なぜ結婚しない?あるジャニーズ系モテ男(33歳)の理由に愕然

なぜ結婚しない?あるジャニーズ系モテ男(33歳)の理由に愕然

Sさん



【結婚しない男子たち Case1:ジャニーズ系モテ男】

 現在、男性の生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合)は2割以上になります。その中には結婚したくてもできない――ではなく、結婚しない、したくない、だから独身でいるという男性も。

 たしかに、「結婚のメリットは?」「デメリットは?」などと討論すればメリットが上回るとも思えないし、仕事があり、お金があり、趣味があり、その上、ちょっとモテる男性となると、結婚は足かせにしかならないかもしれません。

 では実際、結婚しない男性はどんな考えからその選択肢を選んだのか。実際に結婚しない、したくない男性に話を聞いてみました。

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 今回、お話を聞いたのは都内に住む今年33歳になるSさん。人懐っこい笑顔が印象的でどちらかと言うとジャニーズ系の顔立ちです。Sさんの本業はウェブディレクター。一方、本業とは別にバンドでの演奏など音楽関係の仕事もしていて、休日はほとんどそれで埋まってしまうそう。

 そんな彼が結婚しない理由とは?

「自分を必要としてくれているところで働くのが楽しいから、今はあんまり考えてないかな。ウェブの仕事も音楽も楽しいし。もし結婚することになったら、無理してでも堅いところで働いていたいのか疑問。自分の父親は普通に会社で働いていた人だから、男は“家族を養う人”というイメージがある。おやじは何が楽しかったんだろう。

 ちょっと酒を飲みすぎてみたり、ハプニングバーでバーテンダーとしてみたり、音楽してみたり……これまでの自分を振り返ると、常に違う場所で何かを探している感じで、それはこれからも変わらない気がする」

◆誠実に付き合いたいから彼女は作らない

 彼女はもう5〜6年おらず、28歳のときからずっとフリーなのだそう。

「28歳のときまで付き合っていたのは音楽やってるコで、2個上。2〜3年続いたころに『結婚』『子ども』って向こうが言うようになってきたんだけど、こちらとしては『まだ違うんだよな』って別れてしまって。彼女の年齢的にも、引き留めるわけにもいかなかったし。彼女がいなくても、そこそこ遊べてしまうからいいかな、と」

 実際のところ、見た目もいいし、結構モテるとのこと。遊ぶ女の子にも困っていなさそうです。

「いろんな女の子と遊ぶって言っても、こう、はべらせたりとかじゃないよ? 飲みに行く友だち、映画観に行ったりとかデート寄りの友だちとか。

 例えば、『この映画だったらこのコと観たら楽しいだろうなあ』『でも、美術館に行ったら退屈だろうなあ』とか、それぞれ専門分野があるじゃない? 相手が固定されるといろんな遊びができなくなるのが嫌。

 恋人は不安にさせるようなことはしたくないんだよね。だから、彼女ができると、今はちょっと退屈に感じるだろうなあ、って思ったりして」

◆冬は4人のソフレを転々。“1人だけ”は不自然

 ひとりでも平気なタイプかと思いきや、実はとっても寂しがり屋だといいます。

「特に冬は寒いからね。だからいろんな人と一緒に寝てる。添い寝してくれる女の子が4人ぐらいいて、冬はそこを転々としてるの。誰とも予定が合わないときは『なんで4人もいるのに誰とも予定が合わないんだー!』と思って寂しく帰るときもあったなあ」

 女性からすると、ときどき自分の家に泊まりに来て一夜を共にすれば、「自分は特別かも」などと思いそうなもの。さすがにソフレ(添い寝フレンド)は他にも何人かいて、などとは言わないようですが……。

「君以外にもソフレがいる、なんて言ったらさすがに鬼畜でしょ……。でも正直、世の中にはたくさんの人がいるんだから、1人だけ見てるっていうのは不自然な気がする」

◆女性の本性が垣間見えると引く

 女性のほうから好きだと迫られることもやはりあるようです。でも、そのコと付き合っている姿を想像できず、断ってしまうのだとか。また、彼女を作らないのには、年を重ねて女性の見方も変わってきたのもあるのかもしれない、とSさん。

「ちょっとした仕草でそのコの裏、というか本性が垣間見えると引いちゃう。極端だけど、街ですれ違いざまに誰かにカバンを当てられたときに、その瞬間に攻撃的な反応をする人とかいるじゃない? そういうのってその人の本性なのかな? って。

 ある一点ではすごくいいなあと思うけど、ずっと一緒にいるってなると二の足を踏んじゃうコのほうが多い。例えば、一方ではしっかりしてるんだけど、一方では女子的な部分も強くて、口では『他の女のコと遊ぶのもいいと思うよ』って言いながら、嫉妬したりする。

 そういう女性の二面性を自分は刺激する男だと思う。どんな素敵な女性でも、近づきすぎるといい関係が保てないんじゃないかなあ」

 ひょうひょうとしているように見えるSさんですが、結婚に焦るときもたまにあるようです。

「一緒に音楽をやっていた仲間の3人のうち2人がいきなり年末年始に結婚したんで、『わ、どうしよう』ってなった。『みんなが持ってるおもちゃ、俺だけ持ってない』みたいな」

◆好きな人はいっぱいいる。でも、結婚したい人はいない

 タイミングと互いが思い描く結婚のイメージが合えば結婚もなくはない、というSさん。でも、そんな相手と出会わないのだそう。また彼自身、33歳ということもあって、相手となる女性も付き合うとなれば結婚を前提として考えがちです。

「付き合った先で必ず結婚、っていうことじゃなければ、結婚願望のある女性とでも付き合えると思う。合わなければまあ、別れたらいいんじゃないかな、って。結婚をゴールにしてる人が多いけど、君たちはそこを目標に定めてしまったら、その後どうするんだろう? って思う。

 まあ同年代の女性が男に求める条件が厳しくなってるから、そこを緩めてもらえないと自分は付き合いづらいだろうな」

 そんなSさんが一緒にいたいと思うのは、「2人で公園でボーッと木を眺めていられるような人、沈黙していても大丈夫な人」とのことですが、よくよく話を聞いていると、これと言って特別な条件がある、というわけではなさそうです。

「本当にみんなのことが好きなの。周りにいる男女問わず、好きな人、尊敬できる人はたくさんいる。自分の好きなことを突き詰められる人にはすごく興味があるし、もっと話したいってなる。そう考えると、好きな人ばっかりだな。でも、そこからもう一歩踏み入って、結婚、っていうのはない。あー。こうして話してるとどんどん彼女ができなさそうだなあ、って自分でも思ってきた……」

 正直なところ、熱烈に誰かを好きになったことはないというSさん。彼がもしなりふり構わない恋をしたとき、その価値観に変化は訪れるのでしょうか。

<TEXT/ふくだりょうこ>

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