「もう恋に疲れた…」結婚の夢が破れ続けて38歳・彼氏ナシ

「もう恋に疲れた…」結婚の夢が破れ続けて38歳・彼氏ナシ

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 アナタは“独身”“アラフォー”“彼氏なし”の女性にどんなイメージがあるでしょうか?「ワケ有りっぽい」「仕事が恋人」等々いろんなイメージがあると思います。

 でも筆者も実際にアラフォーになって分かりましたが、そんなイメージに当てはまる人は一握り。9月に発表された国立社会保障・人口問題研究所の調査(※)で、18〜34歳の独身男女のうち<交際相手なし>が男性69%、女性59%と、過去最高を記録し、いまや普通になった“独身”“アラフォー”“彼氏なし”。

 そこで“なんで独身・彼氏なしなんだろう!?”と心底不思議に思うアラフォー女性を探ってみました。

◆浮気されヒナの一生

 ヒナさん(美容部員/38歳)は昔から結婚願望が強く、安室奈美恵似の美人でよくモテたため、仲間うちのなかでも絶対に1番早く結婚すると思われてました。

 けれども、面倒見がよくて尽くすタイプの彼女のこれまでの交際相手は、いわゆるだめんず的な男ばかりだったのです。

1.最初の男

 高校生のときに出来た初めての彼氏からして、ダメ男の気配はあったようで……彼からは1度も会いに来ず、自分ばかりが会いに行ったそう。

「彼の住むところまで2時間かけて頑張って通ってたのに、アッサリ地元の女子と浮気して乗り換えられて、1年くらいで振られました」(ヒナ、以下同)

2.年下の貢がせ男

 高校を卒業して、女子大の短大の家政学部食物学科に入学。理由は将来結婚して旦那や家族を支える糧となる、バランスの取れた美味しいご飯を作る勉強のためでした。

 そんな時、2人目の彼氏ができました。今度は2コ下、渋谷でナンパしてきた高校2年生です。

「彼とは10年くらい付き合ってました。お互いの両親にも会っていたし、絶対に結婚すると思ってましたよ。お金にルーズで、だいぶ貸したりもしていたんだけど、もちろん返ってきていないです。結婚したら財布は一緒だし気にならなかったんだけど……浮気してたんですよ! 2回は許したけど、私が貸したお金で貢いでたみたいだったから3回目は許せなかったな〜。30歳直前の29歳で10年付き合った彼氏と別れるのは苦渋の選択だったけど」

 普通ならお金を貸すのも浮気も、許せない女性が多いのに、なぜ許せてしまうのでしょう?

「結婚したら、ある程度の借金やちょっとの浮気くらいじゃ別れないでしょ? 付き合う彼氏とはいつも結婚前提のつもりで付き合っているから、そんなコトでは別れません。もちろん悲しいし悔しいけど、あんまり厳しくしたら可哀想だと思ったんです」

 可哀想なのは自分では!? それに結婚前提といっても、プロポーズもされていないし……

3.ロマンティック男と同棲

 とはいえ、悲しみに浸っているのも束の間、またすぐ1年後の31歳のときにロマンティックな交際がスタートします。

「出会いは合コン。初デートのときに花束を渡され告白されたの! すぐに“結婚を前提に同棲しよう”と言ってくれて、前の彼での傷もあったせいか、情熱的な彼にすぐにのめり込んでしまいました。3年くらいは平和だった。毎日ごはん作って、犬とか飼って……、一緒に住んでるから結婚しているようなものだったし

 でも同棲して3年たって私も34歳、彼も同い年だったから2人とも35歳を目前にしても結婚の話が具体化してこないのが気になってきて……。そしたらある日彼の首に大量のキスマークを発見して! 結婚する最後のチャンスだと思ってたから、それでも許したんだけど」

 また浮気です……しかも許したんか……(涙)

「結局、浮気相手の女が手強くて負けました。“私と別れるつもりなら死んでやる”とか言ってたらしく、なぜか私が引き下がる形に……」

 結婚という甘い誘惑の前に、厚かましくキスマークを隠しもしない浮気まで許したのに、とどのつまりは振られてしまったヒナさんでした。

4.不倫男の沼

 しかし、またすぐ次の男にハマってしまいます。1年後の35歳、不倫の沼に足を突っ込みました。

「向こうは奥さんと別居して離婚調停中でしたし、後一歩で結婚までたどり着けそうな相手だったんです。彼は優しくて甘えん坊で、一緒にいれるだけで幸せでした。今まで恋愛で傷ついてきたから、不倫でも幸せならいいかなと思ってた時期もあったな〜。でもやっぱり、結婚をあきらめられなかったんです」

 結局、奥さんが離婚に応じず、2年後また破局してしまいました。

 それにしても、結婚願望が強いのになぜ不倫してしまうのでしょう? 先日『ホンマでっかTV』で弁護士の堀井亜生さんが言っていましたが、結婚願望が強い女性ほど不倫にハマりやすいとのコト。その理由は“既婚男性が相手だと結婚がイメージしやすい”からだとか。

5.そして仕事へ

 “独身”“アラフォー”“彼氏なし”38歳の彼女は今、独立して自分のサロンを立ち上げるべく、仕事に奮闘しています。

「今まで男を追いかけてた分、仕事に向き合ってみたら、初めて楽しさが分かったんです!」

 結婚願望に引きずられ、だめんずに振り回されては許してしまう恋にハマってきたヒナさん。恋愛への依存を断ち切り、“自分のために頑張っている今”が1番輝いているのかもしれません。

◆恋愛燃え尽き症候群?

 一般的に30代後半になると仕事が忙しくなったり出会いが減ったりで、若い時に比べて恋人ができにくい年頃ですが、ヒナさんの場合には、今までの恋愛に疲れ果ててしまったのではないでしょうか。

 これまでの20年間のダメ系男性との格闘の日々で消耗し、また新しい恋に飛び込むガッツがなくなってしまっていることが、彼氏なしの原因のひとつとも考えられそうです。

※「第15回出生動向調査」。2015年6月に自計式調査を行い、18〜34歳の独身の男女5276人が回答。交際相手がいない割合は、男性69.8%・女性59.1%だった。2010年調査と比べて、男性=8.4ポイント増、女性=9.6ポイント増と、急増している。

ーシリーズ・急増する「恋人がいない」男女の肖像【2】ー

<取材/ミフル TEXT/女子SPA編集部>

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