コーヒー+バターで35kgダイエットした人が!作り方を聞いてきた

コーヒー+バターで35kgダイエットした人が!作り方を聞いてきた

アイスハ?ターコーヒー



 コーヒーに「バター」を入れるとダイエットにいい、と聞いたことはありますか? 一瞬、逆効果なんじゃないかと思ってしまいますよね。そんな不思議な飲み物「バターコーヒー」がじわじわと注目を集めています。

 バターを入れるのに痩せるってどういうことなのでしょうか?

◆バターコーヒーとは?

 そもそも、バターコーヒーとは何なのか。実は、バターコーヒーに使われるバターは家庭で使われる一般的なバターとは異なります。抗生物質などが使われた穀物を飼料として育つのではなく、牧草を食べて育てられた牛のミルクから作った「グラスフェッドバター」を使用しています。

 さらに、バターコーヒーに加えられるのが「MCT(中鎖脂肪酸)オイル」。ココナッツ油やパームヤシ油などに含まれる天然成分で、体内での消化吸収が早いため、摂取するとすぐにエネルギーに変わる性質があります。

 医師の斎藤糧三さんいわく、上質なグラスフェッドバターは、グレインフェッドバター(通常のバター)に比べて脂質のバランスに優れており、また、MCTオイルは摂取後エネルギーに変わりやすく体の中に溜まりにくいばかりでなく、体内でケトン体に変わり抗酸化作用を発揮するのだとか。

 また、「“バター・オイル=太る”というイメージが強いと思いますが、バターコーヒーには肥満ホルモン『インスリン』を分泌させる糖質はほとんど含まれないので、飲んで太るということはありません」(斎藤糧三医師)。

 バターコーヒーを継続して飲むことによって、体内のエネルギー効率がよくなり、脂肪燃焼の促進が期待できるそうです。

 そんなバターコーヒーを3カ月飲んでいるうちに、35kgもの減量に成功したというのが坂上徹さん。その経験をきっかけに、バターコーヒー専門店「最強のバターコーヒー」を6月にオープンしたそう。

◆バターコーヒーの味は?

 コーヒーにバターの欠片を入れるわけではなく、ブレンダーでしっかり攪拌(かくはん)して作られるため、コーヒーに油が浮いているようなことはありません(実はこれが健康によいオイルを吸収良くする秘訣)。見た目はカプチーノのようで、とってもクリーミーな口当たり。暑い季節なら、氷をプラスしてアイスバターコーヒーで飲むのも人気です。

◆バターコーヒーの作り方

 専門ショップはあっても、毎日飲むのであれば自宅で手作りできたほうが継続しやすいもの。そこで、店舗の管理栄養士さんにバターコーヒーの作り方について教えていただきました。

「金属フィルター又はフレンチプレスで入れたコーヒー200〜250mlに、良質なバター10〜15gとMCTオイル10〜15ccを目安にブレンダーに入れ、20〜30秒攪拌させます。

 味の好みや空腹感を感じるスピードでバターやオイルの量を調整してください。1杯では空腹感を感じるという場合は、2杯まで増やしてみることを推奨します」(管理栄養士さん)

◆材料の選び方・作り方のポイント

 バターコーヒーは、「材料ひとつひとつにこだわって良質なものを選ぶことが大切」と、坂上さん。材料の選び方や作り方のポイントは次の通りです。

●コーヒー豆

アラビカ種のストレートコーヒーの豆、なかでもウォッシュド(水洗いされている)がおすすめ。煎り方が浅ければ浅いほどカフェインやポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が多く残るので、浅煎りが望ましいそう。

●グラスフェッドバター

グラスフェッドバターや有機JAS認証のバターなど、品質の良い牛のミルクを使ったバターを選びましょう。

●MCTオイル

出来れば100%ココナッツ由来の物を使用しましょう。

●金属フィルターの使用

家庭でのコーヒードリップで一般的に使われるのはペーパータイプのフィルターですが、せっかくの抗酸化作用のあるコーヒーオイルが紙に濾されてしまうので、金属フィルターを使用するのがおすすめ。

●しっかり攪拌する

しっかり攪拌させるとクリーミーさが増し、バターやMCTオイルの成分が体内により吸収されやすくなります。

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 MCTオイル摂取に体が慣れていないと、お腹がゆるくなることがあるそう。ほとんどが慣れの問題なのであきらめずに継続してみてください。また、早く飲みすぎると気持ち悪くなる場合もあるそうで、ゆっくり味わいながら飲むのがおすすめです。

 夏に向けていよいよ本気でダイエットしたい! でも、運動とか面倒くさい……と思っている人は、まずは飲むだけで簡単なバターコーヒーにトライしてみては?

<TEXT/佐藤まきこ PHOTO/最強のバターコーヒー>

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