デートで割り勘なんてヒドい…と思う私は変ですか?

デートで割り勘なんてヒドい…と思う私は変ですか?

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 こんにちは、yuzuka(ユズカ)です。

 風俗嬢×精神科・美容外科の元看護師の経験をもとに、お悩み相談にお答えするこの連載。第15回は、こんな相談です。

◆Q. おごってもらうのが当然と思っている私……変ですか?

相談者:亜美 さん(仮名)21歳

「実は最近、好きな人ができました。自分で言うのもおかしな話ですが、私は今までモテてきた方で、男性に困ったことがありませんでした。遊ぶ約束をすれば、何にも言わなくても有名なレストランを予約してくれたり、素敵なプランを組んでくれて当然。素敵なサプライズをしかけられることもしばしばあり、もちろん、そういったデート代は全て、相手持ちでした。

 ところが、最近好きになった彼は、私と同じ大学生。デートに誘われてついて行くと、そこはチェーンの居酒屋で、そのうえ、“割り勘にしよう”と言われました。男性に払ってもらうことが当たり前だと思っていた私は驚きとショックで、不機嫌に……。

 彼とのムードも険悪になってしまい、デートは大失敗でした。

 女性をデートに誘ったのなら、それくらいの誠意を見せて当然だと思う私は、おかしいのでしょうか…」

◆A. お金の大きさ=愛情の大きさではない

yuzukaさんの回答

「おごってもらって当然」という考え方の女性って、想像以上に多く見かけますよね。少し辛口ですが、アドバイスしていこうと思います。

 まずは勘違いしてほしくないのが、この部分です。「たくさんのお金をかけてくれる」=「たくさんの愛情を注いでくれている」わけではありません。

 そもそも「お金」は、人によって価値が異なります。毎月100万円を稼ぐ人と、時給800円で休みの日にバイトをする大学生。同じ「5万円のディナー」をプレゼントされるとしても、重みがちがいますよね?

 今まで亜美さんがお付き合いしてきた年上男性には、それだけ余裕があったのでしょうし、お金の力を使っての女性の口説き方もわきまえていたのでしょう。もちろん、それも魅力のひとつです。でも、亜美さんが好きになった彼とその年上男性達を比較して幻滅するのは、あまりにも可哀想です。

◆その日の会話や表情から、愛情は感じられなかった?

 学生と社会人という立場の違いひとつとっても、状況も、経験値も違います。意中の彼にとって、そのデートが精一杯の愛情表現だったのかもしれません。場所やお金の問題ばかりに意識を向けてしまってしまっているようですが、その日の会話や、彼との表情から、貴女への愛は感じられましたか?

 割り勘やチェーン店でのデートがどうしても許せないのなら、同じ価値観の人と恋をしましょう。亜美さんと意中の彼がうまくいかないのは、「お金」の問題ではなく、「価値観の違い」の問題なのです。

◆お金を使われることで、承認欲求を満たすのは危険

 もうひとつ、忠告しておきたいことがあります。亜美さんを含め、おごってもらうことで「愛」をはかる女性は、お金をどれだけ注ぎ込まれるかで、自分の価値を見出そうとします。

 有名なレストランに連れていってもらえた。高価なブランド物のプレゼントを買ってもらえた…。だから私は価値のある女だ、価値がないと、男性には貢いでもらえないのだから…。という考えが、根付いているのです。

 でも、本当にそうでしょうか? たしかに、お金を注ぎ込むくらいですから、相手が貴女に「愛情」を感じているのは事実でしょう。しかし、何度も言うように、お金を使うからといって貴女への愛が本物だとは限らないし、反対に、お金がなくたって、お金で表現しなくたって、貴女を本当に愛し、守ってくれる人はいます。

 お金を使ったキラキラとした演出に目がくらみ、その人の本質である言葉や表情から愛を汲み取ることを、忘れていませんか?

 居酒屋でだって、公園でだって。目を見て会話することで、愛を感じあうことはできます。第一段階で「お金」をかけてくれるかというチェック通してしまうと、「本当の愛」を見逃してしまうかもしれません。

 一度、「おごってもらうこと」についてにばかり考えるのをやめ、「彼は私を愛してくれているのか」そして、「私は彼を愛しているのか」という問いと、しっかり見つめあってみてください。

 恋愛で幸せになるためには「思い合う」ことが大切。お金なんて、二の次です。

―yuzukaの恋愛相談―

【yuzuka】

20代の現役風俗嬢。精神科や美容外科の元看護師。ツイッターや「note」での冷静な人物評や恋愛アドバイスには定評がある。ツイッターアカウントは@yuzuka_tecpizza

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