インスタ映えする美術館!? 巨大アートと写真が撮れる「ラブラブショー2」

インスタ映えする美術館!? 巨大アートと写真が撮れる「ラブラブショー2」

岡本光博×青秀祐展示室「トモダチ大作戦」の中でポーズをとる筆者(撮影:工藤健志)



 先日、青森県立美術館で開催されている「ラブラブショー2」に行ってきました。堪能しました、面白かった!

 まったくジャンルの異なるアーティスト2人がペアになって思い思いの作品を展示する、という本企画。キーワードは「出逢い」です。……と言われても、ちょっとピンとこないかもしれません。

 この展覧会の魅力をシンプルに言うと「自分がアート作品の中に入れちゃう美術展」なのです。

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 青森県立美術館の展示室は、とにかく天井が高いです。ここでアーティストたちがめいっぱい想像力を膨らませてアート作品を作っています。

◆SNSでシェアできるアート

「ラブラブショー2」の展示は一部を除いて撮影可。だからインスタなどのSNSで思いっきりおかしな画像を撮ってアップできるんです。口をあんぐり開けちゃうような大きな作品を、どうやったらダイナミックに撮れるか競争するのもよし、作品の中に入って小人気分になるのもよし、どんなアート写真を撮るかは、あなたのアイデア次第!

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 展示は、各部屋によりテーマが異なります。第二次世界大戦だったり、3.11だったりと、重厚なものが多いのも特徴。テーマに込められた思いに、感じることは人それぞれでしょう。一緒に行った友達や恋人と、意見交換してみて。きっといろんな視点があることを感じられるはず。

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 筆者が特に印象的だったのは、満州国当時の写真と、満州で育った作家が満州にインスピレーションを得て制作したアートのミックスされた部屋(下の写真)。セピアのノスタルジーと色鮮やかな創造物が、なんとも不思議な空間を作り出しています。アートは主に当時の店舗をモチーフにしたもののようですが、ロシア語と中国語と日本語が混ざった看板など、異世界のムードが満載です。

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◆アートを視覚のエンタメとして楽しむ

「現代アートの展示会って、よくわからない」という人、「ラブラブショー2」に来たら我を忘れて思いっきり楽しめるので、イメージが変わりますよ。アートは見るものではなく感じるものだ!って感じ。楽しみ方は自分で見つけましょう。

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 同美術館の館員・工藤建志さんに、このような展示にした理由を聞くと、「現代美術のテーマ展はコンセプトが明快に打ち出されていて、作品の見方や解釈の幅を限定してしまうものが多いように感じます。『作品』より『解説』の方が重要だったりしますしね(笑)。そうではなく、美術展なんだから説明もギリギリまで減らして、まず純粋に視覚のエンタメとして楽めるものを目指しました」とのこと。

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 マドリッドでピカソの「ゲルニカ」を見たときのことを思い出します。教科書などであの絵を見たときには、なにがすごいんだかわからなかったんです。「ピカソだから?」くらいにしか思いませんでした。しかし実際の絵は、テニスコートかよってくらいの大きさなんです。どうやって描いたのか見当もつかない。とにかく、アートに詳しくない筆者でも、スケールが大きいと、それだけで作品の偉大さを感じることができるわけです。

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 どデカい真っ白な犬の像「青森犬」が有名な青森県立美術館ですが、「ラブラブショー2」の展示もかなりデカい。工藤さんは「自由に楽しんで」と言ってましたが、筆者的には、巨大アートを自分のセンスで画像に収める醍醐味がSNS時代にぴったりでおすすめです。

<TEXT/和久井香菜子>

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