体重45kgを40年キープ! “奇跡の79歳”マダムの美食ダイエット

体重45kgを40年キープ! “奇跡の79歳”マダムの美食ダイエット

現在の弓さん。これで79歳とは驚き!



 その若々しさとかわいらしさから「奇跡の79歳」と称され、著書『パリが教えてくれたボン・シックな毎日』が話題の弓・シャローさん。美食の国、フランス在住51年で出産も経験しながら、身長152cm、体重45kgのプロポーションをなんと40年以上キープしているというから驚きです。

「特別なことは何もしていないのよ。そうねえ、気をつけているのは炭水化物“ちょこっと”調整ぐらいかしら」と弓さん。

◆美の方程式は「朝3分の2、昼半分、夜はふつうに」

 弓さんはもともと食べることが大好きで、食べれば即、身になる体質。でも年齢とともに代謝は落ちるし、食べ過ぎは脳の働きも身体の働きも鈍らせることを実感して、「一番無理のない方法で一番効果のある方法を模索した」と言います。

 それが「朝3分の2、昼半分、夜ふつう」の方法。3食の炭水化物をこの割合で食べるのです。

 たとえば、弓さんの場合、朝食は毎朝決まっていて、マフィンとミルク入りコーヒー。マフィンは1個を横3枚にスライスして、食べるのは2枚だけ。これをトーストして好きなバターとマーマレードを塗ります。このとき余った1枚は翌朝に持ち越しです。

 昼はフランス人の夫も大好きなラーメンやパスタなどの麺類をよく作ります。麺は1人分を仲よく2人で半分こ。でも、旬の野菜をたっぷり入れるからかさ増しするし、野菜がとれてヘルシーだし大満足ということです。

 夕食は長い時間をかけてゆっくりと。ダイニングか、夏ならお気に入りのテラスで味わいます。マルシェで買ったいろいろな野菜や庭のハーブを使って、サラダはもちろん、日によって焼いたり、蒸したり、グラタンに。

 これに良質のお魚やお肉を適量。夜はパンの場合もごはんの場合もふつうの量を食べます。

 たとえば、ある日の夕食はこんな感じ…。

・キャロット・ラペ(人参サラダ)とアボカドを添えたゆで卵のコンソメゼリー寄せ

・グリンピースごはんとサーモングリル、ズッキーニのグラタン

・グレープフルーツのゼリーにブルーベリーをのせて

 日中、間食はめったにしないので、デザートを楽しむこともあるようです。

 この食生活を続けていると、体重は増えないうえに、体調がすこぶるいいと言います。

◆旅先では1〜2kg増えてOK。帰ってからおかゆと豆腐で調整を

 とはいえ、日本に帰国して友人たちの会食が続いたり、ご主人と海外旅行に出かけたりすると、もちろん体重は増えます。でも旅先での食事は楽しみの1つですから、1〜2kgまでの増加なら弓さんはまったく慌てません。

「この1〜2kgがターニングポイントなの。これが3kgとなるとやっかい。もう、なかなか元には戻せない。でも1〜2kgなら大丈夫!」

 では、その1〜2kgを落とす方法は…と聞いてみました。

 旅先で太ったら、帰国してからごはんをおかゆにしていつもより少し減らす。

 そして、しっかりとりたいたんぱく質は、お肉やお魚に替えてお豆腐をたくさんとる。この2つのことだけ気をつけるそうです。

 そうすると、すっと元の体重に戻っていくと言います。

 ちなみにお豆腐の威力については、パリのお医者さんも認めているようです。

 以前、かかりつけの女医さんに「少しプロテインが足りませんね」と言われた弓さんはお豆腐を多めにとるようにしたところ、たちまち増えて、お医者さんもびっくり! 他の患者さんにもすすめるわ! と言われたそうです。

◆腸内環境を培ったのは実家の麦ご飯?

 もう一つ、弓さんから興味深い話を聞きました。

 弓さんが生まれ育った東京の実家では、いつも麦ご飯を食べていたそうです。東京慈恵会医科大学を創設した曽祖父は当時、日本に蔓延していた脚気(かっけ)の撲滅に尽力した医師。脚気予防に麦ごはんを推奨していたので、家訓のように実家は当然麦ご版。

 ぱさぱさして食べにくいので弓さんは麦ご飯が苦手だったそうですが、幼少期からいままで便秘や下痢に悩まされることはなく、胃腸が丈夫なのはあの麦ご飯のおかげかもしれないと振り返ります。

 腸内環境がととのっていることは、美容と健康のために欠かせないことですが、「奇跡の79歳」の秘訣はこんなところにもあったのかもしれません。

 無理なく続けられそうで、身体にも良さそうなことばかりの弓さんのアイデア。特に食べることが大好きな人にとっては、参考になりますね!

<TEXT/女子SPA!編集部>

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