年というタイミングで伝統あるFNSチャリティキャンペーンのイメージソングとして、僕の楽曲『WINDY ROAD』が選ばれたことはうれしく思います。この楽曲をカバーしてくれた澤近君、宇海さんや僕の音楽活動に関係してくださるすべての方々の繋がりがあっての巡り合わせと感じています。
この楽曲は、その当時の世界に対してのメッセージソングとしていましたが、時を経た今の時代にも通じるところがあり、リリースからずっとライブで歌い続けてきたことで、また違った形で誰かの役に立てる楽曲に育っていったのだと思うと感慨深いところがあります。
今年は僕がデビューしてから44年にもなりました。長く続けられたのはファンの皆様のおかげと常々思いますが、そんな皆様のこの数年は随分と我慢を強いられる状況が続いてきました。今年こそはコロナ禍前より“より楽しいライブ”とするべく、この楽曲提供のオファーを頂く前からライブツアーのタイトルを『WINDY ROAD』にするとしていました。これもなにかの巡り合わせと感じています。今年のライブツアーではたくさんの笑顔に会えるのを楽しみにしています。みんなで紙飛行機を飛ばしましょう!」
◆いま私たちにできることは?
また、宇海-UUMI-は、「世界の悲しい現状を知るたびに思うことは、人の心の奥にある“恐怖”や“不安”に、“愛”を注ぐことができたのなら、きっと世界の悲しい出来事は少し減り、子どもたちの笑顔も増えると思います。実際、2011年8月にアフリカのガーナでライブを行った際に、目の前に広がっていく子どもたちの笑顔を見て、音楽の力を実感しました」と語ります。
そして、澤近泰輔は「この曲は発表当時より名曲の誉れ高い、個人的にも大好きな曲。不安に覆われたような世界、苦難を強いられた多くの人たち。そこに思いを馳せる“ひととき”への道案内となるべく、熱く表現できればと思っています」とのこと。
少しの募金でも、多くの人から集まれば力になるもの。『WINDY ROAD』を耳にしたら、そのことを思い出してほしいです。
<文/女子SPA!編集部>
【女子SPA!編集部】
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
なかでもMULTI MAXの代表曲「WINDY ROAD」(1991年)は、今もChageがライブで歌い続けており、サビで観客がいっせいに紙飛行機を飛ばすのが定番となっています。
◆「WINDY ROAD」のカバーがチャリティソングに
この「WINDY ROAD」が、今年4月から、FNSチャリティキャンペーンのイメージソングになることが発表されました。新たな想いを込めて「WINDY ROAD」をカバーするのは、シンガーソングライターの宇海-UUMI-と、ピアニスト・アレンジャー澤近泰輔のユニット。
宇海-UUMI-は2010年にChageがこの曲をアルバムレコーディングした時にコーラスで参加しており、澤近泰輔はCHAGE and ASKAをはじめ多数のアーティストと活動を共にしてきたことで知られています。
◆世界の子どもたちを支援して50年
FNSチャリティキャンペーンはフジテレビ系列全28局とBSフジが協力し、1974年から、厳しい環境で暮らす世界の子どものための支援活動を続けてきました。毎年度、支援国を決めて、放送やイベント・SNS等で募金活動を行い、ユニセフを通じて子どもたちを支援。2020~2022年度は世界最貧国の一つといわれるモザンビーク共和国を支援し、2023年4月からは、昨年6月のモンスーンで国土の3分の1が水没する被害を受けたパキスタンの子どもたちを支援するそうです。募金はFNSチャリティキャンペーンの公式サイトからも行えます。
キャンペーンでは長年、イルカの歌う「まあるい地球は誰のもの」をテーマソングとして使用してきましたが、50周年の1年間限定(2023年4月1日~2024年3月31日)で「WINDY ROAD」がイメージソングになるのです(イルカの歌も引き続き使用)。
「WINDY ROAD」は湾岸戦争が勃発した時期に作られ、平和への願いと希望が込められています。しかしその後も、世界は平和になるどころか、紛争や災害で多くの人が苦しみ、さらに新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻と、悲惨な状況が続いています。この曲のメッセージは、今も新たな意味を持つことでしょう。
◆今の時代にも通じるメッセージ
Chageからは、こんな喜びのコメントが届いています。
「50周年というタイミングで伝統あるFNSチャリティキャンペーンのイメージソングとして、僕の楽曲『WINDY ROAD』が選ばれたことはうれしく思います。この楽曲をカバーしてくれた澤近君、宇海さんや僕の音楽活動に関係してくださるすべての方々の繋がりがあっての巡り合わせと感じています。
この楽曲は、その当時の世界に対してのメッセージソングとしていましたが、時を経た今の時代にも通じるところがあり、リリースからずっとライブで歌い続けてきたことで、また違った形で誰かの役に立てる楽曲に育っていったのだと思うと感慨深いところがあります。
今年は僕がデビューしてから44年にもなりました。長く続けられたのはファンの皆様のおかげと常々思いますが、そんな皆様のこの数年は随分と我慢を強いられる状況が続いてきました。今年こそはコロナ禍前より“より楽しいライブ”とするべく、この楽曲提供のオファーを頂く前からライブツアーのタイトルを『WINDY ROAD』にするとしていました。これもなにかの巡り合わせと感じています。今年のライブツアーではたくさんの笑顔に会えるのを楽しみにしています。みんなで紙飛行機を飛ばしましょう!」
◆いま私たちにできることは?
また、宇海-UUMI-は、「世界の悲しい現状を知るたびに思うことは、人の心の奥にある“恐怖”や“不安”に、“愛”を注ぐことができたのなら、きっと世界の悲しい出来事は少し減り、子どもたちの笑顔も増えると思います。実際、2011年8月にアフリカのガーナでライブを行った際に、目の前に広がっていく子どもたちの笑顔を見て、音楽の力を実感しました」と語ります。
そして、澤近泰輔は「この曲は発表当時より名曲の誉れ高い、個人的にも大好きな曲。不安に覆われたような世界、苦難を強いられた多くの人たち。そこに思いを馳せる“ひととき”への道案内となるべく、熱く表現できればと思っています」とのこと。
少しの募金でも、多くの人から集まれば力になるもの。『WINDY ROAD』を耳にしたら、そのことを思い出してほしいです。
<文/女子SPA!編集部>
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