憧れの大学准教授の“本性”に恐怖…!モラハラ男だったのに別れを告げると…
2023年03月23日 15時03分女子SPA!

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別れ際には本性が出ると言いますが、別れ際の相手の行動や言動に引いてしまった経験を持つ人は多いようです。
現在1児の母である田畑愛さん(仮名・32歳)は、過去に交際していた相手のとんでもない本性を見てしまい、それがトラウマになってしまったそう。いったいどんな別れ際だったのでしょうか。
◆年上男性との恋愛は主従関係
「当時の私は、完全に彼の“言いなり”状態でした。彼のお願いに笑顔で応えることが、愛であり、お互いにとっての絆だと思っていたのかもしれません。
今考えるとあり得ない関係ですが、当時は若くて感覚が麻痺していましたね。お付き合いしたのも、その彼が初めてだったので」
15歳年上の彼は、愛さんが通っていた大学の准教授でした。大学を卒業した後すぐに、愛さんから告白し、交際がスタートしたそう。
◆主従関係のきっかけは、彼の部屋の掃除だった
「一人暮らしの彼のアパートに行くと、ゴミやら脱ぎ捨てた服やらが散乱していて、荒れ放題で。私は世話好きなところがあるので、彼のためになるなら、と思って部屋の片付けを始めるようになりました。
でも、そうやって彼のお世話をしているうちに、先生と生徒という上下関係から完全に抜け出せなくなりました」
彼は愛さんに、家事以外のことも頼むようになっていきます。それがどんどんエスカレートしていき、愛さんは彼の付き人のような日々を過ごします。
「デートでは私が彼のカバンを持っていたし、彼に『家を出ないでね』と言われれば1日中家事をしながら、彼の帰りを待っていました。あの頃、彼への返事は、基本的に『はい!』でしたね」
そんな生活から2年が経った頃、愛さんはついに主従関係のある恋愛から目を覚ますことになります。
「友人の恋愛話を聞いた時、友人が、『彼に尽くしてもらえて幸せ』とぼやいていて、その話を聞きながら、あれ?私って、彼に大事にされているのかな?と考えるようになりました。
自分では彼に尽くす事で恋愛を楽しんでいたつもりだったけど、このまま彼と一緒にいても、これから私は幸せになれない!と確信して、彼との別れを決意しました」
◆泣きながら「君が居ないと、ボクは死んじゃう」
愛さんはついに彼に別れを告げます。
「私が『もう、終わりにしたいです』と言うと、彼はその時近くにあったティッシュの箱やクッションを壁に投げつけて、『君が居ないと、ボクは死んじゃう』と叫びました。驚きと怖さとで震えましたね」
愛さんが「ごめんなさい」と言うと、「行かないで、置いていかないで」と泣きながら土下座を繰り返したそうです。
結局、その日は別れられませんでしたが、愛さんの中で何かが吹っ切れたと語ります。
◆別れ際の彼の姿はトラウマになった
「私が憧れていた先生はいつの間にかいなくなっていました。私が彼をダメにしたのかもしれませんね」
愛さんはしばらく彼との付き合いを続けましたが、その別れ話から半年ほどしたある日、突然彼の前から姿を消したそうです。
「彼を刺激させないように、徐々に彼から離れていきました。私の気持ちが自分から離れているのに気付いてからは、彼からの連絡も随分減りましたね。私も彼からの連絡にはすぐに返信しないようにして、少しずつ会う頻度を減らして、半年くらいして、そろそろいなくなっても大丈夫かなって。
今でも、あの時の彼の姿は忘れられません。ときどき、ふとした拍子にあの場面が頭をよぎるんです」
恋愛において、相手と距離を適切な保ち続けることってなかなか難しいことなのかもしれませんね。
<取材・文/maki イラスト/パウロタスク>
現在1児の母である田畑愛さん(仮名・32歳)は、過去に交際していた相手のとんでもない本性を見てしまい、それがトラウマになってしまったそう。いったいどんな別れ際だったのでしょうか。
◆年上男性との恋愛は主従関係
「当時の私は、完全に彼の“言いなり”状態でした。彼のお願いに笑顔で応えることが、愛であり、お互いにとっての絆だと思っていたのかもしれません。
今考えるとあり得ない関係ですが、当時は若くて感覚が麻痺していましたね。お付き合いしたのも、その彼が初めてだったので」
15歳年上の彼は、愛さんが通っていた大学の准教授でした。大学を卒業した後すぐに、愛さんから告白し、交際がスタートしたそう。
◆主従関係のきっかけは、彼の部屋の掃除だった
「一人暮らしの彼のアパートに行くと、ゴミやら脱ぎ捨てた服やらが散乱していて、荒れ放題で。私は世話好きなところがあるので、彼のためになるなら、と思って部屋の片付けを始めるようになりました。
でも、そうやって彼のお世話をしているうちに、先生と生徒という上下関係から完全に抜け出せなくなりました」
彼は愛さんに、家事以外のことも頼むようになっていきます。それがどんどんエスカレートしていき、愛さんは彼の付き人のような日々を過ごします。
「デートでは私が彼のカバンを持っていたし、彼に『家を出ないでね』と言われれば1日中家事をしながら、彼の帰りを待っていました。あの頃、彼への返事は、基本的に『はい!』でしたね」
そんな生活から2年が経った頃、愛さんはついに主従関係のある恋愛から目を覚ますことになります。
「友人の恋愛話を聞いた時、友人が、『彼に尽くしてもらえて幸せ』とぼやいていて、その話を聞きながら、あれ?私って、彼に大事にされているのかな?と考えるようになりました。
自分では彼に尽くす事で恋愛を楽しんでいたつもりだったけど、このまま彼と一緒にいても、これから私は幸せになれない!と確信して、彼との別れを決意しました」
◆泣きながら「君が居ないと、ボクは死んじゃう」
愛さんはついに彼に別れを告げます。
「私が『もう、終わりにしたいです』と言うと、彼はその時近くにあったティッシュの箱やクッションを壁に投げつけて、『君が居ないと、ボクは死んじゃう』と叫びました。驚きと怖さとで震えましたね」
愛さんが「ごめんなさい」と言うと、「行かないで、置いていかないで」と泣きながら土下座を繰り返したそうです。
結局、その日は別れられませんでしたが、愛さんの中で何かが吹っ切れたと語ります。
◆別れ際の彼の姿はトラウマになった
「私が憧れていた先生はいつの間にかいなくなっていました。私が彼をダメにしたのかもしれませんね」
愛さんはしばらく彼との付き合いを続けましたが、その別れ話から半年ほどしたある日、突然彼の前から姿を消したそうです。
「彼を刺激させないように、徐々に彼から離れていきました。私の気持ちが自分から離れているのに気付いてからは、彼からの連絡も随分減りましたね。私も彼からの連絡にはすぐに返信しないようにして、少しずつ会う頻度を減らして、半年くらいして、そろそろいなくなっても大丈夫かなって。
今でも、あの時の彼の姿は忘れられません。ときどき、ふとした拍子にあの場面が頭をよぎるんです」
恋愛において、相手と距離を適切な保ち続けることってなかなか難しいことなのかもしれませんね。
<取材・文/maki イラスト/パウロタスク>
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