スウェットで寝るのは絶対ダメ!パジャマ選びのコツとは?

スウェットで寝るのは絶対ダメ!パジャマ選びのコツとは?

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【快眠特集vol.4】

 人生のうち3分の1を占めるといわれる“睡眠時間”。当然、眠るときに着るパジャマや寝間着も人生の3分の1の時間着ていることになりますが「寝るだけだし、何でもいいや……」なんて思っている人も多いのでは?

「眠っているあいだは代謝や血行がゆるやかになるので、寝間着のゴムなどの締め付けが強すぎると血流などが滞り、体内の清掃活動の原因になってしまいます。さまざまな器官が休息をとる睡眠時間にこそ、着るものに気をつかっていただきたいです」

 そう語るのは、日本睡眠改善シニアインストラクターの安達直美さん。

 また、睡眠時にキツめのゴムでウエストを締め付けると、小腸などの消化活動を妨げて便秘の原因になることも。

「もっとも気をつけていただきたいのは、寝間着の“締め付け”です。起きたときにお腹にゴムのあとがついていたら要注意。体への締め付けが強すぎる証拠です。たとえば、スウェットなどの“部屋着”として作られている服はゴムがキツく、睡眠には不向きといえます」

 見た目にはラクそうなスウェットも、ゴムがしっかり入っていれば締め付けが強いも同然ということ。それでは、眠りに適したパジャマとは一体どのようなものなのでしょうか?

◆パジャマ・寝具を選ぶときには柔らかさがポイント!

「以前、寝具に関するこんな実験がおこなわれました。柔らかい素材のパジャマと、硬めの素材のパジャマ、柔らかいマットレスと硬いマットレス、それぞれを組み合わせて睡眠に及ぼす影響を調査したのです。

 実験の結果、もっともリラックスすることができたのは“柔らかいパジャマと柔らかいマットレス“の組み合わせでした。この結果を踏まえると、柔らかさを意識した寝装品選びがポイントになります」

 マットレスを変えるのは大ごとですが、素肌に触れているパジャマを柔らかい素材に変えるだけでも緊張が和らぎ、寝つきやすい状態になるそうです。

◆締め付けがゆるくてガーゼ素材のパジャマがおすすめ

「眠りに特化したパジャマは締め付けがゆるく作られています。第一に締め付けがゆるいものを選びましょう。そして、数ある素材のなかで個人的にオススメなのはガーゼのパジャマ。ガーゼは柔らかいだけでなく繊維の目が粗く、肌と布の接触面が少ないので、吸湿性に優れていて着心地◎です」

 これからの季節は、生地に適度な空気を含み保温性が高いワッフル素材のパジャマは温かくてオススメとのこと。そのほか、夏場に寝汗が気になる人は、サラッとした肌触りが特徴の楊柳(ようりゅう)素材のパジャマが快適など、季節性や体質に合わせてパジャマを選んでほしい、と安達さん。

「以前、実験の一貫で高級オーガニックコットンのパジャマを着て眠ったことがあるのですが、寝起きがとっても気持ちよかったんです。睡眠にとってパジャマがどれほど大切なものなのかを実感しました……! 今はさまざまな種類のパジャマが販売されているので、もっとパジャマを楽しんでほしいです」

 睡眠の良し悪しに大きな影響を与える“パジャマ”。ぜひ、自分にピッタリの一着を見つけてみましょう♪

<TEXT/谷口京子(清談社)>

●安達直美さんプロフィール

エス アンド エー アソシエーツ取締役・常務執行役員。日本睡眠改善シニアインストラクター。国内大手航空会社において国際線客室乗務員として勤務後、寝装品メーカーの研究所で主任研究員として睡眠に関する研究に従事。睡眠文化戦略コーディネーターを経て、現職に至る。

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