ほっぺにチュはするのにキスもHも求めない彼。理由を教えて!【性活相談】

ほっぺにチュはするのにキスもHも求めない彼。理由を教えて!【性活相談】

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【AV男優・森林原人の性活相談 第61回】

経験人数8,000人、出演本数10,000発以上、下は18歳から上は69歳まで、性別の垣根を越えてさまざまなエッチを経験するAV男優・森林原人が、女性の性に関するお悩みに答えます。

◆私の方から攻め続けることに疲れてきました…

相談者:あきな・45歳

 私は現在45歳。彼は42歳になります。付き合って約1年、同棲して9カ月ですが、セックスがまともに出来たのは一度だけです。と言っても、彼が私の中で射精出来ただけということなのですが……。

 彼から体を求められたことは一度もないんです。大好きと言ってやたらとキスをしてきますが、いつもほっぺにチュッです。寝るときも頬にキスして抱きついてきます。それなのにそれ以上は何もしないのです。

 はじめのうちは、彼は経験が少ないからだと思い、私の方から唇にキスをして、彼のモノを触ったりくわえたりしてノッて来るのを待っていました。でも、感じてはいるものの、ただ目を閉じて横たわっているだけなんです。

 最近、私が座って彼を抱っこするようにして胸を吸わせ、下半身を弄りながら言葉攻めするとイクようになりました。

 ただ、いざ挿入となると萎えてしまうか中折れしてしまうのです。常に私が手や口で攻め続けないと萎えてしまい、特に私が反応して声を出すと必ず萎えます。私が横に寝ているだけでも勃起しているので性欲がないわけではないと思うのですが……。

 萎えてしまう度に悲しくて惨めな気持ちになるので、私も疲れてきました。改善策があれば教えていただきたいです。

◆森林の回答

 あきなさんは、目に見える結果を欲しがっています。なので今回は、「セックスの本質が目に見えない何かにある」といった新たな価値観を提案する方向ではなく、具体的に何が問題なのか、それをどう改善・解決するのかを考えていきたいと思います。

 まず彼氏についてですが、寄せられた相談文からは、挿入に対するプレッシャーや女性が挿入で悦ぶことに対する違和感もしくは嫌悪感を持っていると読み取れます。これを、神経症や精神障害としちゃえば、あきなさんは自分を責めなくてよくなり、少しは気が楽になると思います。しかし、それでは彼氏とのセックスを諦める方向に向かってしまいます。

 あきなさんがすでに十分努力していることはわかっていますが、もう少しだけ彼氏に付き合ってあげてください。膣内射精障害(インポ、中折れ、遅漏など)がひどくなっていると、他人の手でもイケなくなりますが、幸いにもそこまでではなさそうです。一度だけとはいえ膣内射精できていますし、条件が整えばあきなさんの手でも射精できるので、望みの綱が見えていて、惜しいんです。

◆実は彼氏も必死

 その望みの綱を掴むのにあきなさんは疲れてしまっていますが、実は、彼氏も彼氏なりに必死なのです。男だからこそわかります。射精したいんです。勃起したアソコで大好きな彼女とつながって射精したいと思っているんです! でもできないんです!! どんなに気持ちがあっても、アソコをコントロールすることって、ほとんどの人が出来ないです。

 そもそも、勃起=性欲(挿入欲、射精欲)ではないし、愛情=勃起でもありません。そして、愛情=性欲でもないんです。勃起≒性欲≒愛情、って感じです。

 彼女に惨めな思いをさせているのもわかるし、彼女の愛情に応えたいという気持ちがただただ募っていくばかりで、そういった想いとアソコの反応が一致してくれるわけでは無い。男だってつらいんです。

「そんなことわかっているわ。だから今までだって献身的に、寄り添うようにしてきたじゃない。女としての自信をなくした私の方がつらいわよ!」と、あきなさんの心の声が聞こえます。

 ということは、セックスがうまくいかない時は、男も女も、どっちもツラいということなんです。どちらか一方だけがツラいわけじゃないということをもう一度わかった上で、彼氏を見てあげてください。

◆彼がほっぺにチュで終わらせる理由

 彼氏がほっぺにキスをしたり、大好きと言ったり、抱きついたりするだけで終わらせるのは、その先の行為に進んだ場合のオチのつけ方とか展開に自信がないからです。本当にそれだけで、それ以上の深い意味はありません。あなたの誘いを拒否したり断ったりしたことありませんよね。それが何よりの証拠です。彼氏はあなたとつながりたいという気持ちはあります。と同時に、同じ位自信がなく、不安や恐怖にさいなまれています。何が怖いのかというと、挿入できないことや射精できないことで彼女も自分も傷つくこと。

 考えれば考えるほど切ない2人ですが、考えようによっては、相手とつながりたいという方向に気持ちが向かっていて、一致しています。ボタンがかけ違っているわけではなく、ボタンをハメようとする気持ちで一致しています。これって、あきなさんが望む形には到達していませんが、お互いがお互いを求めているという点は一致していますので、それはとてもいいことだと思います。

◆改善に向けた具体策

 そんなふたりであることを再確認した上で、結果がすぐに出るとは思わず、気長に構え、小さな成功体験を積み重ねていくのが遠回りのような近道です。

 具体的な方法としては、挿入せず、性器同士を擦り付けるだけの素股プレイで射精することを試みてください。割れ目と手でしっかり包み込むのがポイントです。

 もしくは、彼氏に目隠しと耳栓をした状態で、ローションでヌルヌルにしながらあきなさんが一方的に攻めて、手でしてんだか口でしてんだか挿入してんだかわからないぐらいランダムに刺激し、彼氏の脳が判断できない状態を作り、膣に対する苦手意識を減らします。

 この方法は、目隠しをされた若手男優が、担任の先生役の女優さんに攻められていると思いきや、実は教頭役のバイセクシャルな先輩男優に攻められていて、それに気づかずずっと勃起していて、しまいには射精までしてしまったということがその昔あり、脳が認識できなければ何でもありなんだなと知ったところから思いついたアイデアです。

 あきなさんの理想像は、自分の体なり心なりに興奮し、それが勃起という反応になり、挿入、射精に至るという流れでしょうが、それを唯一の正解にしないでください。

◆「イク」や「射精」がなくてもセックスは成り立つ

 AVのセックスは男のファンタジーで、男に都合のいいように作られていますので、射精で終わるのが基本です。それは、セックスを表現するにあたって、女性のイクは句点、男の射精は読点にすることでメリハリが出て、見やすくなるからです。

 しかし、実際のセックスでは「イク」や「射精」がなくても、なんなら挿入がなくったってセックスとして成り立ちます。レズのセックスを考えてもらうとわかりやすいかもしれません。体の器官の接触が性的ムードを伴いつつあれば、もうそれはセックスと言えると思います。挿入 or 射精至上主義から脱却するのが、セックスに振り回されず、セックスを楽しみ続けられる人生を送るコツです。

 あっ、結局、セックスの新たな捉え方の話になってしまいましてすいません。でも、たいていの悩みって勃起の仕組みと同じで、気の持ちよう一つなところだったりするんですよね。

<TEXT/森林原人>

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【森林原人/モリバヤシ ゲンジン プロフィール】

35歳。AV男優歴16年。日本人の生涯セックス回数は、年平均46回×60年=2760回で、この4倍近くセックスしていて、セックス経験だけで言えば3回生まれ変わって只今4回目の老後を満喫中。

★Twitter始めました(@AVmoribayashi)

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