セックスレスの一因にも?大事な部分の洗い方、保湿のしかた

セックスレスの一因にも?大事な部分の洗い方、保湿のしかた

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 いきなりですが、“膣ケア”、してますか?

 していない、という人が大半だと思います。ところが書籍『潤うからだ』(森田敦子著/ワニブックス)によると、「膣の皮膚には角質層がなく、顔の皮膚よりもずっと薄い」。

……となると、スキンケアより、ボディケアより、真っ先にケアすべきは膣かも?

 著者の森田敦子さんは、フランス国立パリ13大学で植物薬理学を修めた植物療法士(フィトテラピスト)。

 膣ケアをしないと、どうなるか? 思わずギョッとする膣まわりの話をピックアップしてみました(「」内は同書より)。

◆膣のたるみは、頬のたるみと同じ

 お湯で流すだけで済ませたり、逆にからだ用のボディソープでゴシゴシ洗ったり。お風呂から出たときも、タオルでパパッと拭いて、そのままササッと下着をはいて終了――。こうしたケアをしていると、どうなるか?

「膣の粘膜は薄くなり、大陰唇は広がってたるみ、そのまわりの皮膚は硬くなり、シワシワになってしまうことになるでしょう」

 こ、こわい! 自分では分かりにくいですが、ダーリンは内心「シワシワだよなあ」と思っているかもしれませんヨ……。

 膣はもともと、加齢ととも乾燥しやすく、硬くなり、膣壁も薄くなるといった傾向にあるそうです。きちんとケアしなければ、そうした状態が加速して、粘液も出にくくなり、ますます乾燥が進むことに。

「粘液が出ないほどに乾燥すれば、血行も悪くなり、さらに硬くなって、膣がぎゅっとしぼんだ状態に! そして指が1本も入らないほどに膣が萎縮することになってしまうのです。」

 ゆ、指が1本も!? そうなると当然、起こる問題がコチラ。

「萎縮した膣では、セックスのときに濡れることは難しいですし、膣液も分泌されにくくなります。すると(中略)セックスをしても粘液が出ない、粘液が出ないと痛みを感じるようになり、セックスをすることが怖くなる。そして怖いからセックスをしたいとは思わなくなり、性的にも興奮しない」

 ガーン! セックスレス、まっしぐら?

◆専用のソープで手洗い、ローションで保湿を

 同書では、正しい膣ケアを「洗浄」「保湿」「オイルマッサージ」「トレーニング」の4つに分けて紹介しています。デリケートゾーン専用の刺激の少ないソープで、手で洗い(必ず手で洗いましょう!)、顔に化粧水や乳液を塗るように、ローションやクリームでたっぷり保湿。さらに、膣のオイルマッサージをすることで、血行が良くなり、やわらなくなって、萎縮改善にも効果があるとか。

 保湿アイテムを選ぶ際に、著者がオススメするのは「ナチュラルでオーガニックなもの」。ネットで安価な製品も購入できますが、文字通り“デリケート”なゾーンであるからこそ、顔よりもボディよりも、より安全なものを選びたいですね。

 フランスなどでは、「膣まわりはその人のアイデンティティを表す」というほど、そこは重要視されているそうです。日本人からすると驚きの発想ですが、それだけ膣まわりは大事にすべき場所ということ。まずは丁寧に洗って、保湿する。その一歩から始めてみたいと思いました。

<TEXT/尾崎ムギ子>

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