子宮内膜症や不妊のサインかも!「かかと」が教えてくれる体の不調

子宮内膜症や不妊のサインかも!「かかと」が教えてくれる体の不調

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 サンダルを履く季節になると気になるのが、かかとの角質。ガサガサしていたり、ひび割れていたりすると、サンダルを履くのを躊躇してしまいますよね。

 そんなガサガサかかとは、角質のケアが足りないことが原因ですが、そのほかに、体の不調を表すサインかもしれないんです。「Confianza せき鍼灸院」を主宰する、セラピストの市野さおりさんに話を聞きました。

◆リフレクソロジーでかかとが意味すること

 リフレクソロジー(反射学)では、かかとは骨盤腔内の反射区(各器官や内臓につながる末梢神経の集中個所)と考えられているそう。

「角質がたまって皮膚が硬化したり、色が悪かったり冷たかったり、水虫や皮むけなどでかかとが乱れた状態になっていると、生理不順や生理痛の悪化の他、不妊、子宮や卵巣の腫瘍、便秘、内臓脂肪過多、術後や産後の腸間膜などの癒着が予想されます」(市野さん、以下同じ)

 実際に市野さんの鍼灸院を訪れた女性で、かかとがガサガサだったりひび割れしたりしている人は、子宮内膜症を抱えている人が多いのだとか。それに次いで多いのが、内臓脂肪過多、冷え、便秘、むくみで悩んでいる人なのだそう。また、かかとの内側だけが硬いのは、生理痛、生理不順、不妊などに悩む女性に多く見られる特徴とのこと。

◆ガサガサ&コチコチかかとのケア方法

 かかとがガサガサで硬くなっていたら、どのようにケアしたらよいのでしょうか。硬い角質ができたかかとを放置することは、絶対にやってはいけないと市野さんは指摘します。今はきれいなかかとの人も、予防策としてぜひ参考にしてみてください。

 市野さんがおすすめするかかとケアは次の5つ。

◆1. 足浴

 足の冷えは角質やガサガサかかとにとって大敵。

「夏は入浴をシャワーだけで済ます方が多いですが、お風呂場でバケツを用意してできる、足浴がおすすめ。髪や体を洗いながら、足はお湯をはったバケツの中に入れておけば、足浴もラクラクできます」

 入浴剤やハーブ、お茶、塩などを加えて、相乗効果を狙うとさらに良いでしょう。

◆2. 足指&ふくらはぎセルフマッサージ

 かかとは他のパーツに比べて硬い部分なので、あぐらになって足裏を押すより、正座を崩した“女の子座り”の状態でかかとを押す方が力が入れやすく、かかともほぐれやすいそうです。その際、足裏だけでなく、足のかかと側の側面部分もほぐしてください。

 また市野さん曰く、「爪先から血液を心臓に戻すのに、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を担います。ふくらはぎが衰えると血のめぐりが悪くなりかかとも乱れます」。そのため、足指とふくらはぎのマッサージを重点的に行うのも良いそう。

◆3. 尿素配合のクリーム

 角質をやわらかくするには、尿素が20%程度配合されたもクリームでケアすると角質がやわらかくなるそうです。一番やってはいけないのは、やすりでかかとをケアした後、そのまま放置すること。

「やすりをかけてもいいのですが、その後は石鹸できれいに洗い、入浴や足浴後にオイルやクリーム、乳液などで保湿ケアを行わないと、翌日にはもっと頑固な角質ができてしまい、逆効果です」

◆4. ウォーキング

 かかとケアに意外なのが、ウォーキング。歩く習慣がなかったり、運動不足だったりすることは、かかとの硬化につながるそうです。

「足裏の筋肉をしっかり使って歩くことが、足裏全体の柔軟性を取り戻すことにつながるんです。マッサージやクリームでのケアも行いながら、たくさん歩くようにすることもぜひ取り入れていただきたい習慣です」

 歩く際は、かかとから着地して、爪先から抜けるようにしてみて。

◆5. 腹巻

 足の反射区はお腹や腰。そのため、夏であっても腹巻をするなど、腰やお腹周辺を冷えないようにすることも、かかとのケアにつながります。

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 足を冷やしたり、運動不足が続いたり、かかとが擦り減った靴をはき続けたりするのは、かかとにとってNGな生活習慣だそうです。また、足の指が地面につかない“浮き指”で歩いている人もかかとの乱れにつながるとのこと。

 かかとが硬いままケアを怠っていると、女子力が低いと周囲や男性陣に思われるかもしれませんし、何より体の不調を抱えているのかもしれません。あなたのかかとはどんな状態か、改めて触ってチェックしてみてはいかがでしょうか?

<TEXT/佐藤まきこ>

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