夏らしくハデな色を着たいけど…初心者でもスベらない2つの鉄則

夏らしくハデな色を着たいけど…初心者でもスベらない2つの鉄則

画像:WEAR



●連載「ファッション誌が答えてくれない相談」33 by小林直子●

◆Q.思い切ってビビッドな色が着てみたい

 夏に向かってビビッドな赤や黄色を着てみたいのですが、今までそういう色を着たことがないのでどうやって取り入れていいかわかりません。どうしたらいいでしょうか?

◆A.コツを使って思い切り楽しましょう

 色にも流行がありまして、ここ数年、積極的に明るくビビッドな色を取り入れるスタイリングが流行っています。この傾向は今後も続くと思われますので、赤、黄色、オレンジや、ブルーでもネイビーではなくエレクトリックブルーやコバルトブルー、ピンクもパステルカラーのピンクではなく濃いローズピンクなどを、取り入れたスタイルをつくれば、より今の雰囲気を表現できますのでお勧めです。

 そうはいっても、今までこういった色を着たことがない方も多いことでしょう。街ゆく人を眺めてみても、真っ赤なワンピースの女子をごくたまに見るぐらいで、そのほかのビビッドな色を着る人はまだまだ少数派。

 では今までビビッドな色のものを着たことがない人がどうやって取り入れたらいいか。その方法は2種類あります。

◆鉄則1)バッグ、ベルトなど小さい面積で取り入れる

 まず1つは、小さい面積に取り入れる方法。いきなり真っ赤なワンピースを着て街を歩くのは勇気が要るでしょう。そういう場合、まずは靴、バッグ、ベルトなどから取り入れるといいでしょう。

 それでもまだ面積が広いなと感じる方はバレッタやイヤリングなど、アクセサリーでも構いません。ちょっとずつ小さな面積から取り入れることで明るくビビッドな色に慣れていきましょう。

◆鉄則2)白や黒と合わせる

 2つ目です。それは白や黒といったニュートラルな色と合わせる方法です。

 白からグレー、黒へのグラデーションはニュートラルな色です。ニュートラル、つまり中立の色ですから、どんな色とも組み合わせることが可能です。例えば黄色や赤は何色と合わせるのがいいのか、という質問を多くいただくのですが、白、グレー、黒はどんな色と組み合わせても構いません。

 白と赤を、黒と赤を、黄色とグレーを、黄色と白を、合わせてもいいのです。

◆白・黒・グレーの、どれに合わせるべき?

 大体の人が白か黒のアイテムを何かしら持っていると思います。

 例えば赤いワンピースを買ったとしましょう。赤が強すぎるなと感じる場合は、白いカーディガンを合わせれば、その赤の強さは薄れ、全体の色のバランスがとれます。これはビビッドな黄色でも、コバルトブルーでも同じです。

 同様に、ニュートラルな色であるグレーでも黒でも、それを入れることによってビビッドな色とのバランスがとれます。

 ではビビッドな色に対して、「白かグレーか黒」のうちどれを合わせたらいいのでしょうか。

 それはそのほかの要因によって決まります。

 初夏でしたら、真夏の光に似合う真っ白がいいでしょうし、お盆を過ぎて太陽光が少し秋めいてきたなら、黒のほうがいい場合もあるでしょう。

 また着る場所によって決定される場合もあります。夜のレストランの照明には黒が映えるでしょうし、ビーチサイドのオープンエアのカフェだったら白のほうがいいかもしれません。

◆失敗した数だけ、おしゃれになれる

 それはアイテムや素材、全体のコーディネートの色合いによるので、一概には言えません。ですから、どうしたら素敵に見えるか、自分で試行錯誤してみましょう。失敗したところで大したことありません。転んでもただで起きなければいいだけです。

 流行っているからといって、ビビッドな明るい色を着るか着ないかは自分で選べます。だけれども試行錯誤やチャレンジは、やらないよりはやったほうがずっとましです。おしゃれだって、失敗した数だけ成功に近付きます。

 ほとんどの人が着ないような真っ赤なワンピースを着てみてはいかがでしょうか? たとえそれが失敗だったとしても、そういうチャレンジをする人のほうがよほど素敵だと、私は思いますけれども、いかが?

<TEXT/小林直子>

【小林直子】

ファッション・ブロガー。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒、文化服装学院卒。東京コレクション参加ブランドのパターンナー、大手アパレル会社の企画室を経て独立。現在、湘南エリアを中心に独自に開発したメソッドによるファッション・レッスン、各種ワークショップを開催するなど活動中。新刊『わたし史上最高のおしゃれになる!』発売中。ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』

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