セフレから本命彼女に昇格するには、どうすればいいの?

セフレから本命彼女に昇格するには、どうすればいいの?

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 こんにちは。yuzukaです。

 風俗嬢×精神科・美容外科の元看護師の私が、お悩み相談にお答えするこの連載。第10回は、質問が多い「女性の夢物語」に切り込みたいと思います。

◆Q. セフレの本命彼女になるためには、どうすればいいの?

相談者:みえ さん(仮名)19歳

「私には、2年以上セフレ関係に陥っている男性がいます。エッチだけというわけではなく、たまに外食に連れて行ってくれたり、人生の相談にも乗ってくれたりと、この2年間を通して、彼とは決して、テキトウな関係ではありませんでした。

 事情が変わったのは、最近のことです。彼に恋心なんて抱かず割り切れていたつもりだったのに、私はいつの間にか、彼のことを本気で好きになっている自分に気づきました。彼にアプローチしてくる女の子の存在を知ってしまってからでした。

 私は初めて、彼に『独占欲』を抱きました。この人の彼女になりたい、とられたくない。と、思ったのです。でも…セフレ関係になってから2年。今さら、本命の彼女になる方法がみつかりません」

◆男性にとって「セフレ=性欲処理」だけじゃない

yuzukaさんの回答

 セフレから彼女に。実はこの相談、あとを絶ちません。私も遥か昔、同じような苦しみを経験したことがありますから、気持ちは理解できますが……今回は「男性の心理」を考えながら、少し厳しく、アドバイスしていこうと思います。

 そもそもセフレとは、付き合っていないのに、継続的に「体の関係」がある男女関係のことを指します。付き合うってのは、しょせん一種の“契約”です。「私達は思いあっているから、他の人とは関係を持ちません」ってやつですね。

 では。セフレはどうでしょう。この暗黙の“契約”が抜け落ちた男女関係なわけですから、「私達は思いあっておらず、他の人と関係を持っても良いです」という、逆の意味での契約と理解するのが良いかもしれません。

 体の関係がありながら、心や体を独占する権利は持たないわけです。これはある意味、画期的な関係性ですが、どちらかに勘違いが生じると、一気に泥沼化します。

 そもそも男性にとってのセフレは、「性欲」を満たすためだけ――という、女性の思い込みが、この勘違いを助長させるのです。「え、それが正しいんじゃないの?」って思うかもしれませんが、よく考えてみてください。あなたがセフレを好きになってしまった理由は、「性欲以外のなにかを感じた」からではないですか?

「男性にとってセフレは、性欲処理のためだけの道具だ」と思い込むと、「性欲」以外の暖かみを感じた時、矛盾を感じてしまいます。「体の関係を持っていない日に食事に行った」「親身な人生相談に乗ってくれる」なんかがいい例ですね。

「あれ、この人ってもしかして、私のことを大事に思っているの?」なんて思ってしまうわけです。彼にとって自分は、ただのセフレではなく、特別な存在では……。という考えに至ってしまう。

◆セフレの優しさを、愛だと勘違いしないように

 でも、ハッキリ言ってしまえば、それこそが恐ろしい勘違いです。男性にとっての「セフレ」は、性欲以外にも「支配欲」とか、「自己承認欲求」を満たすための相手でもあります。

「優しい俺」に酔いしれたり、体だけの関係なのに自分に尻尾を振ってくる女の子を見たり、いつもの相手とは違う女の子に褒めてもらったり。彼は性欲以外の部分も、「セフレ」という関係性の中で満たそうとしているわけです。

 それは愛ではなく、自慰行為に近い。女性が「セフレ」を通して寂しさを埋めて自分を慰めるのと同じように、男性も性欲以外の心の部分を、慰めている。その優しさや行動は、あなたを思ってのことではなく、自分自身のために行なっていることかもしれません。まずはここを理解しましょう。

◆一度裸を見せた相手をオトすのは、一目惚れさせるより遥かに難しい

 結論から言ってしまうと、一度セフレ関係に陥ってしまった相手を自分に惚れさせることほど、難しいことはありません。

 男性のトキメキには、「この子の裸を見てみたい」という下心が、ふんだんに盛り込まれていますし、「ふたりきりになったらどんな風に甘えるのかな」なんていうドキドキもあるでしょう。

 それらの「新鮮さ」や「幻想」を、セフレ関係になることで、すべて使い果たしてしまっているわけですから、そこから関係を進展させるには、もっと多くのキッカケや、もっと大きな理由が求められるわけです。

 恋心なんて「幻想」がキッカケに生まれることがほとんどですから、それらのない「理屈だけで判断を迫られる」状況で選ばれるって、かなり難度が高いんです。

◆一度きっぱり彼の前から姿を消す

 では、必ずしも諦めなければならないのかというと、そうではありません。まずは一度、気持ちを伝えましょう。そして「付き合うことができない」「はぐらかされる」という状態に陥ったら、一度きっぱり彼の前から姿を消すことです。

 関係を持ってしまった以上、もう一度彼を射止めるために沸き起こさせなければいけない感情は、「このままではこの子がいなくなってしまう。俺はこの子がいなくなったら悲しいんだ」という、彼の中の自覚と、独占欲です。

 離れるという毅然とした態度こそが、彼の中の「恋心」を芽生えさせる、スパイスかもしれません。

―yuzukaの恋愛相談―

【yuzuka】

20代の現役風俗嬢。精神科や美容外科の元看護師。ツイッターや「note」での冷静な人物評や恋愛アドバイスには定評がある。ツイッターアカウントは@yuzuka_tecpizza

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