エリート商社マンの結婚式は学歴自慢大会だった!男客のナンパも上から目線…

エリート商社マンの結婚式は学歴自慢大会だった!男客のナンパも上から目線…

記事画像



 よく「結婚式は花嫁のためにある」と言われますが、新郎にとっても“人生の晴れ舞台”。結婚式には、本人の持っている自意識がよく表れるようです…。

◆高学歴・エリート自慢大会に…

 中学時代からの友人の結婚式に出席した際、新郎側の“高学歴・エリート自慢”にほとほとウンザリしたという中島文香さん(仮名・34歳・サービス業/未婚)。

「新郎は中高一貫の名門校、そして一流国立大出身の商社マン。出席していた友人も同僚も上司もみんないわゆるエリートなので、一般の人と感覚が違うんですかね。“自慢は恥ずかしいこと”という感覚がまったくないようでした」

 激しい自慢は開宴すぐの新郎新婦紹介からスタート。司会者に念を押しておいたのか、新郎の経歴をやたらと盛り上げて紹介したとか。

「『偏差値●●を超えるあの難関校に見事合格し』とか『天下の○○大学に現役で合格し』とか……。そういう発言が出るたびに中高友人や大学友人の席から笑いが起こり、なんか鼻につくんですよ。サラリと言ってくれたほうが、『おぉ〜そうなんだ』と感心できるのになぁと思いました」

◆上司のスピーチで「女性に必要なのは学歴や経歴よりも愛嬌」

 続くゲストのスピーチでは、主賓である上司がまたもや新郎の経歴をベタ褒めしたそう。

「『うちの者はみんないわゆる名門校出身者だけど、彼はその中でも優秀』などと会社自慢もちょいちょい挟んでくるので、『ハイハイ』という感じ。しかも、『男性はそれなりの学歴や経歴が必要だけど、女性に必要なのは学歴や経歴よりも愛嬌。ちゃんとそういう奥さんを見つけてよかった』みたいな、短大卒の新婦を軽くバカにしているような発言もあり引きました。

 最後は『商社マンと結婚したから安泰だとのんびりしてちゃいけませんよ。転勤が多く海外への転勤もありますから、奥様も勉強が必要です。大変でしょうが頑張って』と上から目線発言で終了。新婦も苦笑いしてましたね」

 中高時代の友人による余興では、肩を組んでご自慢の母校の校歌を熱唱。これまでの流れからするとあまりにも想定内で、生温かく見守ることができたとか。

「問題は、その後の新郎へのクイズコーナーです。事前に新婦にリサーチした新婦関連のクイズを出していたのですが、新郎が回答するたびに『○×』とか『正解不正解』とかじゃなく、『偏差値●●』と書かれたボードを高らかに掲げるんです。

 バッチリ正解だったら偏差値80、まあまあ正解なら偏差値70、大ハズレなら偏差値25……という感じで。新郎が回答して偏差値が出るたびに仲間内は大ウケしてるんですけど、何でもかんでも学力と結びつけることの何がそんなに楽しいのか……。センスがまったく理解できませんでした」

◆ナンパでも学歴&会社自慢に上から目線

 さらに中島さんをドン引きさせたのが、彼ら新郎友人の女性出席者へのアプローチ。親戚でもないのに各テーブルをお酌して回り、やんわりとナンパしてきたそうなのですが……。

「第一声からうっとうしくて、『どうも、○○(学校名)の××(名前)です』と挨拶してくるんですよ。フツーに『友人の××です』でいいじゃないですか。

 で、新郎がいかに優秀かをベラベラ話し始め、その流れで『僕はぜんぜんダメでなんとか△△に就職したんですけどね』と自分語りを始めて。もちろん、その勤務先もかなりご立派で、それを言いたくて前フリとして新郎を褒めてたのがバレバレなんです。

 で、『今度同僚や同業種のヤツらとの飲み会に来ませんか? 僕なんかよりずっとハイスペックなヤツがたくさんいるんで』と名刺を渡してきたので、『はぁ』と気のない感じで受け取ったんですよ。そしたら『気後れすることないですよ。飲みの席での会話は本当にバカですから(笑)』とか言ってきやがって。

 この、“自分たちは気後れするほどのハイスペックだけどレベルが下の人間にも合わせられるよ”的な奢(おご)り、最高にキモくないですか? 『気後れしてるんじゃなくて引いてるんだよ!』と言ってやりたいのをグッとこらえ、なんとかやり過ごしました」

 その後も自慢は続き、新郎新婦の歴史をまとめたムービーでは、またもや想定どおり入学式や学祭など母校の名前がドンとうつった画像で学歴を再アピール。最後の新郎による謝辞にも「エリートになれたのは両親のおかげ」といった内容が盛り込まれており、かなり食傷気味となったところでやっと披露宴は幕を閉じたそうです。

「晴れ舞台で自分の輝かしい経歴をアピールしたい気持ちはわかりますが、限度ってものがありますよね。『実は自分の中身に自信がないから経歴に頼ってるのでは?』と思っちゃいますよ。

 ともかく、“エリート”を自負している人たちが、『自慢話や人を見下した発言は不快感を与える』という人間関係の基本を理解していないことに驚いた一日でした」

―闇系結婚式エピソード― vol.5

<TEXT/丸本綾乃>

関連記事(外部サイト)