カラダの相性はセックスの頻度で変わる?【性活相談】

カラダの相性はセックスの頻度で変わる?【性活相談】

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【AV男優・森林原人の性活相談 第86回】

経験人数8,000人、出演本数10,000本以上、下は18歳から上は69歳まで、性別の垣根を越えてさまざまなエッチを経験するAV男優・森林原人が、女性の性に関するお悩みに答えます。

◆私とのセックスに不満だった元カレ…これで終わるのはイヤ

相談者:匿名

 2年ほど付き合っている……一方的に振られたので「付き合っていた」彼がいます。

 元カノとのカラダの相性が最高だったみたいで、私とのセックスに不満で、気持ちよくないと言われました。

 この2年、私はどうにかしようと、セックスについて話し合おうとしましたが、彼は「相性は何しても変わんない、無理なんだよ」と、月に1度してくれるかしてくれないかの回数でした。

 女性のカラダは相手によって変わると聞きました。どのくらいの頻度でセックスすれば変わるんですか? こんなんで終わるのはイヤで、相談しました。よろしくお願いします。

◆森林の回答

 はじめにきっぱりと言っておきます。

 元彼とは完全に終わっていますから、何があっても元サヤに戻ることはありません。2年を経て終わったのではなく、もうずいぶんと前に終わっていたのです。なので、僕があなたにしたいのは、もう一度やり直す方法や、元彼を見返すための話ではなく、次に出会う方や次にするセックスの時に同じ失敗をしないための話です。そのつもりで読み進めてください。

◆女性器は男性器に合わせられるけど…

 以前書いたように、女性器は男性器に合わせられます。感じると筋肉の反射反応として、形に沿ってきます。それを僕は“馴染む”と呼んでいるのですが、それにも程度の差はあります。それは男性器にもちっちゃいのや大きいの、硬いのや柔らかいのがあるのと同じで、女性器にも元々の形状の違いがあり、それによって締め付けや形状変化の振り幅に違いがでます。

 そういう意味では、どうにも埋められない部分があり、相性はどうにも変わらないという元彼の言葉に一理はあります。回数を重ねると馴染むのが早くなり、あたかも鍵と鍵穴かのように一致した気になるのですが、気持ちよさというのは主観的なものですから、錯覚っちゃあ錯覚です。

 その錯覚は、馴染み具合やフィット感だけがそのまま直結して気持ちよさになっているわけではないということも影響しています。

◆あなたのセックスに欠けていたもの

 気持ちよさは、頭と体と心が相手を受け入れたうえで、頭で理解する興奮と、体が感じる快感と、心が動かされる感動で構成されている、と僕は考えます。体が感じる物理的刺激による気持ち良さがあっても、頭や心が相手を受け入れていなければ頭は冷静なままだし、心から喜ぶことはできません。結果として、気持ちいいとはならず、相性がよくないという一言に集約されてしまいます。

 あなたと元彼はこうだったのではないかと思われます。肉体的には繋がっていても、頭が元カノと比較するという冷静な状態で、あなたとセックスしていることを心から喜んでいない。

 男女は合わせ鏡ですから、男がそんなんだからあなたも、膣の形状さえどうにかなればいいと思ってしまい、心が置いてきぼりになっています。すると、心で相手とつながることができませんから、ますます男の気持ちは冷めていきます。

◆不条理を受け入れず、怒ることも大事

 はじめからボタンがかけ違っていたのです。元彼に心ない言葉を言われた時点でそれに気づき、話し合うだけではなく怒ればよかったのです。元来、あなたは悪くないのですから。不条理を感じたのなら、甘んじて受け入れず怒るのです。付き合ってる2人がぶつかり、壊し、そしてつながり直す。時間を積み重ねる以外に、絆を固くしていくにはそうゆう衝突、摩擦が必要です。それを何度か試み、それでも相手がぶつかり返してくる気がないのなら、諦めるしかありません。

 そういった部分が前提として必要ですから、セックスの相性とは、その時だけで決まるのではなく、頭や心の部分は日常生活が多いに影響するのです。

 とはいえ、怒るのに慣れていなくて、あなたがとった行動のように自分を変えればいいのだと考え、甘んじて受け入れる選択も一つの方法ではあります。

 ただしその時は、相手に合わせようとがむしゃらにあがくのではなく、エゴを捨てて相手をそのまま受け入れること。元カノに負けたくないとか、セックスの相性さえ合わせられればもっとセックスしてもらえる、好きになってもらえる(セックスの快感と好きという感情は必ずしも比例しませんが)とか考えず、元カノとのセックスがそんなに良かったなんて凄いねと受け入れ、張り合わない。セックスに執着しない。そもそもセックスの評価を人格の評価と結びつけない。

……と言っといてなんですが、こんな仏のように穏やかな心持ちに、僕だってなれません。女性とは、“受け入れる性”だという声もありますが、そんな受け身でなくていいと思うのです。選ばれるのを待つのではなく、自らも選びにいくぐらいの気概があって欲しい。

◆心の渇きを潤すには、性器だけでは足りない

 人を想い慕い続けることを無駄だとは思いません。離れても忘れられないほど恋い焦がれられる相手に出会えた人は幸せ者です。愛される悦びより、愛する悦びに恵まれた人生の方が受け身でない分だけ人生が自分のものとなっています。ただし、悔しさや復讐心を抱き続けることはオススメしません。次に出会う誰かとの縁を妨げるだけです。

 最後に。心の渇きを潤すには、性器だけでは足りないのです。あなたも元彼も、心を濡らせられなかった。次は、心のパンツを脱ぐことを忘れずに。

<TEXT/森林原人>

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【森林原人/モリバヤシ ゲンジン プロフィール】

35歳。AV男優歴16年。日本人の生涯セックス回数は、年平均46回×60年=2760回で、この4倍近くセックスしていて、セックス経験だけで言えば3回生まれ変わって只今4回目の老後を満喫中。最近、性と向き合い、性を知り、性を楽しむためのサイト「リビドーリブ」を開設しました。

★Twitter(@AVmoribayashi)

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